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ざ・涼風三昧
〜Kaname's Diary〜


 9月11日「エリザin博多B」
前回の観劇から何日??
またまた博多です。今回は、かなめちゃんのお誕生日でもあって、 終演後に開催されたファンの集いを兼ねての観劇なんだな。
3階席での観劇。博多座は見やすい劇場なんだけど・・・3階最前列前の透明のboardだけは 好きになれないな。
しかし、3階でみても1階と同じように聞こえるのは嬉しい。中日劇場は場所によって 声の響きがちがったもの。

トート閣下は山口さん、フランツは綜馬さん。ルドルフが浦井くんと安定感あるメンバー。
「最後のダンス」のシーンは上から見ると迫力。
トートダンサーに翻弄されてる姿好きだなぁ(笑)
中日の初日の頃はちょっと段取りがみえちゃっていたところがあったんですが、 トートダンサーたちに体重あずけちゃって本当に、あっちこっち体を 持ってかれてる。その体が軽くて頼りなげで・・・
その後のシシィのおびえが本物に感じる。
ここのシーントート閣下に手を取られるところ、以前はもっと嫌悪感を感じたのですが、 最近は嫌悪というよりも戸惑いや、そちらに行かない、負けないっていう 勝気な部分が見えるような。心のどこかでトートに気持ちが持っていかれることに 対しての虚勢や不安に自分がのみこまれないように・・・なんでしょうか。

階段降りは少しなれたかなぁ〜〜。お顔の緊張感が取れたキガスル。
その姿にドキドキすることはなくなった。
1点を見つめてまたひとつ強くなった、硬くなったという風情。
先日から公開されてる、プロモーション映像で見たコムちゃんの表情とは 全く違うのが面白い。自分の要求が通って満足ってお顔に見えた。かなめちゃんのは 満足はしていてもどこか影を感じるのだけど・・
ってそういう映像みてると、久しぶりにコムシシィバージョンも見たくなった。
んで、1幕ラストの代わりといっちゃなんだが、ハンガリーで脱いだマントが足元に落ちて 踏みそうになってる・・・(>_<)。気をつけてぇ〜〜

時折、あふれる出るような表情や声にはっとする。そういう所を感じちゃうと 急激に舞台に引き込まれるんだな。
歌も、どんどんかなめちゃんになってきた(笑)
綺麗に歌い上げるだけではなく、語るように歌う部分がでできてらしいぞって嬉しくなった。
「私だけに」のラストの歌い上げ部分もポーンとそのキーに入ってきていて 気持ちがいいなぁ〜〜
トート閣下も心なしか、ご自分のくせがどんどんでてきてるよーな。 こちらは凝視していないし、どこが普通なのか断定するのは難しいのですけど、なんとなく・・・。

私の博多はこれで最後。今回は、行っちゃったぁ〜〜ってのはナシね(笑)。
次は帝劇初日。今回のメンバーそのままなのかな?。
帝劇の音響が気になるところではありますが(なんかコモッテル印象があるしね) 綺麗に響いてくること願って・・・
残りの博多公演が無事に終わりますよーに。

 9月7日「エリザin博多A」
久しぶりの武田トートに綜馬フランツ。
マチネに四季の舞台をみて、綜馬さん思い出していたから話し方を意識してみちゃった。
山口さんはあんまり思わないのだけど(あの方はある意味特殊だし)、 やはり四季の独特の口調の名残がありますね。
禅さんよりは、まっすぐな感じ。ブレが少ないといか。ゾフィーの教育の賜物で そう信じなければいけないと信じて生きてきたようなまっすぐさを感じる。それでも強い決断は辛そうだけど。
お見合いのシーン、シシィばっかりみていた私ですが、今回はフランツにも注目。
おふたりともなんて嬉しそうにシシィみていたんでしょ。
決して お上品とはいえないシシィの紅茶の飲み方をずっとみて顔がほころんでる。
かわいいです。
シシィの方はしったこっちゃないんだな^_^;。

かなめちゃんの歌は昨日よりはずっとよかった。安定して綺麗に伸びてる。
中日と比べると、少女時代の歌い方か少し勢いづいているかな。もう少しおとなしくなかったっけ。
「私だけに」は名曲ですよね。
それを見事に歌いきってます。ラストの声の伸びは鳥肌もの。
ゾフィーに対して私をいじめると助けを訴えるシシィに対して、 あくまでもゾフィに従順なフランツに「見殺しにするのね」と言いますが、その時の ふたりのフランツの反応も面白い。
禅フランツは、はっとした表情になり、いけないことをいったかも・・という顔がちょろっとでるんです。 綜馬フランツは、そのことにあまり気がついていない感じ。みていると 分かってくれてないのは気がついていても、 そんなに強く拒否反応を起こしているとは思ってないのだろな・・この男はと(笑) えらくリアル思ってしまうんですけど。
そのあとのこの歌ですが、最初は目にいっぱい涙うかべて歌い始める。ここの涙は 何でこんななっちゃったんだぁ〜〜って感じでしょうか。
自由に生きるだって口に出してみると気持ちよく現実逃避しちゃった雰囲気。
でも、ふとベットをみるとそこには現実がありまして今度は悲しみよりも怒りが・・・。 勇ましくベットにむかって歩いて シーツを床にたたきつける。 この怒りの表情がものすごい。いつになく激しいかなめちゃん。ではなくシシィなんですけど。 負けず嫌いの感情が沸騰してる。
ベットの上に立ち上がり自由に生きるの♪と歌い上げるところで 髪を両手で広げます。ライトが強く当たってとても効果的だと思うけど、 もう少し綺麗に広がらないかなぁ〜と思う時も^_^;このあたりは、 その時によるのかな。
最後は、こぶしを握り締めて・・

トートのお二人は、見た目、売り共にまったく違いますが、基本的には 同じところをたどってる気はします。アプローチの仕方や見え方は別物なんですけどね。
武田トートの方が、かなめちゃんの視線の先がわかりやすいなと思いながらみていてたのですが、 これってどうやら視線の位置にあるのかも。
どうしてもシシィ中心に見ると、山口さんだと目の位置ってだいぶ上の方で^_^; 武田くんだと目の先に目という感じで・・・いっしょに観やすいのかもと思った。
婚礼の日のシーンの後の、シシィがすっかりおびえているのが 印象的だった。これはトートの差なのか、かなめちゃんの意識(全体的に 昨日より感情の起伏の激しいシシィだったの)の差なのかはわからないけど。
結婚式のベール、いつも山口さん綺麗に広げてるなと思ってみてましたが、 これもコツがあるのかな。今日はとっても大変そうでベールの幅半分ぐらいになっちゃってましたね。 受けているトートダンサーが必死になってました(笑)

博多座は、奥行きがあるのかな。かなめちゃんすごく走ってる。
子供が生まれて、ピンクのガウンで出てきて立ち去る時の走り方がものすごいことに。
あそこは、そのまま上脱いでショールはおって、ポスターの姿になるのですが、 かなりお忙しそう。んで、そのまま三色旗のお衣装に。ここ一連でては着替え、 出ては着替えで運動会だな。

ラストの表情がものすごくよくみえる席で幸せデシタ♪
武田トートのキスが長くて(ルドルフに対してはカパって感じ^_^;)、 そのまま棺おけの中に突入ですね。山口さんだとかなめちゃんがつつつって下がっているのが みえるのですが。武田トートはうまくトートが入れたように キスしてるのまま体制を変えてる感じ。

前方に、えらくノリノリなお客様。舞台に向かって、ハンカチもって振っては 「素晴らしかった」ってさけんでた(それまでも、ルキーニが降りてくると身を乗り出して みてたりしてたな。
お知り合いなのか、舞台上からも気になったのか、村井さん、春風さん辺りが気がついて ウケてた。
それにのせられてか、「かなめちゃん・・」と叫ぶおばちゃん出現。
これには、係員さん飛んできてましたね(笑)。
一度全員のコールがあり、トート様とのツーショット。トート様 手の平に口付けしてましたね。かなめちゃんはアラって感じ(^^)
いつもの和やかって雰囲気よりはもう少し興奮の客席で幕。
よい舞台でした♪。

 9月6日「エリザin博多@」
7日のチケットは押さえてあったのだけど・・・一日早くにきちゃった。
大好きな博多座!!とかなめちゃんも言っていたようですが、 私も好きだなぁ〜。
中日劇場と同じくらいかなと思ってましたが、舞台は高さが中日よりもあるのかな?
客席が3階までありますしねぇ・・・
で、後ろに長くないので一番後ろでもかなり舞台にちかいのではないでしょうか。
高さがある分、2幕のおとーちゃんとのデュエットのシーンなんかは 絵が増えていたよーな。前からあったかな?
一番まえとオケピの間に余裕があるので、ルキーニはそっちまで歩いてました。
これも変更じゃないのかよくわからないけど・・・ルドルフの死の後ってセリ下がりでしたっけ。 トートダンサーに運ばれていように覚えてるのだけど・・・

満員御礼の札で出ました♪補助席も出てましたしねぇ・・・・
涼風エリザに山口トート、浦井ルドフルに禅フランツのメンバー。
決して狙っているわけでもないですが、このメンツが多い私。なんだか落ち着くようになってきました。
Wキャストのどちらかというと、とげのないメンバーかも(笑)。
さて・・・久しぶりのかなめちゃん。
マイクが少し長くなっていて、かなめちゃんにしてはマイクつけてるのがよくわかるように・・・
歌声は、さすがによく通る・・というか、音響が全然違う気がしました。
全体的に響きがいいのかな。
歌の調子は絶好調ではなかったのかなぁ〜〜。なんだかいきなり力入れたり反対に入らなかったり。 一番歌いやすそうな場所でのどがつまって聞こえたりしてましたから。
気になっていたお化粧がなんとなくすっきりしたよーな。
少女時代の動きがちょっと変わってました。猫なんだかのポーズしてるよーなところが 鞭振り回してるよーな動きに・・・勇ましくなりました(笑)

しかし、本日のツボ(泣き所?)(笑)
1幕の最後通告をつきつけるシーンから入りこんじゃいました。
手紙を書いているシシィが入れてくれというフランツに気がつく。
ちょっとうれしそうなお顔がのぞくのだけどそのまま手紙を書き続ける。
フランツの訴えに答えそうになるのをぐっと我慢している様子がなんだか つらくて。慰めてほしいというフランツの心はわかっているけれど、ここで 優しさを見せたら・・・子供たちを取り戻せなくなる。女性としての感情と 母親としての感情いや、ゾフィーへの感情かどちらかを今選ばなければならない。
フランツに、妻か母親かを選ばせるのですが、シシィ自身が 自分の中の声とも必死に戦っているのが読み取れてね痛々しい。
手紙を渡して、ドアを閉めた後のつらそうなこといったら。
ここのシーンが頭から離れず、その後、精神病院の強い皇后でいなければならないと歌う姿や、 父親の亡霊に向かって作られた皇后だったという歌詞 が突き刺さって痛かった。
それにしても、 「ひとりにしてください」って言葉は最強の拒絶な言葉かも。

コールの時はなんか今回、自由だよねかなめちゃん。
さすがにあのドレス姿ですから、ジェーンの時ほどではないにしろ、 マリーや男爵夫人の時はもう少し落ち着いていたよーな。
どっしりとした共演者方々に守られてる安心感なんでしょか。
2回目のコールの時にトート閣下が客席の方を指してなにやら話しかけてまして、 かなめちゃんがうなづいていたので、誰かいらっしゃっているのかなと思っていたら、 お母様観劇だったようです。

ルキーニに刺されて、白い衣装で無表情のまま再登場。
そこから、トート閣下の歌声に反応してふわっと表情が緩む。 緊張から解き放たれたようなほっとしたような笑顔が忘れられない。

明日は、Wキャスト組は、かなめちゃん以外ほぼ別の方、武田トートはこの後 いつか見れるかわからないので・・・堪能してこよっ。

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