プレビュー公演から1ヶ月。
ひさびさの観劇ですっ。
いろいろとうわさを耳にしながらあっという間の1ヶ月。帝劇の公演もあと少しって私にしては珍しいローペースだな(単にお金なかっただけ(T_T)。
土日公演、3回中2回が貸切という地方もんには厳しい現実。
マチネが、eプラスさんのでよかった♪。とりあえず滑り込んで2階のてっぺんからマチソワしてきました。
帝劇の2階もひさしぶりで、こんなに階段が高かったかと新鮮。最近は、
後援会の取次ぎにからB席消えたのでねぇ・・残念。よく、2階と1階を抱き合わせてみていたのにな。
プレビュー初日は、とりあえずかなめちゃんの動向に気がまわってまって落ち着かなかった(笑)。
出てくる度に、どこで何を言うのか歌うのか・・・とドキドキ。
キャットさん自身が自ら動くということのない役どころなので、
出てきたぁ〜〜と思ったら、もう行ってしまうのぉ〜〜って(笑)。
2回目からは判ってますからそれはそれでokなんですけどね。
役替りのメンバーは、フィリペさん以外はマチソワで総入れ替え。
ベスとロビン、アスカム先生の組合せは前回と同じ、メアリーだけ違うという感じ。
4月は2日続けてだったのが、今回は1日でいっぺんに。
やはり1日で違う人をみると、体が覚えているところもあって違いを感じやすくて面白いなぁ。
若干しんどいけどね。
マチネは上だし、ソワレもそんなに前でなかったので(舞台をみるという点ではベストな位置です)
オペラグラスでロックオンちゃおかなって勢いだったのに、数日前から目の調子悪くて
痛くてたまらない。かろうじてコンタクトは入っていたけどオペラ使って、
目に力入れるコトは無理でした(T_T)。
仕方がないてので、綺麗な空間の中で繰り広げられる物語を、おっきなこころで(笑)観てました。
この手の大掛かりな舞台は、2階からの眺めよいですねぇ・・・。癒される。
床の装飾もライトも素晴らしく綺麗。現実離れした美意識の世界なのでちょっと人形が動いているように
思える部分も(^^ゞ。
レィディベスの、史実的な物語とロビンとのロマンス。それが交錯するこの舞台。
もう少し硬派な舞台を予想してましたが、宝塚でもできそーな物語になってましたね。
波乱万丈のベス様ですが、後半トントンと話が進んでいって、メアリーとも簡単に和解した感じも受けるから
ロマンス色強いんですよね。
切ない思いをラストはすることがわかってみているから、微笑ましくも切なくもみえてきちゃう。
綾ベス、育ロビンの恋物語は、ふたりとも先の自覚なしに感情のまま動いていてベスが王座に・・という時になって
責任と現実に目覚めるかんじ、花ベスと加藤ロビンは、どこか頭の隅にいつもそういう時が来るのを感じながら
だからこそ夢を求めたのかなと感じた。ロビンの行動にゃ???いっぱいですけどねぇ(笑)
でも、ストレートな感情の展開に、クンツェ&リーバイ作品で初めてでてくる女性に共感できる作品かもって。
ベスロビンの組合せの違いは、大阪でみれるかなぁ〜〜って、出演者無視でチケ抑えてますから
行った時のお楽しみってコトにしておこう。←今更調べてしゃーないし
メアリーとベスの組合せは、綾ベスに吉沢メアリー、花ベスに未来メアリーの方がしっくりくるかな。
前回見て、姉妹というより親子?というのと、どちらが姉かわかりにくいというのがありまして・・・
アスカム先生のお二方は、役柄として先生らしいのは石丸さん歌詞も音程も明確で安定度抜群。
で、山口さんは先生というよりも学者かな。いや、仙人の域かも(笑)。山口さんに一番合ってる役はコロラドさんで、
好きなのはジャンバルジャンだったんですけど・・・これもけっこたのしっ。ゆったりおもしろい人物になってる。
かなめキャットさんは・・・とりあえず「曲者ですか???」の台詞が、コミカルになっていなかったので
ほっとした(笑)。
穏やかでない状態で発する声の勢いが半端ないっ(笑)。
綾ベスの時はそれほど気になりませんが、ハナちゃんの時はそれを感じたのは、彼女の台詞のトーンが
静だからかな。
ロンドン塔に到着して、船から下りるベス様に手を差し出す姿か綺麗でうっとり。
ちらのお衣装ではなく、もう少し落ち着いたトーンの生地具合が似合っているし・・・。
本物の船ではないので、船から出るベス様よりも手を差し出しているキャットさんの体制の方が大変だろなと思ったり(笑)
ソロナンバー「大人になるまでに」は、さびの部分以外はほんと、でこぼこした音符と硬い台詞が連なっていて
さらっとちゃんと歌詞が聞こえるように歌っている姿に改めてすごいなと思ったり、
一瞬にして劇場に生気をふきかけるよな
声に酔わせてもらってる。
もう少し、落ち着いた雰囲気でもよいかなとも思うけれど、楽曲自体転調してどんどん勢い増してもりあがって
いくから、それならこれぐらいスコーンと歌いきってくれたほうが気持ちがよいよな。
どうあがいても、唐突感はどうしようもないしな^_^;
台詞で気になるのが、
「アスカム先生」って言いすぎ(笑)。ふたりでしゃべってんだから「先生」だけでよいじゃないかと・・・
終盤、歌う後ろで先生とベス様がお勉強している穏やかな風景とキャットさんのドレスの色がはまっていて
こういうイメージのお衣装なのかな。頭につけてるお花も華美すぎ素敵♪。キャットさんは、
こういう日常がしばらく続いてほしいなぁと、ベス様が王座につくのと同じぐらいに願ってたのだろねぇ。
その笑顔のまま、コールまで・・・
優しい笑顔に癒されて帰って来た。
エキセントリックな役も観ていて面白いけど、こういうのもいいよねぇ〜〜
大阪に来るのをお待ちしております。その頃には、私の日常も落ち着いていると思うしっっっ
|