プロスタサイクリン治療の副作用との闘い

制作者の副作用レポート

プロスタサイクリン治療を受けることによって、体調は大幅に改善しましたが、それと引き替えに、副作用を背負うことになりました。

副作用はこのホームページのFAQコーナーでも紹介していますが、食事時の顎の痛み、頭痛、歩行時の足の痛み、イライラ感、下痢などがあります。

ぼくの場合、副作用は頭痛以外は全て当てはまります(^^;) 大抵の副作用は我慢できる範囲なのですが・・・まぁ、一つずつ説明していきます。

食事のときの顎の痛みの感覚は、患者さん本人でしか分かりません。いままで経験したことがない、未知の痛みです。

顎の痛さを文章で表現するのは難しいのですが、食事時の顎の痛みというのは、食事を開始し、パンやご飯など、2、3口食べたときに発生するのですが、痛さの感覚としては、ぼくの感覚ですが、アイスクリームなど冷たいものをを一気に頬張ったときに、冷たさで顎や歯などに凍みるような感覚の痛さが走りますが、その感覚に似ています。しかし、しばらくの間、噛み続けると、自然と痛みは治まります。

頭痛ですが、ぼくの場合、ほとんどありません。治療を開始した時に、二日ほど偏頭痛がしたことがあるのですが、いまでは全く頭痛はありません。だから、あまりレポートが書けません(笑)

歩行時の痛みですが、これは長時間(といっても知れてるが)連続で歩き続けたり、起立し続けた場合、足の裏がだんだんと痛くなってきます(血が溜まるような感じで鬱血してくる)ぼくは、プロスタサイクリン治療を受けてから、積極的に歩いて外出するようになりましたが、以前は息切れがして、歩くのが困難になっていたのですが、今度は足の裏が痛くなってきて、歩けなくなります。この場合しばらく休憩して、足を休めると痛さは引いてきます。

イライラ感ですが、ぼくは元々短気な性格だったので、分かりません(笑)いまぼくは会社勤めしてますが、上司にあれこれ言われる度にイライラしています。これは元来の性格のものであるか、はてまた副作用のものであるかは謎です(笑)

最後に下痢ですが、ぼくの場合、この下痢がメチャメチャ酷い。ハンパじゃありません。はっきり言って生活に支障を来すほど酷い副作用なのです。胃腸が弱いのか、物心ついたときからぼくは、下痢しやすい体質で、プロスタサイクリン治療を受ける前から、下痢では苦しい思いを沢山してました。例えばビールと焼き肉の組み合わせ(うまいんだな、これが)をすると、翌日は必ず下痢してましたし、風邪などを引くと、症状はまず下痢から始まります。

プロスタサイクリン治療を受けてからは、ますます下痢をする傾向が強まり、今や下痢止めの薬は手放せません。3種類の下痢止め(ビュオヘルミンとロペミンカプセルと、フェロベリンAという、薬に知識がある人がみれば、メチャ強力な下痢止め)を組み合わせて飲んでいるのですが、それでも下痢の症状はあまり改善されません。お肉など、しつこいモノをバカスカ食べると、翌日は下痢しますし、ビールなんかを飲むと、飲み終わった直後にお腹がゴロッときますので、今では飲むのを控えてます。もっと酷いときは、ヤクルトを飲んだだけで、ゴロッと来ます(笑)

また、この下痢は前触れ無く、突然とやってきます。前にも書きましたが、ぼくは歩いて外出する機会が増えたのですが、街中を歩いているときにゴロッときたときは、もぅ大変(笑)すぐにトイレに駆け込まないといけないのですが、トイレなんかやたらとあるモンではありません。また、仮にあったとしてもトイレの場所が遠いときなどは、走ることが出来ませんので、本当に死ぬ思いです。

電車に乗るときは、特急電車など、なかなか駅に停車しないときは「頼むからお腹が痛くならないように」と祈るような気持ちで乗るときもありますし、車に乗るときは、渋滞に巻き込まれてるときにゴロッと来たらこれまた困るので、同じく祈るような気持ちで乗るときもあります。

全く下痢しない、調子のいい日もあります。休日などはあまり下痢しません。
平日など、会社に行ってるときは下痢が激しいので、ストレスからもあるんでしょうねぇ・・・。

まぁ、いままで沢山の人が治療を受けましたが、ここまで症状が酷いのは、特別みたいで、ぼくだけみたいです(笑)だから、あんまり心配しないでくださいね。

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