都市開教NEWS NO.22 '98.06
発行者 JUNKYO"非常勤"SHIRAKAWA
  NEWS

◆6月17日付で教務所長(都市開教本部事務室長)がまた代わりました。新しい教務所長は、本山聞法会館の課長だった長屋善洋氏(42歳=福井教区阪南組本照寺住職)。長屋氏は伝道部で都市開教担当として長く勤務し東京の都市開教事情にも詳しい。また、視聴覚関係にも詳しく今回の法要体勢の中では「視聴覚情報総合的運営管理業務」に従事していた。伝道部時代の経験とノウハウで積極的に都市開教を進めていただきたい。
◆一方、前任の池谷氏は熊本教区教務所長熊本別院輪番として転勤。
◆6月19日(金)、本年度第1回目の都市開教本部員会議が開催され、新教務所長、長屋善洋氏も出席した。会議では平成9年度の事業と決算の報告と平成10年度の事業計画と予算が審議され原案通り承認された。
◆事業計画はほぼ前年度踏襲で、布教所対象の税対策研修会、包括手続き研修会、専従員連絡協議会の開催。開教拠点は1〜2箇所の開設を目標。ラジオ放送、テレホン法話の継続実施、小冊子の発行。公開講演会、常例法座への助成などなどである。
◆主な意見では、「本部の未包括寺院への対応が不明確。どのように対応するのか一向に何の改善も無い」。未包括寺院、法務員の話題で「法務員が独立して勝手な事をする。無軌道な僧侶が生まれている。法務員のいる寺院、布教所では法務員に対して適正な指導を心掛けていただきたい」など。
◆本部も何年も調査中、検討中という事柄については、「結果」を出さなくてはいけない時期になっている。
◆懇親会場は伝道会館の「紫水」。
◆残務整理のため京都に帰っていた長屋教務所長は6月30日正式着任した。
◆築地本願寺の開明社なきあとどんな店が出来るのか気になっていましたがどうやら丸西宗教織物(丸西きんらん)が入るようです。開明社の時と同様図書販売もし、店員さんも同じ方を雇うようです。開店日不詳。
◆7月15、16日、前門様が築地本願寺で親鸞聖人ご命日法要をご親修された。都市開教本部の所管で勤められる「前門様東京ご駐在」の一環で勤められるもので、去年の9月以来なく久しぶりだった。



  布教所Today
◆6月22日(月)、川崎布教所(加藤専従員)は新たに購入した川崎市鷺沼の物件(3階建てビル)の引き渡しを受けた。改装はご門徒の工務店に依頼。またどういう寺院になるかという近隣住民への説明会も開かれた。
◆世田谷布教所(鈴木専従員)は発注していたご本尊が完成し6月25日(木)、本山参拝部で木仏点検を受け合格した。東京への搬送は業者に依頼。
◆7月10日(金)、久しぶりに横浜布教所(開田専従員)と磯子布教所(中戸専従員)に行く。横浜布教所では後継者の事、磯子布教所では布教所運営の事などいろいろお話しする。中戸専従員の手作りの苔と庭石の庭や植栽がきれいでした。



  Yellow Card
◆先般、ある住職からこんな手紙が教区内に出された。
◆「・・近頃私共○○寺の名前を出して、通夜葬儀等の場所へ出向き読経中にも拘わらず突然御導師の横へ立ち一緒に読経をし、お茶を飲み、ときにはお布施を頂いて帰るという者がおります。当人の名前は△△某と言います。○○寺の衆徒として登緑はされておりますが、二年程前に住職の教導に従わず、離れたままになっており、当寺としても迷惑を致しているところであります。各ご寺院のご住職様方にご迷惑をおかけしていないか心配でもあり、当寺の運営にも支障をきたしますので、文書にてご連絡申し上げたことであります。云々・・」
◆都市開教の会議で危惧されていた衆徒問題の実例だと思います。この事情に詳しい方に話を伺ったところ、法務員就職時は「良い人」だったけどある時から態度が変わったという。そもそも宗報の法務員募集できた人で、宗務所から紹介されたら断りにくいと言う構図もあるようだ。
◆布教所のなかでこの被害にあったのは世田谷布教所の鈴木専従員さん。



  GO GO 伝道車
◆5月26日(火)千葉県庁と姉崎布教所。
◆5月29日(金)逗子布教所訪問。
◆6月30日(木)輪番を迎えに羽田空港。
◆6月3日(水)川崎、世田谷布教所訪問。
◆7月1日(水)取手布教所へ。打ち合わせ。
◆7月10日(金)横浜布教所、磯子布教所訪問。中華街にも寄りました。



  From Inside
◆本部事務室は正式着任した長屋事務室長(教務所長)と早速打ち合わせを行った。長屋氏は教務所長の職務は初めてだが、都市開教、伝道関係の職務については本山伝道部賛事時代の知識と経験と実績があるため結果の出る仕事をしていきたいと意欲を燃やしている。
◆まずは都市開教職員が定期的に布教所を回っている時に同行し挨拶させていただきたいと述べ、次ぎに築地本願寺のインターネットホームページ(布教所紹介写真入)の開設を急務として開設に当たっての具体的手続きの方法なども提案いただいた。
◆また東京の都市開教本部の抱える諸問題(東京教区未包括寺院問題など)も既に認識済みで早い段階に対策がこうじられそうである。
◆特に長屋氏は「本山職員は、出張報告書という形で本山総局に現実をダイレクトに報告できる。積極的に本山職員に東京教区の都市開教の現状、諸問題を見せ、実状を総局に常に報告させなければいけない」と述べた。




以前のページに戻るには ブラウザーの (戻る)ボタン を押してください。
都市開教ニュースの
トップページへ
ご意見、ご質問、情報などはこちらへ
POSTEIOS研究会