6月30日、7月1日の2日間のシアターブラバ!公演。短いねぇ〜〜(T_T)。
2日間、楽しんできた。
四季劇場以来で・・・久しぶりすぎて迷った(笑)。
2階席があるのをすっかり忘れていた。どうせなら1度ぐらい上から見てもよかったな。
ちょっと同じような前方席に偏ってしまった。
ファンにとって前方席はありがたいのだけとね。オペラグラス使わずに表情が
しっかり見えるもの♪。
いろんなお顔してますしねぇ。今回
2幕、長親様がいとまごいにする場面の最後。「いやです・・」とヨヨと泣き崩れたる桔梗。
申し訳なさそーに抱く長親殿。しかし、
戦況が変わって長親殿去ってしまう・・・
一時を争う大事、そりゃ分ってるが、床に泣き崩れた桔梗サンほったらかしかいな!!
と、突っ込みいれてた東京公演。去る前にちょっと後ろめたそーに去っていく
のを感じましたです。ホッ(^.^)
そんなことじゃなく・・
ここのシーンのかなめちゃんの表情がすごくて、コワカッタ・・・
2重人格さ加減がハンパ無く・・テンションあげながら狂ったように
叫ぶ姿は、劇場飲み込んだ。
客席に向かって放たれるものすごいエネルギーに包まれるのは快感。
突っ込み所はいろいろあったけど、けっこうやりっぱなし・・・が気になったかな。
ダンちゃんの商売道具・・・置きっぱなしなんですもの(笑)。
それでも、いつでも近くにあるあの「とりよせ箱」は、本当は加藤段蔵に吸い寄せられる
箱だったりして・・・
段蔵の死の直前の汚い言葉は、
楓ちゃんの心は、長親様から段蔵へ移って行った表れのハズ、でも段蔵はそのことを
意識して死んでいったのかなぁ〜〜。楓ちゃんは自分の心に気が付いたのか?
その辺りがさらぁ〜〜と流れていくのが残念。
段蔵と、与三郎、桔梗それぞれのサブストーリーが強くて、
メインがぼやけてしまった気がした。
段蔵の物語のラスト、老婆のかっこうで出没の桔梗。それまでとはうって変った静の雰囲気。
殺したいほど憎み、愛していた段蔵の死を目の前にして、
何を思ったのだろか聞いてみたいなぁ〜〜。
死んだ段蔵の隣で天を見上げる桔梗って図。
曲がっていた腰がすくっと伸びて・・初めて見た日には昇天するというかボロの恰好をしているのに
白い桔梗が透けて見えた。
変身するのかぁ〜〜とちょっと期待したりした(笑)
手妻がクローズアップされていたが、日本の伝統的な琴の音とのコラボはよかった。
舞台みてからずっと頭の中を琴の音が鳴っている。
あんなに低音の音が素敵だとは意外な発見。与三郎出没時の音楽が好き。
高まる緊張感と共に激しく演奏される硬い音色が素敵だった。
手妻は、それをやってる師匠の所作の美しさが印象的。ピンと張った手先なんかが美しいんだ。
動きもバタバタせずにお上品だし、飄々としたソフトな語り口も
心地よかった。
炎の中「みんな、焼かれてしまえぇぇ」と叫ぶ姿。「ほおら、食べなさい」って
言ってる笑顔が今頭の中をよぎります。どちらも怖くて美しかった・・・
1日の公演は、ここは大阪だぁってのが顕著だったかも(笑)。
いつも思うけれど、場所によって反応する場所が違うのが面白い。
ここで拍手きたぁぁ〜〜とか、笑い来た!!とかって絶対出演者も楽しんでるだろな。
笑い袋か?ってな方も近くにいらして・・なかなかにぎやかな公演だった。
ぐずぐずしている間に石川公演は無事に終了したらしい。
ああぁぁ〜〜博多行きたい(T_T)
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