HOME/ BACK /次の涼風三昧へ

ざ・涼風三昧
〜Kaname's Diary〜


 9月13日「貴婦人の訪問in名古屋B」
御贔屓名古屋公演千秋楽。
おわっちゃったぁぁぁ・・・
もうね、御贔屓のほっぺのお肉どこぉ〜そのドレスそんなに中で泳いでましたっけ状態でしたから・・・ これ以上は、いくら本人楽しくても辞めた方がよいかと(笑)
鶴の恩返しじゃないんで・・・・なくなってもらっては困る。

ラストの舞台・・
力の限り声を出していた印象。体中の空気なくなっちゃうんじゃないかの 渾身のクレア。
1幕終了時には。。。あと半分だ・・がんばれぇ〜〜とそんな気持ちもあった。
そのギリギリ感と、クレアのツッパリ感が重なってく。 何度吠えた?(笑)

その人物像を体現していたという印象のプレビュー公演から1カ月半ほど。
クレアという人物との一体化加減が半端なくて・・・自由にクレアとして生きてる感じ。
舞台の上でものすごく自然にクレアとして、怒って泣いて・・・時にはなんだか楽しそうで・・
硬かった部分が柔らかくなっても、クレアの怒りは伝えられ。クレアの中の変化が見えやすくなって、そーなるともうねぇ・・・
見てるほうもどんどん引きこまりれていくんです。
心に傷を追って復讐ためにかえって来たけど、愛した人との再会で憎む気持ちだけじゃなく なっていく様子が切なくて、切なくて。
憎しみだけで突っ走れたら、単に強い女性なら迷うこともなかったのだろうけど よけいにつらいねって。

研ぎ澄まされたような鋭角的な声と、本人の素の繊細な部分が うまくマッチしているというか、ものすごい説得力で攻めてくる。 あっぱれでございました。

名古屋入りしてからは客席のほうが以上に盛り上がっていたように思う。妙なヒートアップの仕方(笑)
もちろん、舞台の上も熱いけどいつも通りに・・そう努めようとしている感じ。
この人数の客席が、いっせいに拍手するとこれだけ響くんだと感じた12日のマチネ。
人数が多い分、天井が高い分響いて、これが舞台の上の人に伝わるといいなぁ〜〜って思っていた。 でも、伝わっていてたよね・・・

千秋楽ならではのご挨拶は、すみれちゃん、かなめちゃん、山口さんの三名。
他の方の声も聴きたかった。
半分に冗談なのでしょうけど、半分本気でマチルデとクレアに謝るアルフな山口さん。 あんなにあいさつでいろいろ話す姿あまりみないなぁ〜〜。
すみれちゃんはあっさりと終了で。もう終わり?ってな山口さんのお顔。
かなめちゃんは、うるって来るのをこらえるように前に出て。いつものように「昔妖精、今妖怪」って(^^; 自分で言いながらちと笑うのがかわいいなぁ〜〜。
それをみながら、目を合わせていた市長と署長。
目を細めてる校長も・・・斜めにみてたのでいっしょに見えました。 見守られてましたです。
劇中の雰囲気とは全くちがうクレア様は、大きなおっちゃんたちの間に並ぶと 小さくみえるんだよね。
にらみつけてあとずさりさせていた人と同一人物とは思えないっ。

千秋楽まで一人の休演者もださずにこれたこと、関係者、お客様への感謝を述べて、
この役にめぐり合った奇蹟に感謝して、あたたかく受け止めてくれたアルフレット祐さまに感謝して・・
来年の再演までこのモチベーションを持ち続けて(そりゃ疲れるよ)と会場を笑わせてた かなめちゃんでした。

何度、出てきてくれたかなぁ〜〜。
校長とマチルデの腕の組み方がバライティーに飛んで、 それを見届けて入ること数回。
ずっと校長のリードにあわせていたマチルデさんでしたが、 いつの間にか立場逆転、すみれちゃんがりりしく腕を差し出しその腕を校長がとって・・・
かっこいいマチルデさんが見れました。ノリの良い方なんですねぇ・・
あまり変わったことはしないかなめちゃんと山口さんですが、 何回目だったかの正面で二人のコールの時に珍しくくるっと回ってみたかなめちゃん。 それに答えて、山口さんもひとまわりしてかわいくおじぎ(^.^)。

右の端、左の端に出向いてお辞儀して・・・ラストは深々と・・・・ 両手をつないだまま歩くものだから、歩きにくいだろ(笑)。
なんかおもちゃみたいなお二人で、ただ歩いてるだけなのに会場が沸くという(^^)/
涙なしの笑いいっぱいの千秋楽。幸せな気持ちが劇場を包んでいるようでした。
よい空間にいられて幸せぇ♪

再演までに、体をもう少し蓄えてくださいね、クレア様。
また、会える日を楽しみにしてます。

 9月12日「貴婦人の訪問in名古屋A」
マチネはB席観劇。
上からは照明が綺麗。
オペラグラスは使用しましたが、なくても充分に楽しめるな。
意外に音もよかった。
あっ初日のカテコは、通常使用。
大阪で、マチルデさんのあいさつまであったのは、山口さんのヅカふぁんへの気遣いだったのかな。
退団して20年超えるクレアさんだと、もう大阪だからっていう感じは薄い気がするけど、
マチルデさんだとまだ多いかのかなぁなんてふと思った。
2日目、何度目かのカテコ時に、 右に左にはしっこまできて、頭さげるふたり クレアさんは、「ありがとうございました」って言ってた。
そして、マチネは緞帳が下りるまで頭下げたままのはずが、あまりに緞帳おりるのがおそくて・・ 妙な間。
ソワレは、それがあったからか、ふたりで顔を見合わせてお辞儀するの間を図っていた様子あり。 でも、それが妙に素のふたりを垣間見たようでふぁんとしては得した気分♪

昨日も書いたけど・・・
なんか名古屋に来て1幕のラストがとても気になるですわ。
「死んでも許さない」
その言葉に何があるのか・・・そんなことを考えての観劇だったせいもあるのですが・・
大阪やクリエでの私の記憶のなかのクレアさんと違っていてびっくりする。
あっソワレで気が付いたのは、中にはいているタイツだかスパッツだかが、半分、皮っぽい素材にかわっていたこと。これだと足の細さがきにならないし(笑)たるみもきにならない。 クレアさんやはりほっぺの肉がなくなっていた感じ。
そりゃあんだけ、力の限り声をだしたら、身体削るわ。
ちょつとアイシャドーの色がピンクかかっていた気がしたけど、照明の加減???
照明っていえば、森の時の青いライトは、いらない影をつくるよなぁ〜〜。
どした?そのクマ状態でびっくりした。
地下鉄の窓とかの状態だったのか、他の場面は白いライトがきついから気にならないだけかは知らないけど。

ソワレは、1階前方で、クレア席というか、おふたりのベンチがまっすぐ正面って席。
私が持っていたなかで一番よいよなぁ〜って感じで堪能。
マチネでオペラグラスもっていいたので、ここから?って思いながら使用したら おもいがけず大きく見えてびっくりした。

ソワレは、終盤けっこうマチルデさんにロックオンしちゃったかな。 裏切られた怒りよりも悲しみが強くて。
ラストの笑わんなやってられへんねんみたいな感じがいままでで一番しっくくりきた。

悲しいけど明日はラスト

 9月11日「貴婦人の訪問in名古屋@」
2週間ぶりのクレア様、本日birthday。
おめでとうございます♪
ますます輝いていてくださいませ。いつまでも、くっついていきます♪

クリエに比べるとかなり広くなった舞台と客席。
あの濃度の濃い感じが好きだったので、拡散しちゃうかな? と心配でしたが・・・・
突き刺さるような声から、広がりのある声へ。
意識して変えてらっしゃるのかなぁ〜〜
この日は、1幕ラストでヤラレました。なんつーお顔するんです?てぇのを 間のあたりにしまして・・・陥落。
わりと前方の席だからいいかとオペラもって行かなかったこと後悔。

この空間からものこり3
しっかと体感してこようと思います。

 9月6日「貴婦人の訪問inクリエ」
千秋楽を目の前にした、8月29日にクリエ公演に行ってきた。
あっ、祝!!再演決定!!ですよねぇ・・・(^O^)
秋ってことは10月??? はやっ。
評判よかったってことが嬉しいてすっ
エリザも再演決定したらしいし、この夏有楽町は熱かったんだねぇ。

この公演、土日に貸切多くてソワレしかチケットもっていなかったのだけど、無事に中に入れることとなりました。感謝
この日のマチネ「おけぴ」の貸切・・・
チケット譲渡のHPはたまに利用させていただいていけれど、こうゆうこともしてなさったんですね。
10周年なんだそーです。有料会員とかできているみたいなので、そういうところが収入元?
オークションなどのようにお金目的にはならないけれど、最近は交換で出している方をみていると 観ない公演もよいお席はおさえておこうってパターンも増えてるかもって思ったりする。
ものすごい数を売りに出している方はなんで?って不思議な場所に段々なっている気もする。どういう思惑でも定価以下って規則あるので助かってますけど

本題・・・
クリエの空間は閉鎖的なのでこの芝居に合うだろうなぁ〜って思いながらの観劇。
想像以上になんかはまっていた。
「変わらない」とその一言がポーンとクレアの口から放たれた時の感動・・・って。
知らないものを聞くような気分になった。自分の体の中にあった声の響きとぜんぜん違うの・・
思えば、プレビュー公演では、音楽の音が大きすぎて言葉が聞き取りにくかった。
スピーカーの前っていう席だったこともあるのかな?って思ったけど・・クリエも真ん中程の横壁状態だったのに、こんなに違うもの??
今まで、地方をまわる公演をいろんなとこでみて、こんなに違うものかと思ったのは初めてかも。

そして、ところどころで台詞のテンポが速くなってます?
もちろん迫力増!!
初日から出ていた低音は響く響く・・・
穴彫って(笑)ものすっごい低いところも言葉聞き取りやすくてびっくり
(市長や校長に心になんて♪っていう歌いだし、さすがにそのキーシルバで ぐらいでしか使ってないよなぁ〜ってぐらい低くない?例が古くて・・・^_^;)
ファルセットとのギアチェンジもぐいってお見事。
毎日、楽しいだろなぁ〜〜かなめちゃん。

うわさには聞いてましたが・・・
1幕後半の森のシーンや、ラストの森のシーンのアルフとクレアが熱い!!
アルフの「この街からでていけ〜」ってのが強くて、それを聞いたクレアの笑みが 不敵で\(◎o◎)/!思いっきり大またで歩いていく姿がかっこよすぎ。
そこからキスのところまでの緊迫感が半端なくて引き込まれる。
何よりもアルフの「今ならなんだってできる」っていう、ぎりぎりの精神状態感が増して、 迫力満タン
「殺して」っていうどっからででる?ってな声もたまらなくてねぇ
そこで、激しいキスに入るあたりの心情は、わかるようなわからないような(笑)・・・ これはもう経験値足りませんで想像の域をでてしまった^_^;。
その後は、映画ならクリープ状のものが画面を覆うようなイメージ。
懐かしいものがクレアの中に体感としてこみ上げてきたのだろう。愛し合っていた実感。
たぶん、計算外だったんじゃないかな。。。こんな風にもう一度よかった時のことを思い出して 又、現在のアルフを嫌いになれないってことは。
彼女自身、よい時のことは心の奥の方に封印していた気がするから。

若いふたりとのカルテット。
もう一度やり直してというように若い2人が優しくそっと背中を押すのが切ない。
♪愛の嵐♪ってよく聞くとすごい歌詞。気持ちよく聞いていると聞きそびれる^_^;。
ラスト近くは、あの全て許せるか・・・という問いを♪聞いてみるっと歌うクレア。
♪過ぎたことよ・・♪っていいながらも
「死んでも許さない!!」
柔らかい表情からすっと無表情ぽくみえるとき、怒りが見えるとき、悲しみが見えるとき・・
それでもどこかで決断するような断絶の言葉に、そこまで酔ったように みていたこっちも現実にもどされる。
おおっとぉ〜〜って(笑)

2幕の森のシーン
全てがわかった上で、アルフは覚悟を決めた後のシーン。
「嬉しいわ私の森に」って言うクレア最初からちょっと挑戦的。
ここは静寂感がすごくて・・・間の芝居ががすごいなぁ〜〜って感じる。
アルフの方を見ないように顔を正面に向けたままのクレア。
許しそうになるのをブレキーキかけてるみたい。
その感情が爆発して・・・
このあたりは、二人の感情の波がものすごい。
抱きしめるアルフも抱きしめられるクレアも、長い間封印してきたものが解き放たれたような・・・激情が 激情を包み込んだ気がする。

「どんなによかったでしょう。私たちふたりだったら」が引き金になって涙腺崩壊してたんですが、 なんかその迫力にびっくりして止ったよ(笑)
それでもねぇ・・ラストはやはりハッピーエンドじゃないのよね。
ほんとに、何度アルフはクレアのことを悲しませたら気が済むのかね。ってひしひしと思う。

他には、禅校長が一段と熱くなっていたり・・・・牧師が一段と気持ち悪く(褒めてるのか・・?いやちょっと個人的に見たくない感じではある)なっていたり、ボディーガードさんがなんかかわいくみえたり。

博多を経て名古屋へ・・・
博多は無理でしたが、名古屋はラスト堪能させていただきます。

 8月10日「貴婦人の訪問in大阪」
仕事をかましていったプレビュー公演を経て、そして大阪(間に金沢もあったね)。
変則的というか、小屋優先なんだろぉという日程やね。
それぞれが、数日っていうのは新鮮だろうが疲れるし、早く毎日が過ぎていくのだろうと想像する。んでそれも終わっちゃった(T_T)
毎度のことながら、始まるとはやいよぉ〜〜

大阪は5日間、6公演。そのうちの3公演を観劇。
2回でよいかとチケ持ってなかった千秋楽も、急きょ参戦してるし・・・
理性はぶっとんでるな。さすがに新鮮さは薄れてきた(笑)
でもねぇ・・・これは観ないっていうものはないよねって納得済。
こんな涼風真世フルスロットな公演めったとない。セリフも歌も目線も立ち姿も涼風節全開で(笑)いいも悪いも出し切って・・・そして、ハッピーエンドではないれど、やりきった充実感あるお顔で、幸せカーテンコールがみられるってのは、ファン冥利につきるってもんです。

ストレートにスコーンと入ってくる音と歌詞。音域的に張れない部分もうまくカバーして、届けなきゃいけない言葉はきちんと届ける。気持ちいいったらありしゃない。体全部を使って歌う姿感慨深い。楽曲も、勢いあるものだけでなくしっとりとしたデュエット、カルテットよいよぉ(笑)

おまけに、壮絶に美しい♪
ハムレットかーちゃんに引き続き好みなビジュアル。
パンツスーツにコートドレスのようなもの、どれも黒やグレーのシックで上質感漂う。
ドレスのラインもきれいで。黒地に体のセンターに装飾がゴージャスで必要以上にスリムに見える。 肩の部分も空間とってあってきれいな背中も拝めますっ。あの腰の細さでちゃんと立体的にラインがみえるってすごくないかい?。
ホテルの部屋で座っているシーンは、ライトのあたり方もあって・・・綺麗さ倍増。
アラベスク模様の壁紙も素敵(^.^)。

書類にサインするクレア様、用紙の半分くらいの大きさで大胆にサインしてなさってた(笑)。

何十年って見てきて、今更改めることもないんだよねぇ(笑)。綺麗っていうのは知ってるんだよホント。
なのに、なのに・・・
声を大にして、美しいぃぃぃぃ といいたくなるよなぁ〜〜。

黒豹(どうみても熊にみえるのだが(笑))が死んだと告げられるシーンは額縁の中の美女テイスト
ホテルのベランダ?って思っているのだが・・・
ここは喪服なのか黒尽くめ。皮素材に大きなつばの帽子。かっこよいです♪


ちょっと残念なのが、中にはいてるスパッツなのかタイツなのかが気にるかな。伸縮性なさそな かんじがね(笑)。

ここがツボっていうようなシーンもイロイロあって、楽しいな♪。
ラストは、ちょっと意外な終わり方。そこまで行ったらハッピーエンド期待してしまうけど、 現実は、回りだした歯車そう簡単に止らないっていうか・・・アルフレッドってクレアのことを 何度悲しませるのだろぉ〜。と思ってしまうのはクレア目線だから???
いや、女性目線だからだね。母性本能の強い方は、そんなアルフレッドもよいのだろうけど、 わたしゃもう少し上手く生きられる人がよいね。守ってあげるとか思えないから(笑)。

次は東京楽近く・・・今度は仕事を兼ねてといかないので(笑)、バスで行くかぁ〜〜。それまで 我慢の子ですっ。

過去の涼風三昧へ

TOP