1997年12月24日 宝塚大劇場
構成・演出 三木 章雄/音楽 吉田 優子
松本 悠里(専科)/姿月 あさと(月組)/花總 まり(雪組)/和央 ようか(雪組)/湖月 わたる(星組)/他・香港公演メンバー
クリスマスイヴ、宙組の初のお披露目とも思えるこの公演。会場に入れたのって、すごくラッキーなことだったのだなぁ。 ここ数年、出待ちもしてないので、夜の宝塚にゆっくりいることもない。クリスマスツリーが夜空に映えて、 奇麗だった。でも、この時間帯の公演で、みんな家に帰れるひとなんだろうかってちょっと疑問に思う(私だってぎりぎりだぁ。)。
クリスマスの特別公演、一幕はクリスマスの名曲で幕が開く。 クリスマスがロマンチックなものになる一つには、こんな素敵な曲があるからだと思う。 耳慣れた曲が歌い継がれていく。私の大好きな《ウインター・ワンダーランド》もあって嬉しくなる(^^)。 そして、タキちゃんのMCと《サイレントナイト》。これがまた最高でした。歌の上手いひとってもう誰もが知っている 彼女だけど、ゴスペル調っていうのかなぁ。あまり宝塚のショーの中では耳にすることのない歌声で、 ほんと聖夜って感じで教会にいるような気分だったもの。一幕の最後のずんこさんの《This is the moment》とこの2曲がこの日のショーの中で 一番印象深かった(^o^)。
そして、夏河ゆらさんと一緒に抽選会となります。
香港で姿月、花總、和央が買ってきたお土産を抽選するのだけど、結構このコーナー長かった気がする。
タキちゃんとゆらさんのりっぱなおしゃべりに対して、この3人のコメントが…。ふさちゃんの地声って、南 果歩みたいだなって
思ってたわたしです。ずんこさんのプレゼントのバックがかわいかったなぁ。素朴な疑問?
たかちゃんのカンフー着、もらった人はどうしたのだろうか…。知合はCDが当たったそう。いいなぁ。
抽選会の後は、今年の名曲集。自分達の組の主題歌を歌う、というもの。組によって人数がばらばらだけど、
かなり小人数なので、誰がどこから組替えになったのかよく分かる。でここでもゆらさん、タキちゃん司会で゛
ちょっとインタビュー??やっぱりコメントは…でもその辺がとっても微笑ましくっていいみたい^^;。
進行のおふたり大変そー。
不思議なもので、こうやって元に居た組ごとに並んでいるとすごくなじんでみえることに気づく。無意識の
うちに結構インプットされているものだ(^^)。
そして、スターさんのお歌ですねぇ。バウ初主演のわたるくんから、ずんこさんまで、ふさちゃんとずんこさんのデュエット《星空伝説》 奇麗だったなぁ。香港語もあるそうです。《This is the moment》はディナーショーで 歌うために作った曲らしく、今のずんこさんにすごく合った歌で、深みのある声で聞かせてくれた。
2幕は、香港公演の中からいくつかの場面と途中植田せんせと、松本さんを交えてのMC。
香港公演の方は、月組の「タカラヅカ・オーレ」のような印象(パレードで使っていましたね主題歌)。
悪くはないとおもうけど、ダイナミックなシーンに見慣れていると少々物足りなさを感じてしまった。
宝塚では、こんなコトしてます、こんなコトできますって説明ぽい…海外公演ってそう遊ものなのでしょか。
ロンドン公演の作品の方がよかったかなぁって…これよりももっと良いシーンがいっぱいあるとずんこさんが言っていたので、がんばって下さい。
ずんこさんと、たかちゃんの声質がすごくあっていて、声が重なるとものすごく深みが増す。
この先二人で歌うシーンが、楽しみだ。ふさちゃんを含めた3人の雰囲気も好きです(^o^)。
プログラムが売っていないと思っていたら、帰り際にクリスマスカードといっしょに頂いた。幕間の休憩には ジュースやワインを、配っていたりなんだかすごくサービスよかったな。プログラムは最初に欲しかったけどね。