1999年6月26日、27日 天王洲アートスフェア
Mayo Suzukaze Concert 99'
私的空間〜出逢い〜
- 去年のコンサートがあまりにも、素敵だったのでちょーっとだけ不安があった。期待しすぎてがっかりしちゃうんじゃいかと …だって、どんどん贅沢になっていく自分がいるのが分かるのよぉ〜。
ちょっとやそっとじゃ物足りないんじゃないかって・・・(^^ゞ。でもそんな心配とは無縁だったね。 終わった時にはへろへろぉ〜の私がいた。魂抜かれた^^;。 でもってものすごく疲れた・・・(笑)
はい・・・今年もまたまた言います今年が一番!!(^^)vってね。 わーい(^○^)浜松町からモノレールで天王洲アイルへ・・駅についたら赤い縁取りしたポスターがお出迎え。あっ今年は ポスター作ったんだぁ〜なんてへんな所で感動したりして…(^^ゞ。
そーいや去年は、ロビーに着物の写真が一杯貼ってあったなぁなんて思い出しながら、劇場へ。
チケット受けとって、プログラム買いに…っとぉ〜今年はプログラムなかった(T_T)。 なぜにぃ〜。雨にぬれちゃ嫌だと準備万端にしてきたのに…がっかり。
今回なにが不満って…これが一番だった。
プログラムって終わったあと余韻に浸れるし…何よりもかなめちゃんのお顔が拝める(笑)し… 曲目ものせていただけると、聞いたことあるけどぉ〜ってイライラしなくてすむし。 ぶぅ〜ふくれてやる(怒)。時間が近づくにつれてちょっとずつ緊張していった・・・私が歌うんじゃないのに(笑)。
そのような方がいっぱいいらしたのか、開演の5分前のベルにはみんなきっちし客席に座っててその後 来た人はまるで遅れて来た人のようだった・・・^^;。なーんか緊迫した空気の中。 白い幕がなびいてるそしてシルエット。なんだかね朝があけるような音の幕開きから…いきなり 「思い出にできない」を。ショッキングピンクのブラウスにサテンっぽい黒の サブリナ丈のスパッツ…ってスタイルで登場。
そのおみ足の細いことってったら…初回の公演は前から3列目っていう席でみていた私。はっきり言って 顔と足しかみてなかったんじゃないかしら・・・って自分でも思う(^_^;)。
だってぇ〜膝小僧が目のまん前に丁度来ちゃうんだよぉ〜(笑)。
声でぐいぐい押しこようとしてる…でもなーんかのど引っかかってるかなぁなんてえらそなこと考えながら 聞いてた。やっぱかなめちゃんも緊張していたんかなぁのど半開きって(笑)。 千秋楽にはもぉ最初から全開だったからねぇ〜。
そしてトーク。初回は、かなめちゃんの「ノッているかい」 にゃイマイチのってこない客席ではありましたが、 それでもなんとなーく緊張感がとれて良い感じ!!っていうか・・気ィ抜けた(笑)。千秋楽は…すごすぎて私は ついてけなかったが、かなめちゃんは嬉しそうでしたね。ノリノリで行くって言葉どおり、GLAYの「誘惑」からちまたのヒット曲を3曲!!
このあたりの選曲は見事!!かな。私もあんまりヒット曲とか知らないんだが、 このぐらいなら耳にしたこともあるし何より、気合いが入ったぁ〜(笑)。
いやぁ〜気持ちよく吼えてたなぁ〜のっけからパワー全開!!飛ばします。ありゃまぁ文吉姐さんなんて、 思ったりもして・・・(笑)ギターの人によりそってノリに乗っていてかっこいいったらありしゃない(^^ゞ
次は、エブリーリトルシングの「Time goes by」は好きなんですよ私 (ちゃんとした曲名知りませんでしたけどね。)。 だから嬉しかったんだけれど…。1回目の時はなんだか声をブチブチ切っちゃって遠慮がち…ナンデ?? ちょっと気持ち悪かった。のばしてくれーって思いながら聞いてた(^_^;)
「YES」は、これは1月に狂乱した曲ですねぇ(笑)。ぜったいに歌うって思ってたけど・・ 予想通りブラウン管なんて邪魔なものをとっぱらっちゃうと、一段とよいなぁ〜。 体いっぱい使って歌う姿(もぉ腹筋バンバンって感じでしょ(笑))と声に酔いしれてた…(^^)ヒュゥ〜一息ついてX-JAPANの「Tears」で、ひとくくり。この曲もまた良かったんだ、ウンウン。 前の3曲とは違って今度は゛聞かせて゛くれたの。
考えてみると、ここまでって、まだほんの序の口なんだよねぇ・・・。 既にこのラインナップ…ナンテ贅沢なんだろう(∩.∩)R・シュトラウスの「ツァラトゥストラはかく語りき」(千秋楽では、この曲をバックにビリー先生のご紹介 してました(^^ゞ)の曲から宇宙空間のイメージーへ…
まあるい輪っかが雰囲気だしてます。
なぜに今宇宙・・・??「スターウォーズ」の影響かしら。
かなめちゃんは、シルバーのかなりミニのワンピースに、かつらもシルバーっていう、 宇宙船に乗ってる人って感じのお衣装にお気がえ…。 でもって足元生足…に厚底サンダル(・・;)。
これにゃみんなびっくり!!だった御様子。似合っているのよ…しかし、「流星のサドル」 をテンポ良く歌い、ダンサーさん2人とけっこ激しく踊る姿は、スカートの下がみえそで気になって しゃーないがな(笑)。
ご本人曰く、「舞台の上の生足は初めて」と・・・^^;
「おとめ座宮」は、なんだか乙女チックに歌ってましたね。会場の雰囲気がいっせいに ゆったりと優しくなったよな気がした。私も気がついたら口ずさんでたし。
そして、いきなり上からえらくかわいいUFOや星のつり物が降りてきたと思ったら・・・ 「だんご3兄弟」(笑)まあ個人的な好き嫌いは置いておくとして (知りたい方は 三昧にどうぞ^^;)… エプロンなんぞつけさせられちゃって、キッチンシーン第3段って趣向ね。
でたぁ〜って思ってると、 かなめちゃんも「もしかしてまた料理」とかイヤそうに 言ってる(笑)。真面目にタンゴを踊る3人かわいいわぁ。えらそーに指図するかなめちゃんもねぇ。
しかし、こういうかわいらしい振りもKAZUMI-BOYさんが考えてるのだろうかぁ… それともかなめちゃんのアイディア??3人でこのシーンを真剣に作っている図を想像すると …お茶目かもしれない(失礼しました^^;)さぁーっと気持ち切り替えてバーラード調の「Only you」。ここの照明がすごく綺麗だったなぁ〜。 会場が星空のなかにすっぽりおさまってしまったみたいだった…
玉置さんのバラード歌う時のかなめちゃんって…独特の歌い方の気がする。玉置さんの歌、聞きすぎかもかなめちゃん(笑) 。綺麗だなぁ〜ってぼんやりてたら、いきなりベンベンって・・・お三味線の音(笑)。気分はジャパネスク!!
おーい何やんにゃぁ・・・んん??そーいや始まる前に鼓の音聞こえてきたけど・・・まさか幕が開いたら、 1畳分くらいの畳の上に座ってやしないだろうか、とか三味線でもひくんかいって、ダンサーさん二人 が出てくるまでのほんの数秒の間にごちゃごちゃ考える私・・・(笑)。友人は天城越えでも歌うんかぁって思ってたら らしい・・・。私らって一体・・・(ーー;)。
ごめんねぇ…こんなもんよ、私らの思考回路ナンテ(笑)。
てな間に、派手な黄色い着物の着た(頭は、クロワッサンをボンとのっけたみたい、って言葉にするとヘン なのだが、なんかすごく似合ってましたね。かなめちゃんてけっこ黒髪にあうんだぁ〜)文楽人形と化したかなめちゃんが登場・・・
いっつも人形みたいだぁっていってるけど・・・^^;。実際にやると・・あまりにも 生気なくてほんまもんみたい(笑)。 そこから「リスク」を激しく歌う。
いどむような目、無表情からいきなりカァーって眼力入れるから・・・ こっちは゛蛇ににらまれたカエル゛状態になっちまう…この目に…魂半分抜かれた・・・(笑)。またベンベンって音がして今度は「都都逸」を・・・
はっきりいって「都都逸」って何?って世界なんですか。 新聞に書いてあったからたぶんこれがそうなんでしょうねぇ(笑)。
三味線の音と、ベースの上にかなめちゃんの声がのっかっている…。こんな歌もあるのねぇって^^;。 新鮮でした。
「六本木心中」は、椅子を使った演出がストーリーっぽくて好きでした。 。kazumi-boyさんの長い髪が落ち武者っぽくって・・雰囲気満点(笑)。
挑むような挑戦するような引きつけるような、そんな顔して歌っていたかなめちゃん、 かっこよかったなぁ。それでもってすごくいろっぽいの。ビリーさんのコーラスもかっこいい・・
ここのひっこみの時の手がなんか好き。ちょっとフラメンコっぽくて゛はいさいなら゛って 軽るーく、あしらっているようなの。
関係ないけど、シンセサイザーってなんの音でもでるのねェ…幕が上がる前に、鼓の音が聞こえた時には、 それを叩いている人の図が頭の中をめぐったものだったんだけれど、そんなものないものねェ。ここで、ダンサー紹介。きっと着替えながら歩きながらしゃべってたんでしょうねェ。 出てきたとき、息が上がってた(笑)。それでも、歌う時にはそんなこと関係ないのがさすがです。
黒いロングドレスにクラシカルなヘアーで、アルバムMINEから「あなたの帰る場所」。この曲は すごく好きなので、嬉しいな。
やっぱりこういう空間の中で聞くほうが絶対いい!!って再確認(∩.∩)。 オリジナルのCDを出してほしいとも思うけれど、なんかCDという枠の中ではかなめさんの歌の よさは入りきらないんじゃないかって思ってしまう。
今回のお衣装は5着、いつもよりバライティーに飛んでいて着替えの順序が大変だったんじゃないかなぁ。 胸元に軽くドレープが入っていて、上品…。首にはつやけしのゴールドのアクセサリーで全体的にクラッシックな 感じ。゛グレタ・ガルボ゛っていう名前が頭のなかをかすめる。横顔がとても美しくて(正面からみると・・・ くりんくりんの場所がど真ん中でちょいと気になったなァ(^_^;)) こんなしっとりした衣装を着るような役も、舞台で演じて欲しいなァって思った。 「あなた21なのぉ〜」っていうのもかわいくていいけどねぇ(笑)。ここで、恒例のトーク。今回もまたかなめ節絶好調でしたねぇ。 まあ、「私の話おもしろくない?」なんて 念を押しながらしゃべってた1回目…よーっぽどしゃべりにくかったんでしょうね。おもしろいも おもしろくないも…ひたすら聞きにはいっちゃっるってだけなんですがねぇ(^^ゞ。 そんなこと言って舞台の上で百面相状態のかなめちゃんみてるもおもしろいわぁ。
楽はもぉしゃべりすぎ(笑)。なぜかコギャルちゃんのお話で盛り上がってしまった。
めずらしくお仕事以外のお話も…(舞台裏のお話もうちっと聞きたかった気もするが・・)
京都にゃ、わりと長期間いたらしい・・まして、オフの時間に映画をみたーなんて聞いたら・・ たまらんわぁ(笑)。ばったりでくわすなんて土台無理な話なんですが、いつもは東京にいるって思っている かなめちゃんが近くにいたってだけで、心が騒ぐねぇ。
しかし、10時半くらいの上映をみてるのかぁ〜。あいかわらず朝早いんだなぁ。休みだっていうと 家で昼までねてる誰かさんとはえらい違いだ(笑)。
見た映画は「8mm」「恋に落ちたシェークスピア」「ライフ・イズ・ビューティフル」「ペイバック」って言ってたっけ。 私も映画好きだけれど、最近は忙しくて言ってなかったなぁ〜。ちょいと残念。
まあ、かなめちゃんがどうやら一番興奮した「ペイバック」はどう考えても行 ってないだろうけど^^;(どうも映画の趣味違うのよねぇ…クスン)。
ひとしきり話したあとは、大好きな安全地帯の曲のコーナー(^^ゞ。好きだねぇ全く。 「恋の予感」「エクスタシー」「Friend」と続けて3曲情緒たっぷりに歌うの。
「恋の予感」はなんかセクシーだった…「Fraind」は、 目もとのラメが光っていて、泣いてるんではないかって思っちゃった…かなめちゃんの心がふるえている のがストレートに伝わってくる。しみじみ…
そして、とどめははX−JAPANの「Forever Love」。 この曲を聴くためだけにもぉぉぉ〜毎日通ってもよいって思った・・・
ノックアウト・・・私の魂ここでぜーんぶもってかれちゃった…。
♪もう独りじゃ歩けない…時の風が強すぎて・・・♪この歌の歌詞って悲しいの^^;。その歌詞がストレートに 伝わってきて動けなくなった。
歌なのよ、他の人が書いた歌詞なのよ・・・ でもなんかかなめちゃんの普段見せない部分に一瞬触れちゃったような気になって…たまらない気持ちになっちゃった。
とても、苦しくて…なんだったのだろう・・あの感情^_^;かなり長い間奏…みんなが集中してかなめちゃんをみてる。静寂…
アコースティックギターの音だけが動いていてめちゃんはただ会場を見つめてる…ぜーんぶ見逃すかァって。 音と光のうずの中をただずむ姿…とても自然で美しい…
このコンサートの中で一番綺麗に見えた。
赤い幕が降りてくる…緞帳じゃなくて赤い幕なのよぉ〜去っていくのでもないの… スルリスルリと降りてくる幕…これがものすごくゴージャスで似合っている・・・。
その幕みながら「涼風真世」ってすごいってカミシメタ。アンコールの拍手を耳にしながら、固まったままだったの・・・そこに流れてきたのが 「Party is Over」・・・
えぇ〜うそぉ〜ほんまにぃ〜と一人で異常反応。
ここは、いろいろな思いで聞いていたようですね。あの頃を忘れていないよーって言われているみたいって言 う方もあったけど、私は、あぁ楽しい時間は終っちゃう・・・ってとぉーっても悲しい取り方しちゃった。 何かにくぎりをつけたがっているのかなぁって・・・
ただ、その後の「In My Life」を聞いているうちに、このコンサート出逢い ってつけられてたよなぁって思い出した。ほんで、かなめちゃんから、ここに来て出遭えた人たちへの 感謝のメッセージかなぁってぼんやり思った。
宝塚退団の時は、今までありがとうってメッセージだったけれどね。ほんとのラストは「ずっと・・・」。ずっと・・・っていい題だよね。そぉずっと… ずぅーっと…続いて欲しいなぁ
アンコールの時は、白いドレス。腰元と左脇にシースルーの部分があってちょっとセクシー。
で、おでこ全開(笑)。ティアラをつけて、先ほどの黒いドレスとは違った華やかな、 美しさがある。あぁこーいうのかっこの舞台みてみたい・・・またまたそぉ思っちゃってた。「なま涼風を見てください」って言ってたけど… でも、やっぱり曲の中に入っちゃってる涼風なんだよねぇ。どっちかっていうと涼風七変化だよ・・ 見ている方がついていくのに必死になるぐらいすっぱりと変わっちゃう (たとえその前にすっごくおかしい話してたとしてもね)…、悪女にも天使にも…宇宙人にも??。
よくもこれだけっていつも思うけれど、この変わり身の早さと前後の脈略のなさ(笑)が、かなめちゃんかなぁ〜。 正体不明(んなわけないか)、年齢不詳・・・でこれからもいってくださいませなぁ〜。千秋楽は、会場のあかりがついてもみんな、拍手してた・・・・かなめちゃんでてきてぇ〜って祈ってた。 「かなめちゃーん」って掛け声が数回あって、それに反応するように、幕が上がった・・(^^ゞ。 嬉しかったな。
てれくさそうにバンドの人たちにも、なにやらペコペコお辞儀してる(笑)。
「悔いはない」って…その言葉、表情に本物のナマ涼風をみたような気がした。
私的空間・・・
かなめちゃんの一番いごこちのいい空間。
そしてふぁんにとってもかけがえのない時間。
これからもこのひとときの夢がみられる時間があることを願って…
アリガトウカナメサン・・・(^з^)-☆Chu!!