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ざ・涼風三昧
〜Kaname's Diary〜


 3月4日「ハムレットin名古屋大千秋楽」
終わってしまったよぉ・・・
長い帰りの電車の中、呆けたようにそんなこと思っていた。
かなめちゃんのブログには1幕の衣装での写真が・・・
とても優しいお顔で、いい毎日だったのだろうなと嬉しくなった。

千秋楽だからというか、本番を重ねてきて各々の感情の波に 幅が出てきて、メリハリがついていてそれがやり過ぎない程度で心地よい舞台。
難しい楽曲が滑らかになって本当に気持ちがよかった。

クリエではよく見えなかったのですが、ドラマシティや中日劇場では、 喪服のベールの下のお顔もライトが当たると見えて、伏し目がちな お顔がとても綺麗。
なぜ〜〜♪という声よく通る声がかなめちゃんの第一声。
ライトの中から花束を両手に持って出てくる姿も、鏡の前で 幸せそうに微笑むガートルードも見納め。
ドレスの裾を直してもらっている時、肩越しにスカートを 見るしぐさが好きだった。
ずっと待っていたと歌う二人。柔らかな光がさす。
そして、ハムレットの「汝の名は女」台詞とともに光の中で振り返る様。
頭に焼き付けておかなくっちゃとちっちゃな脳みそフル回転。
かなめちゃんがらみでなくても、視覚的に好きな場面も多くてもう大変(笑)。

2幕はずっと涙・・。
私がじゃなくてガートルード様が。あんなに泣いたら目が腫れそう。
それでも、ラストの決闘のシーンではパリッとすっきりしたお顔って 不思議だ。その前のシーンお顔はベールで隠れていたけれど、 完全に涙声なのに。。(笑)
細い声で祈る歌。途切れそうで途切れないぐらいの声って張り上げるよりも 大変なんじゃなかろうか。鼻もすすりながらだし・・・
オリーフィアの自殺のシーン。そのオリーフィアの方を直接向いているわけではないのに、 身じろぎもせずに立つその視線の先には彼女がいる。 飛び込んだ瞬間。思わずクローディアスの体を抑える緊迫感がものすごい。
ここは、目が二つホシイ(^_^;)。

私が不実と歌うナンバーも、アンサンブルさんとの声と重なるところで、 体内ボルテージが一気に上がった。このナンバーか涼風ミュージカルナンバーに 入らないかなぁ〜〜。これ以上追加したら、酸欠になるかしら??
美ビットな赤も素敵だけど、部屋着の姿もかわいらしい。
おろした髪形が少し少女っぽく。ある意味、この人もまた少し大人になりきれなかったの かもしれないな・・と。打算で動いてはいないようだし。
歌いながらハムレットに かけよる姿が好き。はだしだからかなり身軽(笑)。

書き上げるときりがない。
見どころ、聴きどころ、ツボ満載な・・・
こんな役柄にめぐりあってくれるとファン冥利につきるというもの。
幸せな時間をいただきました♪。

ほんで(笑)、千秋楽ってことでソリストメンバーのコメント(by芳雄くん)あり。
ここんところ、こっちがもらい泣きしそうに感極まっているバージョンと、 テンションたかーいバージョンと2パターンでして(笑)。
今回は、テンションたかーく持ち上げてきましたっ。
周りの雰囲気とか、感情の波とかに左右されるのでしょうかね。
そう、皆さん笑いがいっぱいのご挨拶でした。
阿部さんのおちゃめなご挨拶の(ご自分の映像がみれなかったのが 心残りらしい)の後、いきなり伊礼君のハイテンション。
1階元気ですか!2階元気ですか!!と、ノリのよいこと。でも、それで終わりって・・・ 井上君に中身がないって突っ込まれてました(笑)。中身よりも心だそーで。
それに乗ってソンハくんも元気ですかぁ〜〜と会場に向かって・・。
そのノリで行きますか・・モードが流れ。山路さんまで・・・←何言ってるか 分からなかったケド(笑)。とぼけたいい味な山路さん。
そのあとがかなめちゃん。
すっと前にでて、やりましたよぉ〜〜。通るお声で両手広げて「皆さん・・」と客席あおり・・
客席も温まってるものだからノリがよく・・「ふざけんなよ・・」と コートを床にたたきつける伊礼君・・。
そのあとの「涼風真世です」の声の軽いことっ(笑)。
難しいガートルードという役、皆さんのおかげで色っぽく仕上がりましたと。 そこで村井さんが手を肩に載せると、「國男さんのおかげ」って。
その言い方が・・無駄に艶っぽい(笑)。またガートルードに出会いたいって 言ってましたケド再演あるかなぁ〜〜。あるといいなぁ〜〜。ストプレでも見てみたいかも。

そして、かなめちゃんがやるなら・・と思ったかどうかわかりませんが 昆ちゃんも・・・しかし、テレながらやって沈没。
かわいいから許すと井上君。会場みんなそんな気持ちでしたねおそらく。

ソンハ君はコールの時はかなめちゃんの隣なんで、いつもかなめちゃん素で笑ってる。 今日は、ヘレナのスカート触ろうとしてかなめちゃんにしかられてたナリ(笑)。

楽しい時間はあっという間。
だから大切に・・・かな。
かなめちゃん、皆さんお疲れ様でしたぁ〜〜

 2月25日「ハムレットinドラマシティ」
お待ちしておりましてたぁ♪♪
半月ぶりの「ハムレット」
せっかく来てくれた大阪なのに4日間だけなんてつまんないとか、 2月末じゃなかったら毎日みてやるのに・・・とかっていう不満はおいて置いて(笑) とりあえず、お待しておりましたデス。
劇場が変わると、音の反響が変わる。どこの劇場の音響がよいとか悪いとか よく話題になるけれど、正直なところ私によくわからない(^_^;)。ただ、 いつも思うのは芸術劇場も、ドラマシティも色彩が鮮やかに感じること、 よく響くということ。
初めの方の、オリーフィアとヘレナのデュエットのシーンでそれを強く感じた。
ちょっとお風呂状態で・・・気持ちよくなくて残念だなぁと。
ただ、ソワレでは気にならなかったから、場所の加減か音響さんが 調節したのか・・・?
まっ初日だし・・・
マチネはデンマークの旗が下がりきらなかったり、調整不可能状態になったりで・・ ソンハ君は気が散っただろなぁ〜〜。
ソワレのラスト、殿下に掛けてあげたあともずっと端がつられたままで 挨拶の時もずっと端っこが浮いている状態だったのだけど、いつもだったかしら・・・
マチネで妙な動きしていたので気になってしまった。
それでも、「おやすみなさい殿下」の台詞にぐっと来た私です。

かぶりつき、というわけではないけれど(かなり前方ではあります)舞台を見るには 最適なセンター席。オペラグラス用意したけれど、そこにいる感じがうれしくて使わなかった。
前の方が少し大きくて、真正面で小さくなるハムレット様は、何度か視界からいなくなったけれど、 基本、ど真ん中でちっちゃくなることはないかなめちゃんは、とってもよく見えて幸せ。
本当に今回はその美しさが最大限。お辞儀をした時に見える背中とか・・妙な角度のところが 綺麗に見えてびっくり。
裾の長いドレスと、ごつごつしたセットはやっぱり大変そう。
ヒールも高いしね。
一度、階段を降りている時に不自然にちっちゃくなったから(笑)踏んづけたのだと思われる。
気をつけてぇぇぇ。
音がとりにくそうに感じたクローディアスにハムレットが立ち直るのを もう少し待っていてと歌うところも、迷いなく力強い歌声に酔いしれる。
実母として、がんばって食い下がっているのだけど、「王の命令だ!」と鶴の一言。
そんな時代ですわな。この舞台ではでてこないけど確か留学されたはず。
クローディアスと、ガートルードのラブ感が増徴してませんかぁ〜〜。
キスシーンも生々しいって(笑)。そのあとクローディアス、口紅ぬぐってた。
劇中劇のシーンとかは、もう少し落ちついた方がよろしいかと思いますけど (妙にソワソワちゃかちゃかしてるのがちと気になるがそれ以上に村井クローディアスの手が 気になる)。

1幕のホント幸せそうな笑顔を見ていると、 2幕で望んだものはみな違った♪と歌う姿が頭中をよぎりちと切なくなった。
貴方の味方になる、狂ったようなハムレットを抱きしめながらそう決意し、 そのあとの歌詞。
単純に好む相手と幸せな生活がおくれると夢をみていたのだろう。
ここが今回一番ツボ。
ハムレットを抱きしめる手が力強くなったなぁ〜と同時にいいなぁ井上君といらんことも。
順番逆だが「私は不実」のナンバーに興奮。
体内ボルテージ上がりました♪。音楽の盛り上がりととかなめちゃんの声と、鏡像カルテット のハーモニーがばっちりはまって広がる音が気持ちがええったらありしない。
ソワレは特に鳥肌もんでした。
手に顔を寄せるしぐさもしなやかで美しい。鏡像カルテット方々は正面を向いているのに ガートルードは鏡の方を向いていて。表情が鏡越しにみえる構成が憎いねぇ(笑)。
プログラムに掲載されてる Broadway版の鏡使ったシーンがあまりに雰囲気が違うのに驚いた(肉体感たっぷりでナルシスト系?)。 そして、鏡のところに行く前の座ったままのところも好きだぁぁ。

座談会の動画で伊礼君が死んだ後の体制を、 井上君が良かれと思って仰向けにしたら大変なことになったっていう話を している時に、かなめちゃんも死んでから長いよなぁと思っていていたら、ソワレの時にゃ 階段のところにちょうどいい具合に手がかかるように、死ぬ直前に 井上君の腕を支えにしてグイって前に移動した気がしたが・・気のせいか??(笑)。

伊礼兄さんの妹への溺愛ぶりがハンパなかったなぁ〜〜。
気が狂ったオリーフィアを見ながら、怒りでどんどんと赤くなっていく んだ顔が。ふっとぉぉ〜〜〜状態でした。

マチネは、初日ってことで井上くんから挨拶が。
2時間という短いといいかけると、伊礼君に横から「休憩いれて」と突っ込まれて、 村井さんにゃそのぐらいでちょうど良いと毒を吐く(笑)。
そのやり取りに、 楽しそうな裏の雰囲気が伝わってくる感がありました。
ソワレは、井上くんのシャツを脱がそうとする伊礼、村井両氏。
ソンハ君は、阿部さんのマントにくるまれて入っていきました♪。 かなめちゃんは、ソンハ君のすることにずっと笑ってる(笑)。
村井さんが手を広げたのに、手を差し出されたと思って手を差し出そうと して引っ込めて・・と、一人でやってるかなめちゃんも素のお顔になっちゃってて かわいかった。

客席のノリもよくて、盛り上がった大阪。
あと3日も駆け抜けてくださいませぇ・・・
来週の名古屋で終了。始まるとすぐだとはいつも思うコト(T_T)
もっと見たいぞぉ〜〜。

 2月6日「ハムレットinクリエ」
初日から数日・・・
耳に入ってくる「美しかった・・」の言葉に心踊らせながらのmy初日♪
3公演続けてみると、さすがにいろんな曲が頭の中をぐるぐるしてる。それでもやはり 一番に出てくる言葉は、 綺麗だったぁぁぁガートルード王妃!!
蜷川版の「ハムレット」を見てからだと思うが、 ガートルードのかなめちゃんを見たい・・・と密かに思ってました。
宝塚を卒業してからのかなめちゃんでこういうのが見たい!! の数少ない一つでした。
あとは・・おっきなドレス←これは既に叶ってますね。
ただ、印象としてはちと違ったかな。
もっと毒々しいイメージがあったものですから。。。
まさかのジュリママと意外に女性の脆さを感じさせるガートルード。 意外続きです(笑)。

かなめちゃんの女性らしい柔らかい部分がいい感じに出ていて 力の入り具合がちょうどいいというのでしょうか。
肩肘はらず(脇締めて立ってますケド(^.^))へんなリキ味がなくてすごく好きなかなめちゃんだぁ。

嬉しいコトに、出番も多くて・・
まさかクローディアスとラブラブなデュエットソングが聴けるとは・・・。
軟らかい旋律に綺麗な声。村井さんとは何度目かの共演で デュエットも初めてじゃないと思うけど(親子のデュエットしかない?)、 いい感じに声が乗っかっててここも意外な発見。
微妙なおまけなんぞもありましてびっくり(笑)。

ロックミュージカルってことですが結構いろんな曲調あり。、 いろんな歌を歌ってすして、得意でないだろなという曲もある。
かなめちゃんだけでなく、皆難しい曲を歌ってなさる・・・
今回は、歌いあげる部分よりも ソフトに歌うシーンがお気に入り。アカペラ泣き・・・もポイント高い。←なんて綺麗に泣くんですか。。

公式の動画のカーテンコールに着てる赤いドレスに鏡のシーン。
舞台で見ると何倍も素敵です。
今回、どのシーンも、ライトやセットが綺麗で、後方からみると すごく芸術的で見とれる。でも、今回はかぶりついて前で見たいっっ(笑)
鏡のシーンはもう一つありまして、こちらも すごくいいんです。幸せそうなキラキラした表情が鏡越しでみれる・・というオイシイさ。
見ているこっちが幸せになれます。

「ハムレット」という舞台に関しては・・
びっくりするほどまとめてる。
私好きなんですけど、何度みてもすぐに忘れる(笑)。それでも覚えている 芯のあらすじのみを残したような展開。
ロミジュリでもはしょってるよなぁ〜〜と思うところがありましたが、 そんな問題じゃないくらい。
ミュージカルとして素晴らしい出演者が揃ってますが、ごくごく稀に でてくる台詞の中にシェークスピアのにおいを感じると、ストレートプレイも この面子で見たいなと思った。
いろんなことが頭の中をめぐってきりがない。
次の観劇が待ち遠しい(こんな時期の公演であることを恨む(T_T))。

 1月9日「志の輔ラジオ 落語DEデート」
2012年初かなめちゃんはラジオから。
ラジオなんてほとんど聞かないので、いろんな番組があるのだなぁと。
一緒に落語を聞いてお話しましょうって番組でした。
初対面のようで、硬い感じがちょっと残念だったかな。
どうしても、元宝塚・・っていうくくりから入るのは仕方がないのだろうね。
かなめちゃんが、落語になじみがないように、立川志の輔さん も舞台とかってあまりごらんにならないのかなと思ったり。
接点を探して探して・・・富山に話が落ち着いた時はなんかちょっとほっとした(笑)
がんばってテンションあげていこぉ〜〜的な声にも感じましたが、 真面目な雰囲気にそれもかなわず・・(笑) 最後まで、お声が余所行きのだったかなってとこでしょうか。

落語の感想も、かなり真面目に答えてましたね。
出囃子の音からの感想は、初めてらしいって言われていたのが かなめちゃんらしい。

「ハムレット」の告知も少し。
韓国に行ったのはそういう目的もあったのねぇ・・って。
素敵だったぁ〜というかなめちゃんの言葉を信じて 楽しみにしましょう♪♪♪

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