都市開教NEWS NO.30  2000.03
発行者 JUNKYO"非常勤"SHIRAKAWA
  IN THIS ISSUE:

★蓮清典輪番(都市開教本部長)総長に就任
★「都市開教現在帳」完成。教区寺院、全国教務所、宗会議員、宗務所に配布。
★宗務機構改革案廃案の為、都市開教本部員会議で来年度事業計画 承認。
★戸田布教所、土地取得。融資はあさひ銀行戸田支店。
★湘南教会、いよいよ宗教法人へ
★基推委合同協議会で鎌倉組が都市開教に関する建議案提出。
★姉崎布教所(千葉県市原市)、千葉東布教所(千葉市緑区)堂々完成!!入居
★築地本願寺職員旅行セブ島へ
★北條専従員8月末からニューヨークとニュージャージーでコンサート。



  NEWS

●蓮輪番(都市開教本部長)が浄土真宗本願寺派総長に就任。後任はまだ。当分の間長屋教務所長が輪番、都市開教本部長、東京出張所長の事務を取り扱う。
●湘南教会(元湘南布教所、橋本主管)が1月7日県庁におもむき、宗教法人認証に向けての大詰めの話し合いに望んだ。宗教法人設立総会、公告の仕方などの指導を受け、また門信徒名簿に生年月日がないことも指摘された。予定は彼岸頃に設立総会をして、後に公告、夏頃に晴れて宗教法人「来恩寺」となる予定。

●戸田布教所(熊原専従員)が布教所用地取得。融資銀行は慈恩寺(元横浜緑布教所)、横浜泉布教所、世田谷布教所などで実績のあるA銀行。
●姉崎布教所(小林専従員)と千葉東布教所(塚田専従員)の本堂庫裡が両方とも続いて完成し入居を終えた。千葉東布教所は新本堂庫裡が道路の向かいなので手作業で引っ越し。あとは細部の内装仕上げとお仏具が揃うのを待つだけとなった。とりあえずおめでとうございます。
●埼玉組福浄寺、元春日部布教所の日野宗康住職のご子息宗啓氏が2月5日築地本願寺で結婚式を挙げた。お相手は倫子さん。日野住職曰く「彼女といると楽しくてしょうがない」。これで布教所二世の結婚が座間の草川さん、相模原の北條兄弟に続いて4人目(maybe)。開教寺院に着実に後継が育っている。
●2月2〜3日の臨時宗会で機構改革案が決議できず、4月からの宗務機構改革が廃案になった。誰もがこの議案は通るものと思っていたが、基幹運動をめぐって議事が紛糾し、それに時間を費やしたため審議出来なかった。この事態をある方は「宗会全日程を総会屋に乗っ取られたようなもの」と表現した。
●これによって4月に築地本願寺に本山の出先機関が設置され、そこで都市開教対策本部の業務が行われる予定がなくなった。来年度は現体制のまま新年度に入る。
●ブロック別専従員連絡協議会が開催された。まず、2月17日、千葉ブロックが称名寺(長井住職、元八千代布教所)にて。2月23日に埼玉ブロックが桶川布教所(藤尾専従員)にて、2月29日に神奈川ブロックが湘南教会(橋本主管、元湘南布教所)で開催された。
●2月17日〜18日、熱海で開かれた基推委合同協議会で鎌倉組相談員になっている湘南教会橋本主管が「教会・布教所の主管・専従員の所属変更と布教所の宗派への包括について」という都市開教に関する建議案を提出し常任委員会で取り上げることになった。

●建議案は以下の通り「教会の主管と都市開教本部の布教所専従員は所属寺が教化活動の現場と違うため、教区・組における立場が微妙である。特に布教所は宗派に未包括だが宗派の進める都市開教対策の拠点でもあるといった矛盾を含んでいる。
 先般、教務所並びに東京教区災害対策委員会発行の東京教区僧侶名簿にも、専従員の名はなく、布教所の所在地すら出ていない。災害時、布教所の専従員・家族・門信徒は見捨てられる存在なのか。
 これらの問題は、布教所を非法人教会のように宗派に包括し、教会の主幹・布教所の専従員の所属寺を教化活動の現場に移せば対応できる問題である。また非法人教会との呼び名は世間の法を先とし、宗派の包括を後とするような考え方があるような気がしてならない。宗教法人とて知事が認めなくても、浄土真願寺派の○○寺として宗派がまず認めるのが本当ではないか。」(要旨抜粋)
というもの。協議の時間でも都市開教に関する話題に時間を使い、参加役職者に都市開教活動の現状をアピールした。



  布教所Today

●久喜布教所の常例に出向(写真上)。そこでの話題2つ。
●西専従員が来年度より小学校のPTA会長に就任。規約上任期なし。まずは規約に任期を明記する規約改正を初仕事にした方がいいかもしれない。
●先般私の寺で買った七条袈裟に針が入っていたのを報告しましたが、久喜布教所(西専従員)で買った五条袈裟にも針が入っていた。早速購入先に連絡したところ地元名産の「八海山」をお詫びに送ってきたそうです。
●北条専従員(相模原布教所)音楽活動の今後の予定。6月23日、大阪トリイホールで縁絆コンサート、8月30日、ニューヨークで縁絆コンサート、9月3日、ニュージャージーでコンサート、10月に築地本願寺で縁絆コンサート。また、以前カセットで発表された「眞信讃歌」のCD化が秋に完成する。
●吉川元教務所長の長男孝介氏(和田堀勤務)が2月20日、公益社築地店勤務の美津子さんと結婚。披露宴には谷山専従員(逗子)、熊原専従員(戸田)、長谷山元事務室次長が出席。
熊原専従員は披露宴途中にお通夜へ、谷山専従員は終わってすぐ北海道へ。みんな忙しそう。



 From Inside

●人事異動(12月20日付)。和田堀廟所の藤原主幹が伝道学事部に、伝道学事部の千葉さんが慈光院に、伝道学事部干河岸誓子さんが秘書室に、慈光院の末田正子さんが伝道学事部へそれぞれ移動になりました。紙面の都合上伝学、都市開教を中心に記しました。
●築地本願寺職員旅行が1月17日〜21日と24日〜28日の2班に分かれて実施された。行った先はフィリピンのマニラ経由のセブ島。

●3月7日、都市開教本部員会議開催。例の宗会の関係で現状の都市開教本部がなくなる予定だったのが急に存続することになりあわてて来年度計画を立案した。別院と教区からの助成金が減額され745万円の減額予算が決まった。
●「都市開教現在帳」が本部によって作られた。名前の通り都市開教の現況が記されたもの。都市開教の関係法規や人口動態等の統計、布教所の活動状況、沿革等が、写真入りで紹介されている。教区寺院、全国教務所、宗会議員、本山関係部署等に配られる予定。



 From Outside

●「千葉はまだいける」と千葉市にはまだ布教所が必要なことを千葉市大願寺副住職が語った。勝手にやるから怒るんで、きちんと段取りよく話を進めれば別に反対することもないと話してくれた。千葉市に布教所設置を進めましょう。
●元築地別院輪番、都市開教対策本部本部長、日谷周暎氏が2月22日亡くなった。22日は宗務関係者、教区内法中どこへ行ってもこの話題だった。配信の速さに驚かされた。



  GO GO 伝道車

●1月11日(火)、和田堀廟所のBS杉並第2団のスキー訓練下見のため上越まで日帰り。
●12月28日(火)埼玉組専従員寺族旅行で伊香保温泉まで。
●2月24日(木)、相模原布教所、大和布教所を訪問。



  クリック

●蓮前輪番作詞の「長州黒大豆音頭」のカセットテープが中ブロック寺族女性連盟研修会で配られた。まさか前輪番が歌っているのではないかと危惧したが、唄、音花家小雪、作曲、河内家菊石丸ということで安堵した。内容は1番から5番まである黒大豆のPR音頭。演奏時間は3分50秒。裏面は当然の如くカラオケになっている。




  From Inside

●会議。12月22日(水)専従員研修会・連絡会議。2月中にブロック別専従員会議(予定、神奈川2/1、千葉2/17、埼玉2/23)。2月29日、本部員会議、振興金庫会議。
●先に刊行された都市開教小冊子「正信偈に学ぶ」第一集(山崎龍明師)に続き、その第二集が現在校正中。近々発行予定。
●都市開教本部がなくなる(?)。本山の宗務機構改革案で 現行の都市開教本部が東京出張所の中に組み入れられそう。職員も本山から複数人専任で配置され、現在の伝道学事部兼任の職員はいなくなる。しかしこれは、彼岸あけに臨宗が開かれ機構改革案が通ればのこと。
●都市開教本部職員朝戸臣道氏が12月19日(日)築地本願寺で結婚式を挙げる。お相手は城石留美さん。2人の縁結びは築地本願寺新報。


  From Outside

●教区内住職から。ご門徒さんのお葬儀で葬儀社の方が来ていたので浄土真宗のお寺さんは○○寺さんですかと葬儀社の近くのお寺を言ったら、全く違う遠くの布教所さんとおつきあいしていると言われたそうです。その住職は「ご門徒さんとのご縁は何処で結ぼうと構わないが遠く離れた葬儀社と縁を結ぶのはどうかと思う」と言われた。
●築地本願寺報恩講反省会で「築地本願寺の三法要の時、布教所の団参がよく来ていた。報恩講の11日の参詣が少ないから布教所団参の日にしたらどうか」なんて意見が出てた。


  今月の×
君津の石上さん、所沢の成田さんより寄付金をいただきました。有り難うございます。

都内の御法中と台湾大地震のお見舞いに台中光明寺と仁愛病院(本願寺新報にも載っていた台中の大病院)に行ってきました。その病院の院長は日本からの支援が一番早かったと言っていました。阪神の教訓が生きたのでしょうか。

写真えとき



▲1995年落慶の来恩寺本堂




▲久喜布教所




▲相模原布教所のエントランス




▲披露宴での谷山専従員と長谷山元副輪番




▲セブ島です(イメージ)。


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