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ざ・涼風三昧
〜Kaname's Diary〜


 11月1日「涼風真世&京フィル ドリームコンサートin春秋座」
前回の奈良のコンサートから2年ですかね・・・
京都新聞主催で始まった何回目かの京フィルさんとのコンサート(数えるのが面倒になった(笑))
京都に戻ってきましたぁ〜〜。
が、今回はコンサートホールではなく京都造形大学内にある春秋座。 本来は歌舞伎小屋だそーで赤提灯が飾られてました(^^ゞ。近くて遠い^_^;劇場でしたっ(京都駅から遠いの)
コンサートの形式はいつもと同じ。京フィルさんの演奏の後にかなめちゃんの歌というパターン。
1部は宝塚時代の、2部はミュージカルの中からの選曲。
いつもと違うのは、日高さん指揮の井村さんが司会進行だったことかな。井村さん、 ミュージカルの指揮もされているそうで、滑らかな口調で映画やオケの説明をしてくれました。 指揮者さんって、お話上手じゃないと務まらない職業なのかな?楽しかった。
映画の説明を聞きながら、観ていないものは観たくなったり知っているものでもそんな話だった?と 記憶がだいぶあいまいになっているのが判明しました(笑)。「エデンの東」ってたしかミキちゃんトップの時に みたと思うのだけど説明聞いても思い出せなかったり・・・^_^;

1部のかなめちゃんは、ショートのウイッグに白いシャツに黒のジャケットでスパッツにロングブーツとふんわり男役風味。それでも 耳には豚?のイヤリングなんぞしてまして・・・お茶目。
ショートのウイッグは、地毛ですか?っていうぐらい自然で、その中にあの長い髪が入っていますか??と 不思議なぐらいのちっちゃな頭が不思議。
セットリストには、メドレーとなっていたけれど、宝塚時代曲はどれもしっかり歌ってくれて満足っ。
時節がらでしょうか(笑)PUCKではじりまりPUCKで終わったと♪。
我が名はオスカル♪も2番まで歌ってくれたし・・・なんで、宝塚の催しの時もこういうパターンで歌えないんだろ(T_T)。
ちょっと歌いにくそうに力任せな感じもしましたが 2番の「硬く結ばれた手を離さずに・・・」っていうとの声が色っぽかったぁ〜〜。マニアックです^_^;

壮大な♪愛♪も・・・これはいつかもう一度大劇場で聞きたいのですが・・・・と何度も書いるよな私(笑)。
愛することは与えること・・・♪なんかそのフレーズばかりがいつになく耳に入ってきました。なんでだろぉ〜〜
で、このラインナップの中でなぜか川霧もいつも流れる・・・こぶしが回るんだ(笑)。ラストはサービスしすぎってなぐらいに まわっておりました。
楽しそう。

PUCKの初日に見てきたって話。かわいかったぁ〜〜素晴らしかったって。言葉に力こめると発声が男役!!
退団後、何度か聞いているラバーズグリーン。でも、「僕はPUCK、君が日記に書いた」って台詞入りは 初めてかも。これもまた大劇場で聞きたいな(笑)。この曲だったのは、歌いながら歌詞間違えた自分に 思わず頭たたくシーンも。たまにみるおどけた感じのしぐさではではなく自然に出た感が新鮮(笑)。

2部は、レースなドレス姿。最初はブラックに見えたけどもしかしたら紺かな?
腕から胸元は透け感のあるレース、スカートはレースが段々についてますが、落ち着いた感じが素敵。
ミュージカルメドレーとありましたが正確にはクンツェ&リーバイメドレーですね。
愛したことだけが♪に始まって、私だけに♪、星から降る金♪、レベッカ♪と・・・
愛したことだけが♪以外は、1曲歌うと体中の空気を全部出し切るナンバー。それを続けて歌う驚異的な体力。
しんどぉ〜〜って大げさに話してはいてもむちゃ大丈夫そうに見えたよ。
今回はなかったけど、大人になるまでに♪も加わるかなぁ〜〜。
すごいわホント。1部を聞いていた時には、やはりコンサートホール系の方が音が上から包んでくれる感があって よいかなぁなんて考えていたのに、そんなこと関係ないぐらいぐいぐい音が攻めてきた。
愛したことだけが♪の感情の入れ具合が好きだ。フェルセンが駆け寄ってキスをするシーンの旋律が後ろで流れると もうね、体がぐわぁって震える。

最初にクンツェ&リーバイの作品に触れたのはと、ロストエンジェルの話もちょこっと珍しいことも。気持ちよかったぁ〜〜って(^.^)。
トートのナンバーっていうと難しそうだから。宝塚メドレーの中でよいからいつか聞けないものかしら。
私だけに・・♪も迫力。その後の星から降る金♪もなめらかで気持ちがよい。
ラストはこわ〜いこわーいレベッカ♪。
毎度ですがドレス姿でライトを浴びてかなめちゃんのこの曲を聴くと、どうしてもレベッカ本人と目の前のドレスの人を重ねて しまう。
レベッカ帰ってきて・・・この辺りは泣いているように聞こえて切なくなるんだよねぇ・・ネチっこさも増してた気が・・・

アンコールは、震災復興ソング花は咲く♪。
井村さんも、チャリコンをやってらっしゃるらしい。
皆さん御一緒にって。。。歌いだす。
申し訳ないけど聞いていたくてね。
役としての歌じゃなくてかなめちゃんの澄んだ声。
かなり音域の広い曲だけど、軽々クリアしてきれーなん。
小難しいこと考えずに単純に声に酔わせていただきました。

会場を出てロビーでは、ポスターやちらしを配ってました。終わったら捨てちゃうのだろうし、 ほしい人が持って帰るっていうのはいいなぁ〜〜。
今回は満員でよかった♪。ちらしなどが帝劇やそれぞれの劇場に置かれていたのも よかったのかな。
次はまた2年後くらいに開催してくれませんかねぇ・・・
そう。。。今度は新しくなった現在改装中の京都会館なんぞはどうでしょか。
(いつ、出来上がるのか知りません私^_^;)

 8月22日「レディ・ベス in大阪A」
今更やけど・・・大阪公演千秋楽の前日のソワレ観劇してきましたっ。
いやいや、始まると早いっ。私が呆けている間に終わってしまった(T_T)。そして既に博多座中盤(笑)
客席中央ぐらいのちょいななめってなお席。意外に観やすかったな。
通路側っていうのもあったけど、斜めだから他人が気にならなくてよい感じ。
ちょっと遠いので、オペラグラスでロックオン。
ベス様の様子に一喜一憂する様子をばっちり見てきました。
もうねぇ・・優しそうなお顔がいいねぇ。落ち着いてはいるけれどかわいらしさを残した ウイッグもお花も似合ってます。お花・・・♪

「隠れた持ち味である静謐(せいひつ)な魅力によって舞台に陰影を与える」とはプログラムの小池センセのかなめちゃんに 対する言葉
静謐とは「静かで落ち着いていること」だそうな。
ここ最近、どちらかといわんでもエキセントリックな役どころが多いかなめちゃん。
そこにこういう役を当ててくるってところが、小池センセへの信頼が深くなるわけかな・・なんて思った。
ベテランになるほど個性が固まってきて、それはそれでその需要に呼ばれるようになるわけなんだけど、 かなめちゃんが望んでいるのがそっちじゃない気がするから。
今回とはちと違うけど、静寂の中で話すかなめちゃんを見てみたいと今は思う私。

「大人になるまでに♪」1度目の観劇ではこの歌詞のよさが観ている方に伝わるのは難しいだろなぁ。ただ、リピートすれば 確実にズーンと入ってくる。
かなめちゃんの説得力が半端ないしね。
歌いだした瞬間に声が会場を包む感じで空気が変わる。
透明でいて力強い独特の空気感が今回妙にクリアに感じられて・・・好きだなぁ〜〜この人って改めて惚れ直し。
何百回目かもしれん(^.^)

それとは別にかなめちゃんって情が深いなぁ〜〜って、常々感じてる私には、 いつも見守る(本当に見守ることしかできない)キャットさんってかなめちゃんに合ってるネと。

博多座は来週末に観劇。最近、週末になるとお天気荒れるのが心配。
無事にお会いできますように・・・・(^^ゞ

 7月27日「PUCK」
PUCK再演って聞いたのいつだっけ・・・
100周年の記念の作品の中に、かなめちゃんの再演が2つって(もいっこはオスカル編ですから)・・
オスカル様はともかく、PUCKは、ちょっと複雑なんですよねぇ〜。
まだメフィーとかの方が、男役なら皆かっこよくなるんじゃないって思えるけど・・・
シルバの時もそんなにも思わなかったけど・・・
まあ、再演多いしね今までされなかったのが不思議なくらいなんだろう。

再演されるトップさんのこと知らないのでどんな方なんだろって思っていたらグラフで対談!!

何年ぶりにかグラフ買いました。
立ち読みですますつもりが、あまりのかわゆさに・・・♪。
最近はロングの姫カット。
なぜか、現役ジェンヌ顔負けの色なおぐし。なんか時系列間違ってないか・・・。

かなめちゃんの口から出る当時の話、なんか嬉しかったな。
何の時だったか、PUCKの再演しないかなぁ〜〜なんて口にしていたこともあったっけ。
だから、本人はきっと喜んでいるのだろと思う。
ファンは微妙ですよ(笑)

初演の初日見てます!!←ちょっといばっとこ。
確か、振り休み取れただよねぇ・・
幕開きの、よしこちゃんとこうちゃんの所でこれは!!って思い、PUCK 誕生シーンでホントに鳥肌たった。妖精感半端なくて、ほんまにそこに生まれ出てきたようだった。
あの産まれたばかりの透明感と邪気のなさ。そしてただよう澄んだ空気が忘れられない。
再演を観る予定はないけれど、素敵な作品になって今後また つながって行ってくれると、それはそれでいいかなと、こうなりゃそう思うしかないよね(笑)。

再演のポスターは素敵ですね、かなめちゃんの時のパステル感は薄く、 ちょっとアダムスファミリー的な色合いが見えたけど・・・舞台装置とかも変えるのかな。 ボーダーとオーバーオール、そしてローラースケートはそのままらしいーケド。

 7月21日「レディ・ベス in大阪@」
ようやくの大阪公演(^^ゞ。
個人的にいろいろあっても、頭のすみっこでかなめちゃん大阪に来てるって嬉しかった♪
いつもは、舞台の次の日に見に行ったりするのだけど、今回はちょっと・・・
年かねぇ(笑)。体力的っていうか気分的にしんどかったんだと思うけど、 ほんとごめんなさいって言うぐらいに舞台を見ているのがしんどかった。
なので・・・よけいにかなめちゃんを見てきたっていうだけの感想。
いつもなら、劇場が変わるといろいろ違って見えるのが楽しいのだけど・・・そんなことも全く感じられ なくて。

でもね、「大人になる前に」この曲だけはちょっと震えた(笑)。
勝手なもんで、その前ぐらいに覚醒してました^_^;。
前後の脈略じゃなくて、かなめちゃんの歌にね・・・
まろやかになっていて気持ちがよかったなぁ〜〜。
プレビューからその後5月に観たときも、プレビュー公演よりも声に無理がなくていいなぁ〜と帰ったのだけどねぇ〜。
音が低いので比較的スコーンと出ちゃう音域なんだと思う。音符は難解そうだけど。 それだけに語尾の勢い半端なくて気持ちはいいけれど、涼風真世感も大きかった。
そこからなんだかまろやかに優しくそれでいて明瞭に歌詞が伝わってきた。
はい、これだけで私は充分でぇぇぇぇって勝手に満足しましたデス。

ホンキで1幕で帰ろうかと(笑)。がんばって最後まで見ましたがそこのところは残念ながら 集中力がもたなくて、ベスの気持ちに入ることもできなかった。
観劇には体力も必要だなぁ〜〜と今更。

次はもうちっと元気に観るぞぉ〜〜

 5月17日「レディ・ベス 帝劇」
プレビュー公演から1ヶ月。
ひさびさの観劇ですっ。
いろいろとうわさを耳にしながらあっという間の1ヶ月。帝劇の公演もあと少しって私にしては珍しいローペースだな(単にお金なかっただけ(T_T)。
土日公演、3回中2回が貸切という地方もんには厳しい現実。
マチネが、eプラスさんのでよかった♪。とりあえず滑り込んで2階のてっぺんからマチソワしてきました。
帝劇の2階もひさしぶりで、こんなに階段が高かったかと新鮮。最近は、 後援会の取次ぎにからB席消えたのでねぇ・・残念。よく、2階と1階を抱き合わせてみていたのにな。

プレビュー初日は、とりあえずかなめちゃんの動向に気がまわってまって落ち着かなかった(笑)。
出てくる度に、どこで何を言うのか歌うのか・・・とドキドキ。
キャットさん自身が自ら動くということのない役どころなので、 出てきたぁ〜〜と思ったら、もう行ってしまうのぉ〜〜って(笑)。
2回目からは判ってますからそれはそれでokなんですけどね。

役替りのメンバーは、フィリペさん以外はマチソワで総入れ替え。
ベスとロビン、アスカム先生の組合せは前回と同じ、メアリーだけ違うという感じ。
4月は2日続けてだったのが、今回は1日でいっぺんに。
やはり1日で違う人をみると、体が覚えているところもあって違いを感じやすくて面白いなぁ。 若干しんどいけどね。

マチネは上だし、ソワレもそんなに前でなかったので(舞台をみるという点ではベストな位置です) オペラグラスでロックオンちゃおかなって勢いだったのに、数日前から目の調子悪くて 痛くてたまらない。かろうじてコンタクトは入っていたけどオペラ使って、 目に力入れるコトは無理でした(T_T)。
仕方がないてので、綺麗な空間の中で繰り広げられる物語を、おっきなこころで(笑)観てました。
この手の大掛かりな舞台は、2階からの眺めよいですねぇ・・・。癒される。
床の装飾もライトも素晴らしく綺麗。現実離れした美意識の世界なのでちょっと人形が動いているように 思える部分も(^^ゞ。

レィディベスの、史実的な物語とロビンとのロマンス。それが交錯するこの舞台。
もう少し硬派な舞台を予想してましたが、宝塚でもできそーな物語になってましたね。
波乱万丈のベス様ですが、後半トントンと話が進んでいって、メアリーとも簡単に和解した感じも受けるから ロマンス色強いんですよね。
切ない思いをラストはすることがわかってみているから、微笑ましくも切なくもみえてきちゃう。
綾ベス、育ロビンの恋物語は、ふたりとも先の自覚なしに感情のまま動いていてベスが王座に・・という時になって 責任と現実に目覚めるかんじ、花ベスと加藤ロビンは、どこか頭の隅にいつもそういう時が来るのを感じながら だからこそ夢を求めたのかなと感じた。ロビンの行動にゃ???いっぱいですけどねぇ(笑)
でも、ストレートな感情の展開に、クンツェ&リーバイ作品で初めてでてくる女性に共感できる作品かもって。

ベスロビンの組合せの違いは、大阪でみれるかなぁ〜〜って、出演者無視でチケ抑えてますから 行った時のお楽しみってコトにしておこう。←今更調べてしゃーないし
メアリーとベスの組合せは、綾ベスに吉沢メアリー、花ベスに未来メアリーの方がしっくりくるかな。
前回見て、姉妹というより親子?というのと、どちらが姉かわかりにくいというのがありまして・・・

アスカム先生のお二方は、役柄として先生らしいのは石丸さん歌詞も音程も明確で安定度抜群。
で、山口さんは先生というよりも学者かな。いや、仙人の域かも(笑)。山口さんに一番合ってる役はコロラドさんで、 好きなのはジャンバルジャンだったんですけど・・・これもけっこたのしっ。ゆったりおもしろい人物になってる。

かなめキャットさんは・・・とりあえず「曲者ですか???」の台詞が、コミカルになっていなかったので ほっとした(笑)。
穏やかでない状態で発する声の勢いが半端ないっ(笑)。
綾ベスの時はそれほど気になりませんが、ハナちゃんの時はそれを感じたのは、彼女の台詞のトーンが 静だからかな。
ロンドン塔に到着して、船から下りるベス様に手を差し出す姿か綺麗でうっとり。
ちらのお衣装ではなく、もう少し落ち着いたトーンの生地具合が似合っているし・・・。
本物の船ではないので、船から出るベス様よりも手を差し出しているキャットさんの体制の方が大変だろなと思ったり(笑)

ソロナンバー「大人になるまでに」は、さびの部分以外はほんと、でこぼこした音符と硬い台詞が連なっていて さらっとちゃんと歌詞が聞こえるように歌っている姿に改めてすごいなと思ったり、 一瞬にして劇場に生気をふきかけるよな 声に酔わせてもらってる。
もう少し、落ち着いた雰囲気でもよいかなとも思うけれど、楽曲自体転調してどんどん勢い増してもりあがって いくから、それならこれぐらいスコーンと歌いきってくれたほうが気持ちがよいよな。
どうあがいても、唐突感はどうしようもないしな^_^;
台詞で気になるのが、 「アスカム先生」って言いすぎ(笑)。ふたりでしゃべってんだから「先生」だけでよいじゃないかと・・・

終盤、歌う後ろで先生とベス様がお勉強している穏やかな風景とキャットさんのドレスの色がはまっていて こういうイメージのお衣装なのかな。頭につけてるお花も華美すぎ素敵♪。キャットさんは、 こういう日常がしばらく続いてほしいなぁと、ベス様が王座につくのと同じぐらいに願ってたのだろねぇ。
その笑顔のまま、コールまで・・・
優しい笑顔に癒されて帰って来た。
エキセントリックな役も観ていて面白いけど、こういうのもいいよねぇ〜〜
大阪に来るのをお待ちしております。その頃には、私の日常も落ち着いていると思うしっっっ

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