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 元輪番を背任罪で告訴


元輪番を背任罪で告訴


 8月22日、臨時宗会が招集され、北山別院問題について審議し、「総局が告訴並びに監正局へ追加申告することを要求する決議案」を全会一致で採択し、武野総長は告訴を決断しました。当臨宗は、62人の議員の招集要請に基づいて開催されたものです。

 それを受け本願寺派は、24日には、北山別院が告訴人となり元輪番を背任罪で刑事告訴しました。

 北山問題に関して、大揺れに揺れ、長期にわたり空虚な時間を費やしてきた宗門は、解決に向けてやっと実質的な一歩を踏み出しました。

 次は、総局が北山問題の関係者を監正局に追加申告をするか、また、再発防止に向けてどのような対策を講ずるのかを注目していきたいと思います。宗門の自浄作用はその真価を問われる時を迎えています。

 元輪番は犯行を認めていませんので裁判は長期化すると思われます。これからは裁判中であることを理由に宗門内の処理や対策が遅れることがないように総局および宗会そして監正局が適切な処置を講ずることを期待します。

無憂樹 2001.09.01 

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