平成9年12月20日公開
CAST
緋村 剣心 | 涼風 真世 | 時雨 滝魅 | 井上 和彦 |
神谷 薫 | 藤谷 美紀 | 高槻 厳達 | 佐々木 望 |
明神 弥彦 | 富永 みーな | 高槻 朱鷺 | 宮村 優子 |
相楽 佐之助 | 上田 祐司 | 斎藤 一 | 鈴置 洋孝 |
自分の信じるところに命を賭けて闘ってきた男達。人を斬るその行為の裏の理由。
住みやすい時代を作るために維新を自分の手でやり直して、死んでいった同士達に報いたい時雨と、
斬ってきた人達のためにも、2度と同じことを繰り返さないことを誓う剣心の2人の悲しみが切なかった。
同時に、日本を守るために戦争をしてきた人が、今の日本をみたら、同じ様に感じているかもしれないなぁって
、なんかすごく現実と照らし合せて、考えさせられることありました。
ついに劇場化、そんなニュースを聞いた時、同時上映に無茶苦茶可愛いアニメが一緒だったらと、いらぬ心配を
したんです私。なんだかんだ言って絶対に見に行かずにはいられないこと分かっていたから・・・でも、
2回も足を運ぶことになろうとは、思ってもいいひんかった。確か違う映画観に行ったはずだ…^^;
嬉しいことに予想以上(失礼(^^))に良かった。涼風が声をやるってことがなければ、遠ざかっていたマンガの世界。
きっと存在すら知らなかっただろうと思うと、ちょっと得した気分。
原作の方は6巻くらいまでしか読んでいないので、今どうなっているのか知らないけれど、TVシリーズの よりも、研ぎ澄まされた感情みたいな緊迫感がすごくて、見入ってしまった。やっぱり大画面って迫力あるなぁ。
パンフレットは、てかりのない紙でちょっと和紙っぽい感じがなかなか素敵です。
《るろうに剣心》というタイトルよりも《維新志士への鎮魂歌》の文字が大きいのがうれしい。
イラストは抜刀斎時代の剣心ですねぇ。顔がかなり険しいですから。
パンフレットというよりもイラスト集といった趣。中身は劇場版書下ろしのイラストの他に声優さん達の
アフレコ風景、プロフィール(生まれた年まで…結構みんな若いんだぁ。かなめちゃんだけは…なしでした。(^_^;))
及びコメントが載っている。もっちろん涼風も(^o^)。
真剣な眼差しでモニタをみるかなめちゃん。電気の傘のようなマイクがなんか面白いな。載っている写真
といえばなぜか97年版のカレンダーの一月分の写真なんですよねぇ…。
宝塚退団してから、剣心でしか聞くことがなくなったかなめちゃんの低い話し声。ちょっとハスキーになって
色気あるんだな。高い声はすごく透明感あるのに…不思議。テレビで放映が始まった頃は、
声聞くと涼風が思い出されて、なんかミョーな気分だったんだけど、最近では、剣心のかっこうをして
舞台に立ってる姿を思い浮かべようとするけど、なんか違うんだな。これって剣心の映像と一体化しちゃったって
ことなんですかねぇ。
でも、叫び声とかうなり声なんか、ほんまにかなめちゃんの声なんだろうかって、思う時ある。どんな顔して、
声を入れているのだろうか。コンサートの時には、自分だけ手足や、表情がついて恥ずかしいなんて言ってたけど…
ポニーテール姿のかなめちゃんからはその姿想像しくい!!そらオスカルのかっこして、「シュトワイアン行こう!!」
なんて叫んでいたこともありましたけどねぇ…^^;。
今回バックに流れいる音楽も好きなんだなぁ。曲だけ聞いていてもいいっていう感じで、TVのサントラは
よく違う番組で流れていたりしますよねぇ。いい音楽は、物語を何倍もドラマチックに、厚みのあるものにしてくれる。
これはドラマでも、舞台でも、アニメでも一緒ですねぇ〜。
ラルクの主題歌も情熱的で、はまっているけど、エンディングの曲《永遠の未来》がめちゃんこ気に入りました。
脚本を読んでから作ったというだけあって、あの時代に新しい時代を信じて闘っていった
もの達の心がしみじみと響きます。アニメタルさんの声も渋くっていいけど、かなめちゃん歌ってくれないかしらぁ〜
。絶対に合うと思うんだけどなぁ声質。素で歌うには、ちょっと容姿とのギャップあるけど、
特別ってことで…(^.^)。コンサートとかで、マッテマス…。
[98/01/21]
オープニング主題歌 / L'Arc〜en〜Ciel
虹 (C/W THE GHOST IN MY ROOM)/キューン・ソニーレコード:816円(税込)
エンディング / ANIMETAL
永遠の未来/ソニーレコード:816円(税込)