今年もご正忌報恩講に出勤してまいりました。
昨年は総御堂となって始めての報恩講ということで、左余間の仮御影堂での法要に様々な意見や批判が聞かれました。
さて、今年はというと、報恩講期間中だけは親鸞聖人のご真影を総御堂の中央にご安置しての法要となりました。
昨年の「ねじれた」ような法要と比べると、スッキリとした形の法要となっていました。しかし、本堂である阿弥陀堂のご本尊を移動させて、ご本尊を横目に見ての法要は何か腑に落ちない感じがしました。
阿弥陀堂の余間に仮御影堂を作ってまで、両堂態勢を維持しなければいけないのでしょうか。全国にいくつもある別院や一般寺院では本堂のみで様々な法要が執り行われているのですから、御影堂が使えない今、もう少し方法があるのではないでしょうか。
本願寺の成り立ちを考えれば、御影堂主体になるのも分かりますが・・。
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Zen (2001.01.19) |
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