プロスタサイクリントラブル集

PPHに絶大な効果があるプロスタサイクリン治療ですが、携帯ポンプにて持続点滴するという治療はトラブルがあるのも事実です。このコーナーでは、実際にプロスタサイクリン治療を受けてる人が経験したトラブルを集めてみました。事例を参考にして、トラブルを回避して下さい。

 


  1. 性別
  2. トラブル年月日
  3. トラブルの内容
  4. 原因
  5. どのように対処したか
  6. トラブルで学んだこと

  1. 性別
    • 女性
  2. トラブル年月日
    • 97年9月
  3. トラブルの内容
    • カートリッジ内の薬液が凍結した。
  4. 原因
    • 入院中、ナースステーション内にある急速冷凍庫を使い、アイスバッグを冷却したところ、冷やしすぎたため、そのアイスバッグを使用した際に、薬液が凍結した。
  5. どのように対処したか
    • すぐ、新しい薬液を制作した
  6. トラブルで学んだこと
    • 急速冷凍庫でアイスバッグを冷やさないこと。家庭用の冷蔵冷凍庫で冷やせば大丈夫。(ただし、冷凍庫の吹き出し口に注意すること!)

  1. 性別
    • 男性
  2. トラブル年月日
    • 97年11月
  3. トラブルの内容
    • CADD1ポンプの液晶画面が突然乱れ、制御不能になった。
  4. 原因
    • 原因不明
  5. どのように対処したか
    • すぐ、バックアップポンプに交換し、日本メディコと主治医の先生に連絡し、指示を仰いだ。
  6. トラブルで学んだこと
    • バックアップポンプは常に携行すべき(重たいんだけどね)

  1. 性別
    • 男性
  2. トラブル年月日
    • 97年11月
  3. トラブルの内容
    • オルステンから送られてきたバッファー(薬液のビン)の白色のキャップが飛んでいた。
  4. 原因
    • 輸送時、乱暴に取り扱ったのだと思われる。
  5. どのように対処したか
    • ゴム栓に、注射針など刺さった痕跡は無いか確認し、アルコール綿で消毒した後、使用した。
  6. トラブルで学んだこと
    • オルステンに丁寧に梱包するように頼んだ。

  1. 性別
    • 男性
  2. トラブル年月日
    • 97.11
  3. トラブルの内容
    • ヒックマンカテーテルが少し抜けた(^_^;)
  4. 原因
    • ルートなどを引っ張ったのだと思われる。(自覚症状なし)
  5. どのように対処したか
    • 主治医に連絡し、現在経過観察中。(埋め込んでから丸2年になるが、約1センチほど抜けたが、支障がないというこで、そのままにしてます)
  6. トラブルで学んだこと
    • ヒックマンカテーテルをテープなどで固定し、引っ張らないようにする。

  1. 性別
    • 女性
  2. トラブル年月日
    • 98.3
  3. トラブルの内容
    • 連続アラームが鳴り、液晶画面に説明書に掲載されていない表示がでた(表示メッセージ9EE)。
  4. 原因
    • 不明
  5. どのように対処したか
    • すぐにバックアップポンプに交換し、日本メディコへ連絡後、至急代替ポンプを送ってもらった。
  6. トラブルで学んだこと
    • 2日程前から徴候はあったので、ポンプの調子がおかしいと感じたら早めに対処するのがBEST。

  1. 性別
    • 男性
  2. トラブル年月日
    • 98.5
  3. トラブルの内容
    • ルートとフィルターの接続部に亀裂が走り、点滴が漏れだした。
  4. 原因
    • 接続部を強く締めすぎた為と思われる。しかし、ルートを交換してから3日目の事であった。
  5. どのように対処したか
    • すぐに新しいルート&フィルターを組立て、交換した。
  6. トラブルで学んだこと
    • 過去にルートを弱く締めた為、液漏れした事があり、強く締めるよう心がけていたのだが、気にするあ
      まり強く締めすぎた。適度な締め付けが望ましい。

  1. 性別
    • 男性
  2. トラブル年月日
    • 98.5
  3. トラブルの内容
    • ポンプの画面が点滅、誤作動を繰り返し、最後には警報音が止まらなくなった。
  4. 原因
    • 不明
  5. どのように対処したか
    • すぐバックアップポンプに交換し、セコム→日本メディコに連絡してもらい、代替品を送ってもらった。
  6. トラブルで学んだこと
    • 慌てず(ココ大事)、何かあったときは早めの手配をすること。

  1. 性別
    • 男性
  2. トラブル年月日
    • 98.10
  3. トラブルの内容
    • カテーテル挿入部が腫れ上がり、挿入部に激しい痛みを感じた。また、発熱があった。
  4. 原因
    • カテーテル感染(^^;)
  5. どのように対処したか
    • 国立循環器病センターに問い合わせ、すぐ病院に行き、そのまま即入院となり、約2週間抗生剤の点滴を受けその後退院した。
  6. トラブルで学んだこと
    • ちょっとした不注意で感染してしまった。プロスタサイクリン治療では感染に対しては細心の注意が肝要。また、体に少しでも違和感を感じたら、早めに病院に連絡すること(早めに連絡しておいたので、2週間の入院で済んだかも知れない・・・)

  1. 性別
    • 男性
  2. トラブル年月日
    • 99年7月
  3. トラブルの内容
    • カテーテル挿入部から膿が出て、軽い痛みがあった。
  4. 原因
    • カテーテル挿入部の感染(^^;)
  5. どのように対処したか
    • 国立循環器病センターで診察したところ、感染はしていたが、発熱などの症状が現れなかったため、抗生物質と、塗り薬を処方してもらい、とりあえず帰宅した。それから毎日、医師の処方に従い、毎日薬を飲み、患部に塗布したところ、しばらくして感染の兆候は無くなった。
  6. トラブルで学んだこと
    • 細心の注意を払い、患部を消毒していたんですが・・・。

  1. 性別
  2. トラブル年月日
  3. トラブルの内容
  4. 原因
  5. どのように対処したか
  6. トラブルで学んだこと


あなたのトラブル大募集!!

現在、プロスタサイクリン治療を行ってる方、ヒヤッとした、ハッとしたことなどがありましたら、どんな細かいことでもいいですから、連絡ください。よろしくお願いします。

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