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ざ・涼風三昧
〜Kaname's Diary〜


 8月23日「エリザin名古屋E」
結局・・行っちゃった(笑)
今回は、山口トートに禅フランツ、浦井ルドルフ。ルドルフ以外は前回と同メンバーデス。

今回は、1階後方の中央席。前の方の座高が高くて少し観難い。端の方が見やすかったかなと 贅沢を思う。ただ、音の聞こえ方は今回か一番よかったように思う。
前方の席だと、オケの音が大きすぎるのだよね。しょっぱなの、 ルドルフ君やらとーちゃんやら、かーちゃんが口々に歌う言葉が はっきり聞こえる。
かなめちゃんの歌も聞きやすかったなぁ〜〜(これが一番嬉しい♪)
ノッテきた・・そんな気がした。
17日に見た時もラクそうに歌うようになったなぁとは思ったけど、一段とのびやか!!
きっちりと♪に乗せていたのが、体に馴染んだ感ありで、こうなってくると どんどんと歌声に感情が入っていくのだよねぇ・・・
この先もまだまだ登って行きそうで楽しみになります。

精神病院のシーン。
自分がエリザベートだという患者さんに向かって、 「ひざまづくのは貴方よ」と静かに言うシシィ。
傘を振り回して暴れる彼女に(傘をよける姿はかっこよいの)、 その傘を止めてゆっくりと渡すその仕草がとても優しいの。
体を拘束されていても魂は自由、そんな彼女がうらやましいと 歌う姿に深い孤独を感じる。
勝ったと意気揚々としていた時期もあったのに・・・
最後の高い音でのロングトーン、少々ふらつきそうになったが持ち直し。 この声好きだ。そして、めずらしく拍手起こった。

夜のボートが秀逸。
禅サンの柔らかい声の上に乗る2人のデュエットはとても綺麗に聞こえる。
新婚時代とは違う声なふたり。どちらの声でも相性いいらしい。
途中ふたりで声を伸ばしながら、転調する部分を聞くとゾクゾクする。
もっと聞いていたい。本日はここのシーンの途中で撃沈(笑)

トート閣下、どこだか本物のゾンビみたいになっていてびっくりした(笑)。 子ルドルフを後ろから首絞めようとしたり、フェンシングの剣でさそうと したり・・怖いぞ。

コールの時は、1回目のトート閣下とのお辞儀はわりと上手く下がれたのに、 なぜか、お辞儀がヘレネのよーに^_^; 2回目は、力づくでスカート直しておりました。
これは・・・上手になるんでしょかねぇ〜〜(笑)。

今度こそ・・・名古屋はおしまい。

 8月22日「Wシシィのスペシャルトーク」
かなめちゃんとコムちゃんとのスペシャルトーク♪
見せていただきました。
宝塚出身のおふたりだからこそ・・・ですね(笑)。
製作発表の時の後のようですね。 できたら舞台が始まった後の話を聞いてみたいのだけど・・・ 宣伝ですからねぇ。贅沢は言いません。

コムちゃんは白のワンピ(髪型かわいいな)、かなめちゃんはみどりが少しかかったようなグレーのトップに 白のパンツ(よく見るとおちゃめなモチーフがプリントされてるよん)。バックも白でなんだか白い世界。
ときおり思い出したようにカメラを意識する2人。真面目に話して、真剣になると どんどんトーンが落ちていく(笑)。

人が歌っているのを聞くの楽譜をみるのとでは大違いという楽曲。
アメリカでもイギリスでもない、ウィーンなんだというかなめちゃん。
ものすごい抽象的ですがなんとなく納得・・・(笑)
NY発のものって、もっとクリアではっきりした音が多いもの。
このコンビの音楽って、ひそかに半音下がっていたり。不思議な旋律が 上にかぶさっていたり・・・音譜のひとつひとつがポロポロと 楽譜の上に落ちてくる感じがするもの。
ってのは私が感じてることです(笑)

小池先生は、ふたりの感じ方に沿って演出してくださるそーな。
それはとてもありがたいと。そのカラーに合わせてっていうのが基本なんだろね。
コムちゃんの舞台ももっと見たいけど、どうしても 限られた中でみるならどーしてもかなめちゃんばかりになっちゃうのは ファンだからなぁ〜〜^_^;。

しかし、このふたり全然違う顔立ちだなぁ〜って。
輪郭がねぇ・・・。縦にある人と横にある人で、 横顔になった時の奥行きとか・・・勝手に見比べて悪いけど面白い(^^)
コムちゃんが素で話しているのをみているのが慣れなくて。 かなめちゃんの隣にいるのも不思議な感じ。
他の俳優さんと違って、コムちゃんは宝塚の舞台の上のひとだから・・なのに、 そんなかっこおで(笑)。
かなめちゃんはいつものかなめちゃんで・・・これだけ長い 間みてると、勝手にものすごく身近な人物になってますから。

流れたのは8分ほど、最初の声が入ってないところの 2人がとても楽しそうで・・・なーに話していたんだろ。
名古屋の公演もあと数回ずつ。おふたりともがんばってくださーい。

ふたりで声揃えて是非みにいらしてくださーいで〆!
画面に向かって手を振る2人。いつの間にかかなめちゃんの手は ピースに・・・おぃ^_^;

 8月21日「acteur/アクチュール」
雑誌発売をこんなに待ったのはひさしぶりかも(笑)。
ここのところ、気持ち印刷物に関しては落ち着いていたのにね・・・涼風モード全開に入ってる んだろな。いいかげん落ち着いたファンしようと思うんだけどね。

で、「acteur」。
綺麗な写真とインタビュー記事。
白いレース地のワンピースなんでしょかねぇ・・・座った写真ばかりなので よく分かりませんが、透けて見える白いワンピがどーもミニなんじゃないか・・と。
こういうのの下にパンツを合わせてることが多いかなめちゃんですが、 これは素の足??とか変なとこみてます^_^;。

インタビュー記事は、エリザの稽古場で。
シシィの生き方に対するかなめちゃんの気持ちを語ってます。
「少女から大人にうまくなれなかった人じゃないかな」という言葉は、 舞台をみてから見ると納得だなぁ〜〜という感じでしょうか。
かなめちゃんのシシィは長い間ずっと少女のようなんだもの。妻となり母となりゾフィーから子供を取り戻し、 その美貌で政に足をつっこみ・・状況は変化していくのに それに心がついて言っていないそんな風に見えましたから。

「これ以上の役はないと思っています」そんな言葉の裏に、 かなめちゃんの強い意志とこの舞台にかける決意を感じるのは私だけかな。
そんな風に言えることは幸せだねぇ・・・。大変だろうけど 楽しそうだと、インタビューの書き手も言ってますんで、やりがいを感じながら 闘っているのだろう。
舞台が開いて・・・舞台の上で生きてみて、かなめちゃんの中に変化はあったのかなぁ そんなこともどこかで聞けるといいなと。

ミュージカル関係の雑誌は、東京公演が主体なので11月の帝劇に行くまで はあまり話題に上らない中、こんなところに出没させてくれて・・・アクチュールさん ありがとぉ〜〜(●^o^●)。
かなめちゃんの他はイケメンいっぱいの雑誌でございました。

 8月17日「エリザin名古屋D」
妨げるものなど何もない・・・・♪
そんなことはなかろーよ^_^;。妨げるものばかり、いや、最初っから 1つの方向なんぞ見てなかったよね・・そんなことをご同行さんと話しました(笑)
出会った時のこの歌があるから年老いてからの「夜のボート」が悲しい。
パパと無邪気に遊んでいたシーンが最初にあるから、2幕のリプライズが悲しい。
どちらも同じ旋律で、同じふたりが歌っているのに・・・出会ってはいけない人に 出会ってしまったんだねぇ・・。

16日は、かなめちゃんがというよりは、私がだいぶお疲れモードでちょっと集中できなかった。
今日はというと、私の中で何かがはじけたよ♪
中途半端に知っていた舞台、かなめちゃんはどーんな風に歌うのだろ演じるのだろ そんなことが気になっていたせいなのかも知れない。
人気があるのは実感したし、楽しくないなんってことは絶対にないのに・・
「マリーアントワネット」の時のような高揚感がなかった。
それが、キタ!!
それも舞台後半に突然ころがり落ちるよーに。
ちょこちょことは、入り込んでいて今日はなんだか・・・と思っていたら 「悪夢」のシーンで「ルキーニ、はやくとりにこい!!」でズトーン!!(笑)。←こんな歌詞あるの 知らなかったし・・・(笑)
そしたら、その後のかなめちゃんのおだやかな顔で・・体が震えた。
こりゃ大変だ(笑)(それでも、やっぱり「MA」の方が舞台としては好きかなぁ〜)

泣いた、笑った・・・ってとこからの歌詞が好きでして。
一生懸命生きて、生き抜いたからこその歌詞。その歌詞を力強く歌うかなめちゃんの声がまたいい。
最後の「私だけに・・」ってところをもうちょっとはっきり聞きたいけどね。
なのにこの日は、ここでキーンって音がしてそれはすごぉ〜〜く悲しかった出来事(T_T)。

1幕の終わりは有名なっていうか、見せ場の鏡の間のシーン。
宝塚のバージョンは本当に鏡の間だった記憶が・・・。この舞台でも鏡は多様されているのだけど、 ここは、重厚なドアから出てくるシシィって図。
そして、階段を貫禄たっぷりに降りてくるん
フランツを見下ろす形になるんだよねぇ・・ココ。これは意図した演出なんか?
完全に、尻に引いたと(笑)
ただね、この階段降りのかなめちゃんが妙に危なっかしい。
スカートで下は見えないだろうから、普通に危ないのだけど見ていて心臓に悪い。
その昔、大階段の上に惹かれた薔薇のじゅうたんの上を歩く姿があったな。 あの時もドキドキしたもんだ。

階段といえば、私はここのシーン以上に今回、結婚式で一旦入ってまた 出てくる時のシルエットに惚れてる。
フランツに手をひかれながらゆっくり登る。
その横顔と首筋のラインにライトが当たって綺麗でたまらない。
この人が幸せにしてくれるそう信じているキラキラとした 表情も含めて。
今回、アップスタイルはココだけなんですよねぇ。うなじ出してるほーが 似合うのかなと?。初日に見た時は、いきなりな髪型でびっくりしたけど、 見るたびに好きになる。
2幕後半の帽子姿は、横顔が2倍増しに綺麗にみえるのは、 ファンフィルタのせい???

この回も、トート閣下は山口さん。土、日は武田君少ないのかなぁ〜〜
恒例の、ツーショットのカーテンコールでは、2人で顔見合わせて 笑ってる。何か話したよーにも見えたが・・・このふたりの対談とか見てみたいなと ちと思う。どんな会話になるのか・・興味アリ(笑)

これで名古屋は最後になるハズ・・・・次は博多のハズ・・・
なんだがさて・・・(笑)

 8月16日「エリザin名古屋C」
初日からあっという間に2週間。
かなめちゃんはもっと早く感じているのじゃないかしら。
かなめシシィに山口トート、鈴木フランツ、浦井ルドルフな組み合わせ。

子供時代・・・かなめちゃんの自由度が増徴されてますん。
のびのびとしたおおらかさがいいなぁ〜と思う。じっとしてないところは、 本人の性格なんでしょかね。ほんまこういうのって楽しそうにやらはる。
歌も慎重に歌っていた部分が気にならなくなって気持ちよさそうに ・・・こんなシーンばかりならストレスたまらないだろうなぁ(笑)
シシィとフランツが出会ってしまったのは計画通りじゃないけど・・・
お見合いの席にこんな爆弾娘連れてくること自体が間違いだよねぇ・・

フランツが見初めたわけだけど・・シシィも一目ぼれなんでしょかねぇ。。
「幸せになりましょ」と歌うふたりを見ていると、こんな立場じゃなかったらいい夫婦になっていたかも ってぐらいいい感じ。客観的に見ると最初っからふたりの考え方は、食い違ってますけど全然 気がつくことなく幸せそうなんだ^_^;
結婚式のあとのシーン「みんなが見てる、早くふたりだけになりたい 」というとこが、かわいくて好き。
歌い方がすっごく子供っぽくて・・儚げで・・・

んで・・・かなめちゃんちょっと風邪気味ですか?それか、アレルギーでもでてます??
えらく鼻をすすってる。
2階から見ていたので泣いているのかなと最初は思ったのですが、 夜のボートの時にも、歌の合間にすすってるし・・・
それで歌がどうにかなるってものじゃないけど・・・ちょいと気になりました。
私が、ここんとこくしゃみばっかり出てたもんだから、こんな舞台上でくしゃみでちゃったら どーすんだろなんて思ってしまった。あんまり見たことないけど・・・

話を聞いてほしいというフランツに、最後通告の手紙を渡すシーン。
お母様か私か!!って。凛と突き放す。
ストレートなラインのドレスにガウン?ってなシンプルな装いが素敵。
色もすごくシックでいい♪ここの色は、ふたりのエリザで違っていたかな?
フランツに手紙を渡して疲れてたようにドアによりかかる姿が妙に色っぽいんだなぁ〜〜。
そんな弱ったところにでてくんのが、トート。
泣かないで・・ってそんな優しい声でささやかれたらねぇ・・行っちゃうじゃん(笑)。
我に返ったようにトートを突き放す姿。
貴方には頼らない・・・♪と歌い上げたそのあと、さっとガウンをひるがえす姿がぁ〜〜
かっこよくてツボりました(笑)

2幕は、各歌とも安定感。歌詞も聴きとり易くなってる。いきなり高音から低い音に入る時に 声質が変わりすぎて気になっていたところもさりげなくなっていたりして、 細かい修正を重ねてまだまだ磨いて行くのだろねぇ・・
ルドルフが死んで、棺おけにすがる姿が痛々しくて。さぐりつづける手がいいなぁ〜〜。
棺桶と手っていえば、宝塚版の麻路トートの手のことが今頭をよぎった。あちらは 色っぽくて好きだったの(笑)
こちらのトート様は、その棺桶の中から登場しちゃうんだ。
ルドルフの遺体はいずこ????
トートったら、死なせてとシシィがせっかく頼って来たのに、まだ私を愛してはいない!! って今度は突き放す・・・うーん。死神の感情って難しい(笑)
ここの、音階を聞いてるとどーもオペラ座の怪人を思い出す私。

アンコールでは、シシィとトートのふたりってのが定番化されたのかな?
あのドレスでは、後ろにさがりにくく今日はかなめちゃん自分で後ろを 持ち上げて下がってた。その姿がなんともかわいいというかおもしろいというか(笑)
その姿みて、トート様が何かを言ったのか何かわからないけど、 かなめちゃん素で笑ってる。2回目の時なんぞは、トート様内股で下がるまねっこ。
おちゃめなトート様に、会場も隣のシシィも吹き出して。。。幕!!

明日は私の名古屋公演の最終日になる・・・はず♪。

 8月5日「エリザin名古屋B」
名古屋3日目完走!!
3日目にしてマチソワはつらいかなと思いましたがなんのなんの十二分に楽しんだ。
時間が空いちゃうのもったいない気がして・・・・コムシシィ&武田トートもみちゃいました。

すごく冷静に見れたので、シーンの意味に今ながらに気づくこともあったりして楽しかった。
昨日までは、涼風フィルタと山口ワールドで酔わされてる部分もありますんで(笑)。
チビルドちゃんがちょっと定かじゃないけど、たぶん全キャスト制覇できたのではないのかとも思う。
それぞれを書くとキリがないのでそれは違う場所で・・・(ほんまか)
ただ、一言でコムシシィを表すといろんな意味で若かったかな。
かなめちゃんと比べてということももちろんですが、 若さのキラキラ感で突っ走った戴冠式ぐらいまでに比べると(綺麗でした) 彼女の実年齢を考えても後半の雰囲気がもう少し大人であって欲しい。

武田トートに関しては、 歌声の魔力がない分、歌詞を聞いちゃう感じでしたね。シシィに翻弄されているようなのが面白かった。 ただ山口さんの存在感の大きさを感じたかな。
絡みの部分では、タッパが違うので多少出没の仕方なんかが違うので、 (武田トートよく机の上に座ってますんで)それにあわせてシシィの動きも変わってるんじゃないかという印象 。

めずらしい?ハプニングにも出くわしてしまった
かなめちゃん、そんな・・・歌の途中で声だしながら側転してましたっけ??
えらい体制になりながら声だせるんか・・・と思った矢先に何かが落ちた。
かつら??ってでもちゃんとついてるし(笑)。
どうやら、かつらの上に髪の毛の分量増やすためか、乗せていたのだね。それが とれちゃった。かつらそのものじゃなくてよかったよ。
ただ、舞台上におっこちちゃったそのものは異様で^_^;パパが歩いていく方にあるものだから、 気になってしゃーない。かなめちゃんもなんかちら見してるなと思ったら、 どんどん近づいて、踏みそうな場所に行く。ライトとかあるから立ち位置かえたらあかんの かしらんと思っていると。さっと手にとったぁ〜。
後ろに隠しながらそのまま続行。ぶらんぶらんしてるからおかしくてねぇ・・・いっそのこと 振り回しちゃったら・・というのは無責任な意見です。
さすがに動揺してたのか、ちょいと台詞かんでたのもご愛嬌ってことにしておきましょう。 あのシーンでよかった。
この舞台、いろんなことしてますんでまだまだハプニングもいろいろありそうな予感??
ネタづくりありがと(怒られそう)

今回、歌の数がすごく多い。
時折、どうした?ってな気持ちになる部分もあって(すぐに気のせいだったかなって思うんだケド^_^;)、まだまだ完全には落ち着いていない感じもする。
別にこの歌のこの部分があかんそうってな感じでも、さぐってる感じでもないので、 その時の感情ときっかけで何かが違ってくるのだろね。
この先もっと安定して自由に歌ってくれるようになると、伝わる幅もおっきくなりそうでその辺りは次に 期待!!

 8月4日「エリザin名古屋A」
夏休みの時期であったことを、今の会社がバラバラに夏休みを取るタイプ であったみことを 喜ぶべきなんでしょうね(前の職場は、もっと長くはあったのですけどね)。
月曜日だというのにまだ名古屋だぁ〜
かなめちゃんのブログでも暑いと言ってますが、確かに暑い・・・
でも、劇場とホテルと食事処しかいかなければそーでもないかと。かなめちゃんが暑いのは きっと舞台の上だからなんじゃないかしらなーんて勝手なコト

二日目の本日、昨日の緊迫感から逃れてというかちょっとだけ伸びやかな感じを受けました。
かなめちゃんだけでなく、全体的な雰囲気も。
製作発表のときに山口さんがストーカーという言葉を使っていたけど、 ほんとトートってば^_^;。いっかいも「好き」なんて言葉もそぶりも見せてないのに 自分のことを愛していることを気づくだろうって・・・ナンテ思い込み。
かなめちゃんのシシィは、そんなトートの言葉に動揺しながら 戦ってる。ゾフィと戦い、しきたりと戦い、だんなの優柔不断さと戦う。
その姿は想像以上に男前かも(笑)。
正直、こんなに強さが前面にでるとは想像していなかったんだなぁ。
2幕頭の「私が踊る時」のシーンは見ごたえがあった。
ただ、トートと戦っているというよりはトートへ愛を感じてしまったら・・ そこに愛を自由を見てしまったら、負けてしまい自分でなくなるのではないかと いう危機感の中で懸命に戦う崖っぷちなギリギリな綱わたりに見える。
トートとではなく自分と戦う姿を感じた。
しかし、そんな戦いも自分を自由にしてくれることではなかったと気がついて しまうんですけど・・・
あとは、その虚栄の張り方が痛々しいんだなぁ〜〜
次々と不幸は襲い掛かるしねぇ。
昨日は見えなかった最後のトートへの向かう微笑み。自分の安らぎをそこに見つけてしまった。 そんな安堵感を感じたけど・・・それでよかったのか?とも思いながら。
トートに抱き寄せられた表情をみていると、がんばったのだねぇ・・ ナンテ。
山口トートもすごく優しいんだなぁ〜と思うとこれでよかったのか・・・
ものすごく私の妄想に暴走している気もするけど・・・ そんなこんなコト思った2日目でした。

お衣装かつらもイロイロ取り揃えてあります(笑)
ちょこっと紹介。
少女時代は、ロングでリボンつけて・・・。ドレスは、ベージュピンクっぽく イギリスのなんとかっていうプリント柄のイメージだなかぁ〜とおもってみてた。
最初は茶色のブーツ。これはかかとないのかな。とってもちっちゃくみえる。
お見合いシーンは、胸元フリフリの紫っぽいドレス。白いブーツはそのまま 結婚式まではくためか、かかとありだった。
結婚式は2パターン。そのままのダウンスタイルの上にブーケつけて、 舞台上でお着替えしてる。
でも、この衣装がね必要以上に体に反ってない気がするんですけどねぇ・・・
その後の着替えた上品なレースが胸から袖につながっている白いドレスは 好き。かつらも変えてきてまして、言葉で表現するのはすごく難しい(笑)
似合っていると思うし、華奢な感じが好きなんですが、前のシーンの髪型からの ぎゃっぷがちょっとあるかな。突然おちついちゃった感じがする。
その後、スクリーンで映し出された本物の肖像画におなじような形がでてきて ここからとったのかなと。なかなか似合う人いないような気もすんです(^.^)

少女時代は楽しそうにやってるなぁ。ほんとじゃじゃ馬。
側転もきれーに決まって(大人になってやるの怖いよね)、 横で傘で遊んでる姿がとてもラブリーだったり・・・・荷物の上に乗っかっては バランスとって・・・ルキーニに支えてもらったり。
こーいうのやらすとほんま生き生きしてくるな^_^;

初日のラスト近くにながいおぐしが黒いゴムみたいなものがひっかかっていたというか 何かでちょっとまとめられいたものがそのままついていて、 あれは、忘れたのかそれともそういうものなのか・・と物議をかもしてましたが、 本日はなかったんで・・・やっぱりつけたまま出ちゃってたんでしょね(ばらすなってか(笑))

コールは今日も盛り上がり・・・最後は二人ででてきてくれた。
これってもう、この状態を見ないとみんな帰れないよねぇ・・・って雰囲気だな。
皆とのコールの時は、かなめちゃんが白いドレスで後ろに下がろうと している時は、後ろの方がドレスのすそを持ち上げてくださってるのですが、 二人のときは、一生懸命小幅に移動。ちょいとペンギン風になっちまってるんですが、 その姿をトート閣下ってば真似してくれまして・・・
かなめちゃん素で笑っちゃってました。
なんだかそんな和やかな雰囲気がいいなと思った2日でもありました。

明日は・・・武田トートとの初顔合わせ。禅ちゃんとのすれ違い夫婦第3段も見れるってことで楽しみ。br> その前に、コムシシィと武田トートの初日もみてきまーす。全然違うらしいってことなんで こちらも楽しみでーす。

 8月3日「エリザ 初日ですin名古屋」
初日を見るのは本当にドキドキしますねぇ・・
マリーの時もモーツアルトの時もいつも人から聞いてから出かけていたので ひさしぶりですこの気持ち。
全体を見渡せるB席で観劇。
トートダンサーさんの動きや、セットの位置、人の流れなんぞは見渡せてよかった。
階段やドアが出てくるので、前方の端だと見れないところあるかなぁ〜て今後のことも 考えちゃいました。
全体的に舞台が暗いので、お顔の表情はオペラグラスでは見にくいかも。
そういうことも考えてかどうかは知りませんが、かなめちゃん若干? 頬紅が濃いかなぁ〜ってビジュアル的にはここが一番気になりました。

のっけから文句つけてますが(笑)、シシィとして生きるかなめちゃんはとってもすばらしくて、 小池先生がプログラムに書いてくれていますが、要らないものを取り払ったような 舞台姿がそこにあった。
シシィの感情にシンクロして涙した部分もありますが、かなめちゃんのその姿に なんだかうるうるしてきちゃった。
シシィは何も考えずに結婚に突入しちゃうところはマリーと同じですが、 節目節目で強くなり、それゆえにどんどんと孤立していく。
旦那への失望ゆえなんでしょかねぇ・・夜のボートでお互いがお互いの立場で 考えてくれたら・・と歌いますが、その歌詞がすごく印象に。これって こんな特殊な状況ではなくとも、日常的に結婚という生活を送る上で一番大切 なことだったになぁ〜と。結婚もしていないのにえらそうに思った。

有名な「私だけに」の途中ぐらいから歌声も、表情もどんどんと力づよく変化していく 様は鳥肌もの・・だったな。
トートとの感情が少し見えにくかった気がするかな。
いつ、トートを愛したのか・・・。
結婚式の時にトートに手をつかまれた時の嫌悪するお顔が秀逸でしたが・・・

初日のトートさまは、山口さん。大声量な美声な持ち主ですが、私はささやくように歌う時の 彼の歌声が好きだったりする。張り上げる時は艶がささやく時は色気を感じる。そういう 意味では、かなめちゃんのパターンと似てるかも。
シシィのかっこしてる横でトートの歌を歌われるとちょっと不思議な気も。
闇が広がるとかねぇ・・ひとつ間違えればかなめちゃんの声がよみがえってきたりするし(笑)

書き出すときりがなく・・・
忘れないうちに初日挨拶ですが・・・
おっきな拍手の後、ルキーニ兄の先導でかなめちゃんのご挨拶。
宝塚時代に楽曲に出会って・・・大好きなリーバイさん、信頼する小池先生に 身を預けてお稽古していたと。このあたりは記者会見で話していたのと同じような。
そして、周りの皆さんにすごく助けていただいてありがとうございましたと、まるで千秋楽ですか?てな ことも口に出し・・これからも助けてほしいと周りの人にお願いしてました(笑)。
そして、無理やり山口さんにコメントを振る!!
想定外かどうかは知りませんが、ちょっとあわてたような様子をみせた山口さん(彼のポーズですかねぇ) おだやかに普通に挨拶したと思い、周りは拍手モードに入ったとおもったら 突然飛んで拍手を止める真似を・・・
その前に、高嶋さんがお客さんをあおっては止めていたのがやりたかったのだろうか・・・
ほんまこの人びっくり箱だわ。
驚きつつも「かっこいい」とつぶやくかなめちゃん。そこでんな感想かぁ〜〜(笑)席はついて行ってませんが ついて行ってましたか・・・
今度こそはついて行くぞという客席の願いもむなしく、次にあおられた時は 普通にカット・・・あまのじゃくですか。
その後、また沸いた客席の拍手に高嶋さん、山口さんがかなめちゃんの方を向いて 何か言っていたのか顔で促したのかは知りませんが、かなめちゃんの顔があきらかに ハテナマーク。首かしげて・・何するのかなとおもっていたら・・・いいの?ってな 表情しながら、両手でバシッと拍手止めた!!
これには会場に笑いがおこった記憶が・・・(定かではない)

その後何度、幕が開いたでしょうか。
客席のしつこいこと(笑)。
これをどう収めるのだろ思っていたら、最後はシシィとトートのツーショットで 現れた。ベストバランスじゃないでしょーかと。うれしかった。
この姿に満足した客席は、ようやく帰り支度にかかったのデシタ。

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