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 発刊!『目覚めから行動へ』 ー東京教区寺族女性専門委員会の歩みー


発刊! 『目覚めから行動へ』
ー東京教区寺族女性専門委員会の歩みー

 この度、東京教区基幹運動推進委員会より、東京教区寺族女性専門委員会(以下委員会)が編集した冊子、『目覚めから行動へ』ー東京教区寺族女性委員会の歩みーが発刊されました。 
この委員会は、全教区に先駆け1994年度に「基幹運動推進上での坊守・寺族女性のあり方、並びに女性一般の研究と啓発」の役割を担って発足致しました。
 この冊子は、3期7年の委員会の活動記録であり、東京教区の寺族女性の男女共同参画への思いと実践の記録でもあります。そして私たち一人ひとりの自己啓発の記録と言えるものです。
 名称の「寺族女性」は、寺院所属の女性を包括的に表すために設定されたもので、坊守、住職、衆徒、寺族を含むます。そこで、この委員会を「寺族女性専門委員会」と称することになったのです。
 この冊子の発刊にあたり、次のように書かれています。
この冊子に役割があるとしたら、

 第1に
「寺に生きる女性として、理解やよろこび、確信、決断など、そしてそれと同じだけの疑問や悩み、ためらい、とまどいなどがあふれています。それをしっかり言葉にして表明し、確認していくこと」、
 第2に
「宗門の変革のためにはまず私たち自らが自らを問い、変わっていかなくてはなりませんが、少なくとも私たちの<目覚め><自覚><自立>そして<行動>への指標はここに示されました。社会の流れの中で、男女共同参画への提言も基幹運動本部よって提示されようとしています。全国の各教区でもそれぞれに男女共同参画への動きが見られるようになりました。このような時、わが東京教区での女性たちの動きを振り返り、検証する一助とする」
 第3に「思いを同じくする人々とともに、討議の資料として活用される」ことではないかと。
 そして、「委員の全員が、そして教区の、さらには全教区の女性真宗者たちが、それぞれに女性の視点から問題を提起し、それぞれの問題を掘り下げていくことのできる宗門であることを待望して」と刊行の願いが示されています。 
A版 全51ページ
 目次 はじめに
寺族女性専門委員会リポート
全坊守寺族女性研修会に参加して
僧侶研修会に参加して
運動を進める中で
資料 @寺族女性専門委員会の取り組み
A夏期僧侶研修会発表
B建議
C基幹運動
D全坊研事前アンケート
E僧研アンケート
編集後記

 この冊子はすでに、東京教区内はもとより、全国各教務所にも発送(各3冊)されています。 是非、お手に取ってご覧下さい。 



菅原 和美 (2001.6.16) 

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