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ちょっと根気なアルミ粘着テープ加工


2006.2.8
2006.2.12更新




- 用意する物 -
  • デザインナイフ
  • スパチュラ(中央にあるヤツ)
  • 爪楊枝・綿棒
  • ピンセット
  • はさみ
*スパチュラは、大きな画材店や
ハンズの工作コーナーに置いてます。
粘土細工したりパテを細かい所に盛ったりする時
重宝しますので、是非1〜2本は買っておきまし
ょう。

*ピンセットも、細かい物が持てるしっかりした、
先の尖った精度の高いものを。

それと、これが今回の主役、アルミ粘着テープ
ハンズに行くとハンズセレクト・アルミ粘着テープ
として売っています。
光沢・艶アリを選んでください。

接着力が強く、材質が極薄のアルミなので、
上から押えることで接着面の凹凸に容易になじ
んでくれます。

まず、貼る部分より大きめにテープをカット
します。
それを張る面に押し当て、型を採ります。

その型より両側に5mm位づつ大きく
切り抜きます。

綺麗に型が採れたら、ギリギリもしくは少し
小さめに切って貼れば、二ます下の工程を
とばす事が出来ます。リスクはありますが、
手直し等をしなくても良いので上級者には
お勧めです   2006.2.12更新。

軽く貼り付けて、型どおりに貼れているか確認
して、クリアしていれば、指で圧着させます。
画像は確認作業のあたりです。

次に爪楊枝の先や爪を使って凹部分を
軽く押えていきます。
一度になじませようとすると必ず失敗します。
3〜5回で完成させるように心がけて下さい。
凹部分にそって、滑らかに滑らかに・・・。

多少シワがよっても、丁寧に伸ばして押し広
げれば綺麗になります。その時、決して金属系
の物は使用してはいけません。キズが残ります。

圧着完了です。

次に余分な部分をカットします。
デザインナイフ・・・・?いえいえ、ここでは
スパチュラ君の登場です。デザインナイフだと
精度が高すぎて綺麗に切れません。
凹面に軽く当ててカットすれば綺麗にできる
のですが、デザインナイフだと刃先が刺さって
しまいまったく動かなくなってしまったり
突然動いて指に刺さったりしてしまいますので
・・・(経験上・・痛いですよ・・・・爆。)

スパチュラのナイフのようになっている部分は
切れなくなったカッターの刃・・よりも切れません。
それを凹部分に入れ込んで何度も何度も
圧切りしていきます。4〜7回くらいで切る感覚。

デザインナイフに慣れた方なら
スパチュラを使わなくても器用にカット出来る
かもしれません。その方が、塗装面をはがしたり
する事も無く綺麗に仕上がるかな・・??
      2006.2.12更新


そうすると・・・・・
こんなふうにカットされます。

完成です・・。これで大体1時間位・・。
もっと手際のいい人だと30〜40分位で
出来るかな??

スパチュラでカットする場合、塗装面を痛める
ことが分りました。テープを剥ぐ時に塗装面が
剥げたりします。最終的に水ペーパー等で
綺麗に慣らし、リペアしましょう。
ですので、テープを貼るのはサフェーサーを
吹く前にすると、その手間が省けるかな??
どちらにしてもマスキングはしないといけない
けどね・・(笑。  2006.2.12更新

大変な集中力と根気のいる作業ですが、
完成すると感動ものです。
塗装では簡単に表現出来ないクロムメッキの
輝き。光を直線的に反射して光り輝きます。

今回の綾波シースルーではこの技法と
Mr.COLORから出ているメッキシルバー塗料
を併用してクロムメッキ部分を完成させる
予定です。

どうぞ、お楽しみに!!

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