Mouse Mania
2015.05.16 更新
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ひっそりとマウスコーナーを作ってみました。基本的に私はマイクロソフトのインテリマウスひと筋な体ですので、他のマウスを使ってみようという気はあまりないのですが、持っているマウスについてだけでもまとめてみようと思い、このページを作りました。マウスもPCを操作する上で重要な入力装置のひとつです。快適なマウスを使ってストレスのない作業をしたいものですね。
更新履歴
---2015.05.16---
今さらですが、LogitechのM-BJ58が
出てきたので追加しました。
---2009.05.25---
G1の1000dpiについて写真とコメント追加
---2008.09.15---
文章修正
G1正規版の新色についてコメント追加
---2008.08.16---
G1コピー品の写真を追加
MX510の写真を変更
---2008.07.26---
Logitech G1 の新カラーを追加。
またMX500系の進化について、まとめて
みました。
---2008.03.01---
久しぶりの更新です。
MX300の修理を追加しました。
---2007.08.06---
Microsoft Intellimouse Optical
を追加しました。
---2007.07.16---
Microsoft Intellimouse Explorer 3.0復刻版
を追加しました。
---2007.01.07---
Logicool G3 Laser 修正追記しました。
---2006.08.26---
Logicool G3 Laser Mouseを追加しました。
---2005.10.05---
Logitech G1 Optical Mouseを追加しました。
---2005.03.03---
インテリマウスの修理を追加しました。
---2005.02.02---
Razer Daiamondbackを追加しました。
かなり下の方です。
マウスの選び方
好きなマウスというのは、キーボード以上に個人差があると思うのですが、ここでは私がマウスを選ぶ際に注目している要素と理想を掲載します。
マウスを選定する要素 個人的な理想ホイール付きかどうか ホイールに慣れてしまった以上、もうホイールなしには戻れません。 ボタン、ホイールのクリック感 クリックは深くて軽いものが好きですが、最近はあまり見かけません。ボディ成型が悪くて押したときに軋むようなものは論外です。 ホイールの回転 それほど気にしません。回してみて気持ちの良いものだったらOKです。 ボディ形状 大きすぎず、小さすぎず、手にフィットするもの。あまりエルゴノミクスを追求したようなデザインは、持ち位置を強要させられるので好きではありません。マウス手前側がすぼんでいない形が握ったときに安定していて好きです。親指、薬指、小指で軽く持ち上げられるような形状になっていることも重要。 ボール(センサー)位置 ペンを持つ、ボールを持つイメージを考えると、マウスを軽く持ったときに親指、人差し指、中指の真下あたりにボール(センサー)があるのが理想のような気がします。しかし実際にはそれよりも手前側にあるものがほとんどです。特に光学式は位置を自由に設定できそうなのですが、そうでないものが多いのを考えると、少し反応がにぶいくらいの方が操作しやすいのかもしれません。
ケーブル ケーブル出口がマウスの底面近くに付いていると、ケーブルを引きずることになり、操作感が悪くなります。ある程度上に付いていれば良いです。ワイヤレスはいまだに慣れません。ケーブルを固定する道具を使うと驚くほど快適になります。 すべり、操作感 これに関しては、使ってみて評価するしかありません。マウス本体はすべっても、ボールがすべらないこと。ボタンを押したときにマウスが動かないこと。マウスパッドとの相性もあるのでいろいろ試してみることをお勧めします。 マウスパッド パッドを替えると操作感が全く変わりますから、とても重要です。個人的には手首にソフトな感触の”ウレタンゴムに布張り”のマウスパッドに落ち着いています。
マウス紹介
所有している(&身近にある)マウスをご紹介します。 お気に入りのものほどレビューが多いです。^^Microsoft Intelli Mouse
マイクロソフトのインテリマウス。私の一番のお気に入りで、3年くらい使っています。マウスパッドが汚れやホコリを取ってくれるせいか、マウスのクリーニングなどしたことがありません。軽く手を置くと、ちょうどボールを直接持っているような位置でホールドでき、ダイレクトな操作感があります。
”なすび型”と呼ばれる独特の形で人気がありましたが、新型マウスが続々と登場して、一時販売終了となっていました。ところが要望が多かったのか、最近になって再登場しています。 良い製品は長生きするものですね。
Microsoft IntelliMouseには、パッケージに入っているリテール版と、メーカー製PCに付属のバルク版があります。バルク版は表面がプラスチック成型による”ざらざら”した感触なのに対し、リテール版は”つるつる”の光沢処理がされています(限定発売された特殊カラーのものや、現行モデルは除く)。ただ一般的には滑りにくい”ざらざら”の方が好まれるようです。リテール版はシリアル端子にも対応するため信号線本数が多いらしく、ケーブルが太く取り回しにくいという欠点もあります。
最初の頃はホイール機能をサポートするドライバ”Intellipoint”がリテール版にしか対応していませんでした。バルク版とのチップの違いにより、プロテクトのようなものをかけていたのだと思いますが、そのせいでバルク版だと不満もありました。現在のドライバは、どのマウスでもサポートしているようなので安心です。
インテリマウスはその人気からか、多種多様のモデルが存在しています。ここではバルク版のモデルを中心に、違いを調べてみました。
IntelliMouse Retail IntelliMouse1.1A Mexico IntelliMouse1.1A Mexicoリテール版の初期モデルです。バージョン表記はありません。メカニカルホイールを搭載していますが、使っているうちに固くなるという欠点があります。 バルク版の初期モデルです。リテール版と同じ設計ですが、Serial接続に対応していません。このタイプ(旧設計)のUSB版はありません。 左と同じタイプですが、後期のものはラベルに韓国の規格マークが入っています。
IntelliMouse1.1A Mexico IntelliMouse1.1A Mexico IntelliMouse1.1A China光学式ホイールを採用し、故障率を改善したモデルです。全体的に設計を変更したのに伴い、裏面のネジが1本になり、スライダの下に隠れてしまいました。前モデルと同じ1.1Aとなっていますが、構造には関係ないみたいです。このラベルのニセモノが多いので注意!
左と同じタイプですが、後期のものはホログラムのラベルに変更されています。コピー品対策のために、今まではコネクタ部分にタグがつけられていましたが、見た目では分かりづらく、あまり効果がなかったようです。
左2つと同じもので、China製です。1.1Aでは旧型・新型・またラベルの種類にかかわらず、China製を確認しています。コピー品の多いIntelliMouseですが、ここまでしなくても本物は作りが全然良いですからわかるんですけどね。
IntelliMouse1.2A China IntelliMouse1.3A China IntelliMouse with Optical
Technology (Retail)長く続いた1.1Aの時代が終わり、Version 1.2Aになりました。外観上の変化は、スライダーの形状が山形ではなく平面になっているところくらいです。消費電力が減って5V15mAになっています。スイッチの感触が浅く、引っかかるような感じになってしまいました。 1.2Aからまもなく1.3Aになりました。スライダー下の規格ラベルがなくなって成型で処理されています。消費電力が5V20mAに戻っています。最新版ではボディ色が若干青白く、ケーブルはグレー、ロゴ色はシルバーに変更されています。
構造が全く違うので、ラベル周りの処理も全然異なります。ただしリテール品だけあって、仕上げはかなり良いと思います。消費電力は、なんと5V100mA!
IntelliMouse(Retail初代初期) IntelliMouse(Retail初代後期) IntelliMouse with Optical Technology (Retail2代目)リテール版初期モデル(つるつる)の構造です。中身は隅から隅まで基板でいっぱい、ホイール周りは複雑な構造です。スイッチはOMRON製で、深くて静かなタッチ。最も高級感があります。スライダーは山型。
かなり長く製造されていたようで、途中から基板が茶色のものに変更されました。ボール回転センサーの部品が小さいものになっています。ラベルに韓国の規格マークが入っていて、スライダーは平面です。
インテリマウスの長期的な人気は、光学式としてまで発売されたことでも分かるとおもいます。中身はとてもシンプルですが、丁寧な作りです。スイッチはOMRON製。Retail初代後期と平行して作られていた可能性あり。 IntelliMouse 1.1A(初期) IntelliMouse 1.1A(後期) IntelliMouse 1.2Aバルク版(ざらざら)の初期モデルです。シリアル接続に対応していないだけシンプルですが、ホイールなど構造は全く同じです。スイッチはOMRON製。 同じ型番ながら、大きくモデルチェンジされました。ホイールを光学式にしたことにより簡素化され、故障しにくくなっています。スイッチはOMRON(中国製の一部で松下製)。ネジ穴が1本になっています。
さらなるコストダウンです。基本的な作りはほとんど変わりませんが、メーカー不明のタクトスイッチに変更され、ストロークが浅く安っぽい感触になってしまいました(OEM品でOMRON新型マイクロスイッチ使用品あり)。
IntelliMouse 1.3A その1 IntelliMouse 1.3A その2 IntelliMouse 1.3A その3なすび1.3A型です。途中から色合いが若干変更され、ボディ色は青みのかかった白、Microsoftロゴはシルバー、ホイール、ケーブルともに黒っぽい色になりました。 中身はこんな感じで、基板上の抵抗の数が1.2Aよりも減っています。フェライトコアがどこにも見当たりません。 ホイール軸の溝を固定する金具がプラスチックに変更され、ホイールを持ち上げた状態に固定するためのバネも省略、また回転スリットの形状もLogitech風になりました。
インテリマウス 初期モデルのクリーニング、修理について
インテリマウスの初期モデルはホイール周りが複雑なため、動作不良になりやすいです。一般的には寿命とされがちですが、クリーニングで復活することもあります。ネジをはずし分解したらまずホイールを上に引っ張って外してしまい、ホイールとホイール下のカバーの間にたまっているゴミを取り除きます。次にホイール自体の汚れを洗剤やアルコールでふき取ります。ホイールを元に戻して動作チェック。スムーズになったでしょうか?軽快に動くようならケースを閉じて、再度動作を確認します。これで引っかかるような場合は、ケースを少し改造します。(下へ)
ホイールの動作が固くなるもうひとつの原因として、ケース左右からの出っ張りがあります。長らく使用しているとホイールのゴム自体が膨張するのか、またホイール機構自体が左右にぶれるのか、この出っ張りに引っかかるようになってしまいます。そこでこの出っ張り自体を削り取ってしまいましょう。荒いヤスリで数回削り、細かいヤスリで滑らかに仕上げます。私の場合は(マウス手前から見て)左側の出っ張りが原因でした(矢印部分)が、これをなくしたことで驚くほどスムーズに、新品同様の動きを取り戻しました。そもそもこの出っ張りは何のためにあるんでしょうね?
--> インテリマウスの修理
Microsoft Intelli Mouse Explorer
マイクロソフトのフラッグシップモデル、インテリマウスエクスプローラーです。とても大柄なボディで、手を乗せて使うように設計されています。左側の2つのボタンに機能を割り当てられ、とても便利です。
サイドが上に向かって窄まる台形のため、細かくマウスを持ち上げて操作する作業は行いにくいです。光学式なのでパッドは不要と言われますが、やはりマウスパッドの上の方が追従性や操作感は良いです。適切なパッドを使えば、光学式マウスでよく言われる、”カーソルの動きが悪い”というようなことはありません。
ケーブルの付け根部分が弱いようで、買って1年くらいで断線、交換して3年で再度断線してしまいました。5年保証があるのは良いですが、あまり他のマウスでは聞かない話なので、設計に問題があるようです。
ケーブルを交換するために1度分解しましたが、かなり複雑な構造をしているので、組み立てには苦労します。工場ではいったいどうやって組み立てているのでしょうか?
Microsoft Intelli Mouse Explorer 3.0
初代エクスプローラーは、1度マイナーチェンジを行ったのですが、3度目はデザインも変更になりました。光学センサーは初代が秒間1500回、2代目が2000回だったのに対し、3代目は秒速6000回の高速カウントにグレードアップし、完全にボールマウスを越えたと感じる操作感です。
全体的にはコストダウンも行われているようで、スイッチは初代と同様OMRON製であるものの、ホイールスクロールとともに少し硬めのタッチです。初代で採用されていたラバー調のボディも、ぬめっとした滑りやすい感触の材料に変更されています。
実はこれ、初代が断線故障して代わりに送られてきたものなのですが、全体的に安っぽいのと、サイドボタンが小さく使いにくかったので、分解しケーブルだけ抜き取って初代のものと交換し、返却してしまいました。その後やっぱり気になって別に買い戻したりしたのですが、センサ追従性以外は今ひとつという気がします。
エクスプローラー4.0以降、マイクロソフトのマウスはチルト付きのスムーズホイール導入と共にコストダウンを進め、マウス愛好者から見放されつつあったのですが、そんな今見直されたのが3.0。完璧とは言いがたいですが、全般的な完成度の高さから、元々PCゲーマーの人気が高かったようで、この度見事に復刻されました。
変更点は秒間のカウントが6000回から9000回にグレードアップ、またソールの材料が白く滑りやすいものになったくらいの地味なものですが、余計な改良をするよりもそのまま出した方が良いというメーカーの判断なのでしょう。ダークグレーになった色と共にとても地味な印象です。
3.0に対する個人的な評価はあまり高くなかったのですが、購入してあらためて使ってみると、これはこれで良いかなという感想です。巷に氾濫する安物マウスとの相対的な評価になってしまうのでしょうね(本当はナスビ型を復活して欲しい・・)。ゲーマーの方の高い評価もあるので、しばらく使い込んでみようと思います。
Microsoft Intelli Mouse Optical
今更ながら、買ってしまいました、インテリマウスオプティカル。今まではフラッグシップ機ばかり追い求めていたのですが、中古品が安価で山積みになっていたので試しに購入。
今まで、店頭で触ってみたことはあるのですが、両サイドの摘む部分が台形で持ちにくいと感じ、購入には至りませんでした。しかし実際に使ってみると驚くほど良いです。それは本体の軽さ。このおかげで形状の欠点を克服しています。
全体的には安っぽいものの、トータルで見た完成度の高さはなかなかのものです。サイドボタンは初代インテリマウスエクスプローラと同様、大型のボタンで、左右にあるおかげでボディを持ち直す必要もありません。
このマウス、実は光学式が登場した頃デビューし、初代1500カウントから2000カウントを経て6000カウントになり、また途中でボディ色が変更になってもまだ、販売が続けられている現役最長の機種なのではないでしょうか。こんなに長く販売を続けられているモデルは、インテリマウス以外ではこれしかありません。それなりの評価が得られている証拠でしょう。しかももともと安かったせいか、コストダウンもほとんど無く今に至ります。
これからもずっと販売を続けてくれるのであれば、次のメインマウスはこれにしても良いかな、と思います。
Microsoft Mouse 2.0
ご存知、マイクロソフトのなすび型マウスです。ホールド感はインテリマウスよりも高くて好きだったのですが、スクロール機能に慣れてしまった今、もう2ボタンには戻れません・・ということでお蔵入りです。バルク版もあり、こちらはインテリマウスと同様マイナーチェンジで簡素化され、細々と作られていたようです。
Microsoft Mouse Family
マイクロソフトマウスの種類はとても豊富で、似たような名前で全然違うモデルがたくさんあります。個人的にも分からなくなりかけているので、まとめてみました。
Logicool G3 Laser Mouse
日本ではロジクールのGaming gradeマウスとして、”G7 Laser”を筆頭に、”G5 Laser"、”G3 Optical”がラインナップされていましたが、この度”G3 Laser”が登場しました。G3を名乗っていますが、実は国内未発売のG1をグレードアップさせたモデルです(写真左:G1、右:G3Laser)。
形状こそはG1や、その前モデルのMX300と変わりませんが、滑り止めを目的として全体が梨地仕上げとなり、左右にボタンが追加されています。ボタンは(標準で)左が戻る、右が進む、中央がカーソル速度の切り替えとなっていて、G1からの移行には若干戸惑いますが、すぐに慣れることでしょう。また、デザイン的にもカッコよくなっています(従来の塗装仕上げから、IML成型という方法に切り替わっています)。珍しいことに、ロゴが日本ブランドの”Logicool”になっています。
裏面です。ソールの形状が進化しました。MX300からG1では滑りが改善されていましたが、G3Laserは、さらに進化している感じで、軽い操作でマウスが動きます。センサー部は可視光でなくなりました。肝心の操作感ですが、通常のマウスパッド上では、特に違いは感じられません。
USBコネクタです。コネクタが小さくなり、ケーブル部分にフェライトコアが付いています。
G1は、うまくコストダウンしながら性能UPを目指したようですが、G3Laserは、細部の仕上げが良く、より高品質になった感があります。
分解してみました!ネジ穴の位置はMX300と同じですが、下側ソールを剥がさなければなりません。設計もほぼ従来どおりですが、センサー周りと左右ボタンの付いた上部カバーに違いが見られます。内部までちゃんと設計されていて、安心しました。
■ MX300 / G1 / G3LS の比較評価
ほぼ同等形状で世代の異なるこの3機種を比較評価してみました。
・マウスを持ったときの感触 G3LS > MX300 > G1
G3LSは梨地仕上げになっているので滑りにくく、触った感触もソフトで最高です。MX300は標準的ですが、G1は一部光沢仕上げになっている部分が滑りやすく若干評価が下がります。
・ソールの滑り G3LS > G1 > MX300
ソールは、滑りやすければ滑りやすいほど良いとは言えません。静止から動作時に滑らかに動き始めること、動作時から停止時に行き過ぎずピタっと目的の位置で止まる性能が必要です。静止摩擦係数と動摩擦係数が近いほど良いようで、細かい操作に向いているようです。さすがに新しい世代になるほど、この性能が良いようです。G3LSは相当研究されたようで、面積や形状も特殊です。
・トラッキング性能 MX300 > G1 > G3LS
ここでのトラッキング性能は、カーソルの追従性のことではありません。どのモデルも(個人的には)基準以上の性能を持っており、通常の使用ではカーソルが飛んだりすることもなく問題ありません。あえて各機種に差をつけたのは、カーソル追従性が良すぎることの反動でしょうか、MX300ではマウスを持ち上げるとすぐに追従OFFになるのに対し、G1、G3LSではある程度の距離まで追従してしまいます。これは持ち上げたときにカーソルが大きく動いてしまうという欠点につながります。レーザー式でこのような問題があるのは有名ですが、MX300とG1でも差があるというのは少しショックです。
・スイッチ等の感触 G3LS > MX300 > G1
スイッチ自体が同じなのかどうかは調べていないので分かりません。ただG3LSはボタン表面がソフトな感触の影響もあるようでおとなしいクリック音で高級感があります。同じくホイール回転の感触も最高です。MX300とG1は両方とも比較的甲高いクリック音です。G1は中央のボタンが硬いので、操作性に難があります。
・総合評価 MX300 > G3LS > G1
どのモデルも良い部分と欠点を併せ持っているようで、甲乙付け難いですが、全体的なバランスと重要な機能を優先して評価するとMX300が高得点です。ただG3LSの高級感は捨て難く、G3LSをベースにして、左右の第4、5ボタン廃止(誤って押してしまうことが多い)、通常のLED式センサーを採用して究極のマウスを目指して再改良して欲しいと思っています。マーケット的には難しいかもしれませんが、こういう地味な改良がユーザーの定着につながると思います。Logicoolマウスにはぜひ期待しています!
Logitech G1 Optical Mouse
MX300が装いも新たに帰ってきました。その名もG1オプティカルマウス。MX310でデザインがガラっと変わり、伝統の丸型モデルが消滅しかけていたところに、突如登場。個人的に好きだった形でもあったので、店頭で見かけて即買ってきました。日本で正式に発売されるかどうかわかりませんが、輸入物を取り扱っているところではあるみたいです。
MX300とG1を並べてみました。ボディが塗装でなくなり、ツヤツヤしたプラスチックになっています。この艶はMSインテリ以来でしょうか。高級感もあり、うまくコストダウンしているように見えます。形状は全く同一です。底面の材料色が、透明感の低いものに変更されていますが、それでもサイドから中のLED光が見える程度です。内部の錘が省略されているようで、ちょっと軽いのが分かります。
使用感ですが、まず左右のクリック音が、甲高い音から若干おとなしめになったような気がします。ホイールも重めで、誤動作防止に役立っているようです。また、中央ボタンのクリック感が比較的深くなり、しっかりとした押し心地になりました。確実にMX300よりも改良されています。 (2005.10.16訂正)中央ボタンはしっかり押さないと反応しないことがあります。私の個体だけかもしれませんが、要注意です。(2008.07.26再訂正)チャタリングを起こしていたのは私の個体だけのようですが、中央ボタンが硬いのは仕様のようです。このボタンは特殊な位置にあるため、人差し指で押すのはかなり苦痛で、指の付け根で押すのが良いのですが、その場合は力が入らないため、クリックは軽い方が良いと思っています。
なぜか両方ともM-BP82という型番です。 裏面のソールは、MX300より若干、滑りやすい材料に変更されているようです。地味に細かい部分が改良され、完成度を高めた感じです。ユーザーの声が反映された結果なのでしょう。これからもLogitechにはこの路線を続けていって欲しいですね。
(2008.07.26追記) G1に新カラー登場!
以前、掲示板で新カラーの話題が出ましたが、ようやくバルク版に出会うことができました。日本円で2200円程度です。カラー部分の製法が変更になったようで、MX518のような凸凹風の意匠に見えますが、光沢度合いが異なります。色以外の変化点は無いようで、中央ボタンが硬いのは相変わらずです。MX500系の進化とは異なり、初代300と同じ黒色基板のままです。
また、正規版の新色も確認しています。中央の色合いが異なる程度ですが、周辺の黒の部分がマット仕上げになっていました。もしかすると、G3Laserのように滑り止め仕上げになっているかもしれません。
P.S.
G1コピー品の存在を確認。本体の成型精度はかなり高く本物と見分けがつけにくいですが、例によってロゴが微妙にウソっぽいです。海外等でバルク品を購入される際は、注意しましょう。
(2009.05.25追記) 1000dpi版登場!
通常は800dpiなのですが、1000dpi版が登場しました。色もシャンパンゴールドに変更されていますね。LogitechのHPをざっと見渡しましたが、今のところ中国以外では販売されていないようです。
Logicool MX500 Optical Mouse
ロジテック(日本名ロジクール)の有線型フラッグシップモデル、MX500です(その後MX510を経てG3(MX518)というモデルに改良されました)。上位機種に無線式のMX700がありますが、そちらは無線の分精度が落ちるようですので、性能面で見れば実質的に最上位機種になると思います。
センサー部分がとても優秀で、MicrosoftのIntelliMouseExplorer3.0と同様、マウスを素早く振ってもカーソル飛びが起こりません。
デザイン的には、この荒めのシルバー感と漆黒の組み合わせがとても良いと思います。フィット感も素晴らしくてサイドボタンへのアクセスも良いのですが、若干右側のホールド部分が鋭角になっているので、薬指、小指の置き場所に戸惑うことがあります(慣れの問題もあるのでそれほど気になりませんが)。ホイールを中指で操作する方には最適だと思います。
とても高級感のあるこのマウスですが、気になるのは、ボタン部の作りに個体差があるようで、店頭で触ってみても感触の悪いものがよくあります(もしかすると使っているうちにヘタれてしまうのかもしれません)。高級モデルでアタリ・ハズレがあるのは困りますね。また、少々重めの本体は、長時間の使用で疲れが出やすいです。
余談ですが、Logicoolのマウスの第2世代ホイールを搭載している機種は、回転時の1クリック間でセンサーが2カウントするようで、時々誤動作が発生します。
・一般的なマウスのホイール
クリック ■ ■ ■ ■
センサー ■ ■ ■ ■
・Logicool新型ホイール
クリック ■ ■ ■ ■
センサー ■□■□■□■□ (□の部分はノーカウント)
・Logicool新型ホイール誤動作時
クリック ■ ■ ■ ■
センサー □■□■□■□■ (□の部分はノーカウント)
上記のようになり、クリックとクリックの間(ホイール停止時の遊びの部分)で信号が送られてしまうようです。高速でホイールを動かした直後や、クリックの頂点でホイールを止めている時に、カウントする部分がずれてしまうようです。1秒程度通常状態で放置すると元に戻るのですが、予想しているのと違う動きをするのはあまり気持ちの良いものではありません。せっかくの高級品ですので、改善を期待します。比較的安価なモデルではクリックの間隔が離れているためか、この誤動作はほとんど気になりません。MX500系マウスの進化
MX500は、登場から長く人気を維持しているマウスで、同形状のまま進化を続けています。型番だけではわかりにくい違いなどがありますので、まとめてみました。各スペックについては、公式に発表されたものを記載、確実でないものは"?"表記にしました。
種類
重量
重量
+Cable画像処理
能力
トラッキング
解像度特徴 MX500 ? 169g 4.7M pixels 800 dpi 初代
一種類のみMX510 121g 167g 5.8M pixels 800 dpi 画像処理能力を向上
青色のみMX510 軽量化版 106g 152g 5.8M pixels 800 dpi 内部の錘を省略し軽量化
国内では510RDという名称で
赤色のみ販売
海外では青赤共に存在するMX518 106g ? 5.8M pixels 1600 dpi 解像度を向上させ再び改良
銀色の模様入りとなる
国内ではPS/2アダプタを省略
し、G3Opticalとして販売MX518 改良版 106g ? 5.8M pixels 1800 dpi 解像度がわずかにUP MX518 再改良 106g ? 5.8M pixels 1800 dpi ソールが大型化
中央部のボタンが押しやすくMX518 日本版 ? 146g 5.8M pixels 1800 dpi 日本版では黒色となり再登場
ソールが大型化
中央部のボタンが押しやすく
ロゴは日本専用のLogicool
一部の国ではまだまだ在庫豊富(2008.07時点)なMX510。
海外ではブルーのタイプも軽量化されています。
Logicool MX300 Optical Mouse
MX500と同時に発売されたMX300です。Logicoolの初代光学式スタンダードモデル、Wheel Mouse Opticalの形状はそのままに、光学性能をグレードアップしてアプリケーションボタンを追加したものです。垢抜けなかったデザインがかなり良くなりました。
基本設計が古いせいで、MX500以降の機種とは異なり、底面のスライダーは丸型、ネジ穴にも容易にアクセスできるので、分解も簡単です。
Logicoolには他にもこの形状のマウスがたくさんあり、スタンダード的な意味合いを持ったモデルで長く販売するものと思っていたのですが、突如全く違うデザインの後継機、MX310が発表され、生産中止となってしまいました。
性能はMX500と同様、マウスを左右に思いっきり振ってもカーソル飛びが起きない優秀なものです。さらには本体が軽いため、マウスを持ち上げて行う細かい作業にも最適です。
羊の皮を被った狼といった感じのこのマウスなのですが、使ってみて若干気になる点があります。まずホイールのノッチがかなり軽めで、中途半端な位置でも止められるせいか、logicool特有のホイール誤動作が起きやすいです。またセンサ位置が全くの中央についているので、細かい動作で若干の違和感を感じます。このあたりは慣れていないせいもあると思いますが。
Logicool全般に言えることですが、クリック音が甲高い、マウスケーブルが太くて硬いなど、高級感を打ち消す部分もあります。アプリケーションボタンは少し押しにくい位置についているので、おまけ程度に思っていた方が良いでしょう。 その他、この固体は4つのスライダーの高さが一定ではなかったらしく、硬い机の上に置くとカタカタと安定しません。
色々文句の付け所はあるのですが、結構気に入っているのでしばらく慣らして使い込んでいくつもりです。 (下写真)横から見るとほんのり赤く光るところがカッコいい!
--> MX300の修理
Logitech M-BJ58
ひょっこり出てきました。昔、ロジテックの安価なキーボードとのセットで付いてきたマウスです。このM-BJ58というモデルはロジテック初期の代表的なオプティカルマウスとして普及したモデルで、MX300系統の前身にあたります。
一般販売品はこれに塗装が施されてきれいなパッケージに入っていたと思いますが、これは無塗装・プラスチックむき出しの安価品です。
光学センサーも第一世代のものでしょうから、MX300でさえカーソル飛びするような場所では使い物にならないと思います。さすがに初代インテリマウスエクスプローラーほどではないと思いますが。
基本設計は長らく続いた後継機と同じなので、操作性は良い方でしょう。マイクロソフトも同じですが、この手の基本的なデザインのものが無くなってしまっているのは残念なところです。
Logicool MouseMan Optical Dual Sensor
MouseManの異端児、DualSensorです。センサーが2つ付いていて、読み取った情報を内部で補完し合って精度の高いカーソル移動を実現しています。このマウスも、カーソルの飛びがまず起きません。中央部のセンサーがメインのようです。
つかみどころのないデザインで、写真を撮るのに苦労しました。左サイドに第4ボタンがついていますが、従来のロジクールデザインを引き継いでいるようで、最下部についています。これは結構使いやすいです。また両サイドには、今は使われなくなったゴム素材を用いていて、しっかりとホールドできます。
しばらく使ってみたのですが、この形のせいでなんとなくマウス上部だけをつまむような癖になってしまい、細かい作業に向かないので、使うのを止めてしまいました。
当初はフラッグシップ機だったようで、開発者(?)のサイン入りのものも限定で発売されていました。
Logicool First Mouse Plus
ロジクールのスタンダード型左右対称スクロールマウスです。インテリマウスと共に人気があり、こちらの方が好きな方も多いです。マイクロソフトと同じようにリテール版(シリアル変換アダプタ付き)とバルク版があります。バルク版はLogitechのロゴが白黒だったり、無記名だったりします。PCメーカーロゴが入ったものもたくさん見かけます。
Logitechのロゴが入ったものとロゴ無しのものにはニセモノが多いので注意。
この後マイナーチェンジした新型が登場しましたが、マウスボールが後方に移動したのとホイールの機構が変わってしまったこともあり、不評のようです。さらに最近は光学マウスにモデルチェンジしてしまったので、このマウスも消え行く運命にあるようです。購入するなら今のうち?
旧型、新型ともにニセモノが多数出回っています。ロゴ無しバルク版に多いですが、Logitechロゴ入りのものにも意外とあるので注意。
Logitech Value Wheel Mouse
このマウスは日本では正式に販売していないせいか、バルク品としても見かけたことはありませんが、中国などの物価の安い国でエントリーモデルとしてパッケージ販売されているものです(型番M-S61)。各国の安全基準を示すマークがほとんど入っていませんので、もともと基準の甘い国向けのものなのでしょう。
マウス移動スピードが少し遅いみたいですが、左右対称で見た目も悪くないし、使いやすい部類に入ると思います(個人的には First Mouse Plus 2 よりも好き)。 しかし裏を見てみてびっくり!マウスボールを取り出す蓋がありません。ローラを掃除するにはネジを外さなければならず、 何回か開け閉めしているうちにこの部分から壊れてしまうかもしれませんね。
日本と違ってマイクロソフト製などの高級なマウスはほとんどみかけず、こういう超コストダウン品が主流なんですね。残念なことにこのマウスでさえブランド品扱い(サイドに審査真偽シールが貼ってある)で、これのコピー品が多数出回っている始末です。(コピー品では蓋ありのものも!確認しています。)
このほかに似たようなデザインでM-S62という型番のものも存在するようですが、どちらの方が安価品なのかはわかりません。
Logicool Mouseman Traveler
ノートPCで仕事をする際にと思って購入したものです。最近の一般的なマウスよりもかなり小さめで、またデザイン優先で開発したように思え、使いにくそうと思っていたのですが、いざ使ってみたら気に入ってしまいました。
サイズが小さいことに関しては、思ったより違和感ありません。これを使うと逆に他のマウスが大きすぎると感じてしまうくらいです。角ばったデザインのわりにはホールド性も良く、特にサイド部分が下に向かってすぼむような形状になっているおかげで、狭い場所でマウスを持ち上げて操作しやすいです。
ホイールが細いのですが、はっきりとした回転でクリックも深く、まるで初代ファーストマウスプラスのように使いやすいです。Logicoolマウスの欠点である、ホイールの誤動作もありません。左右ボタンに関しても最近のマウスの浅いタッチとは一線を画します。 デスクトップ機でずっと使おうとは思いませんが、モバイル用としては最高でないでしょうか。デザインもノートPCにぴったり!”Cyber ”という言葉が似合います。ただ、上位機種とはセンサー異なるようで、マウスパッドによってはカーソルが飛びます。
追加(2003.5.24):マウスのラベル部分ですが、なぜかシルバー色のもののみ、"MouseMan Traveler"となっていて、他のカラーのものは、"MouseMan Mobile"です。また、最近のモデルの一部ですが、光学センサー部分に Agilent Technologies のマークが入っていないものがあります。自社生産品に切り替えたのでしょうか。
Logicool First Mouse
一時期はあちこちのメーカーに付属品として出回っていた、Logitechのスタンダードマウスです。クセがなく使いやすいのですが、ただの2ボタンマウスなのでもうほとんど見かけません。OEM品は、メーカー(の要望?)によって異なるスイッチが使用されていたようで、IBM向けのクリック音が静かなもの、Compaq向けのストロークが深いもの等を確認しています。個人的には、これの前作の角型が好きでした。
Mitsumi Mouse
左:NECロゴUSBタイプ 右:富士通ロゴPS/2タイプ
両方ともMitsumiのOEMです。正式にはECM-S5003(USB)、ECM-S5002(PS/2)が大元のリテール品ですが、OEM向けということで若干の違いが見られます。MITSUMIリテール品のスクロールレバーには、ギザギザの溝が付けられています。中を開けて見てすぐに気づくのですが、基板の色が全然違います(USB版とPS/2版の違いかもしれません)。構造的な違いもあるようです。少し昔っぽい、丁寧な作りですね。
富士通版の方が、センサー部スリットが細かいです。ただしローラーが太いので、玉の転がりがに対してのカウント数は同じくらいではないかと思います。他にもいくつか変更点があり、コストダウンを図っているとすれば、総合的に見てNECの方が新しい設計だと言えます。
富士通の方は、スイッチ3つともに、”SHINMEI”という会社のものでした。NECの方は”OMRON”スイッチです。ただし第1,2スイッチは日本製、第3スイッチのみが中国製です。コストダウンのためにうまく使い分けているようですね。(長期的に生産されているマウスは、生産時期により設計変更が見られますので、必ずしもスイッチがこのマウスと同じとは限りません。)
いくつかのマウスを分解しているうちに気づいたのですが、 OEM品の方が品質が良いということが往々にしてあるようです。
Razer Diamondback
ヘビーゲーマー向けに開発された、1600dpiという超高感度のマウスです。興味半分で買ってみたところ結構良いので気に入ってしまいました。まず本体が非常に軽いこと。裏のスライダーの滑りも良く、ケーブルの柔軟性や取り付け口の処理など、ハードな使い方にも耐えられるような設計になっているようです。マウスボタンは少し大きいですが、クリック感が絶妙、ホイールも大味ではあるものの、操作ミスの起こりにくそうな感じです。センサの位置が前方に付いているのも高ポイント。見た目がおもちゃっぽいので分かりづらいですが、Logicoolのマウスよりも高品質な感じです。MX300等の光学マウスが木目調の机の上で誤動作を起こすのに対し、これは普通に使えます。両サイドにそれぞれ2つずつボタンがあるのですが、これはちょっと位置が手前過ぎて使いにくいですね。高感度過ぎてそのままでは速すぎて使えないので、マウスのプロパティでスピードを遅くしてやる必要があります。
金メッキのUSBプラグ!
Apple Desktop Bus Mouse 2
Macを持っていない私が、なぜこれを持っているのでしょう?実はこのマウスのホールド感とクリック感がとても気に入っていて、たまたま安かった店で買ってしまったんですよね。Macの人は昔の角マウスを好む方が多いようですが、私はこちらの方が好きです。
PC-9801用骨董品!?バスマウス
中古専門店のジャンクコーナーで、PC-98用バスマウスの骨董品を発掘してきました(50円)。表面を見ても、裏面を見ても、メーカー名等はどこにも書いてありません。マイクロソフト製の初期モデルよりは新しいみたいです。
マウスのボールはなんと鉄球そのままです。またスライダーではなく、ベアリングが3箇所についています。転がすと”ゴロゴロ”と、とても重厚な音がします。この頃はマウスパッドなんて気の利いたものは無かったので、机の上で操作するのに適した設計なのでしょうね。分解してみました。バスマウスだけあって回路のみの単純な設計です。スイッチはタクトスイッチで、パコパコした感触です。右は部品を取り払ってベアリングだけにしたものです。昔はただのマウスもこんなに凝った作りだったんですね。 基板を良く見ると、ケーブルを正しく配線するために、カタカナで色分け表記されています。古さを感じさせますね。
というわけで、マウスの信号は直接出力されているので、PS/2の回路を外付けしてあげればPC/AT互換機でも使えそうです。ぜひ試してみたいのですが、このようなアダプタが市販されているのか、または自作するとしたらどのような回路にすれば良いのかよくわかりません。 今後いろいろ探してみたいのですが、もし知っている方がいたら教えてくださいませ。m(_ _)m
最高のマウスはどれだ!?
The King of Mouse
上記で紹介していないマウスも含め、過去の最高級レベルと思われるマウスを選定して比較、レビューしました。今後さらなる製品が出てきたら更新するかもしれません。
マウスパッド紹介
ずっと”ウレタンゴムに布張り”のものを使ってきたのですが、たまには気分を変えて他のものを使ってみたりします。マウスは”STOP&GO”が大切です。いくらすべりが良くても、思った位置に止められないのでは意味がありません。色々試してみることをお勧めします。
1) ウレタンゴムに布張り
ゴムに厚みがあり、ソフトな感触なので、手首を置きながら操作するのが快適です。布がある程度汚れを取ってくれるので、ボールのクリーニングも必要になりにくいです。色々なデザインで出回っていますが、重量のあるものがお薦めです。ちゃんとしたものなら、だいたい1000円前後でしょうか。類似品で、”スポンジに布張り”といった耐久性の低いものがあるので注意が必要です。
CompUSAショップブランドのマウスパッドです。角の処理がアメリカンっぽくて好きです。
2) エアーパッドプロ
シリコン系の材料を使っていて、スベリがすごく良いと言われているものです。発売当初に一時期使ってみたことがあるのですが、スベリ感も含め、思ったよりも良いとは感じませんでした。一番の原因はマウスパッド自体が小さく硬いタイプなので、ソールがパッドからはみ出て落ちてしまうのが気に入らなかったからです。メーカーの方も分かっているようで、現在は大型のタイプが出ています。
3) sUrface1030
ゲーマーの間で評価が高いという話を聞いて買ってみました。表面は硬いタイプで、つるつる面とざらざら面の2種類が使えます。 面積も大きく、なんといってもマウスケーブル固定器具も装備しているのがポイントです。使用履歴は短いのですが、滑らせたときのざらざらした感触が気持ちよく、気に入ってしまいました。マウスソールが勢い良く減っていきますので、時々交換できるような体制にしておいた方がいいですね。
ずっと布張りパッドを使っていたせいか、硬くてダイレクトな感覚が新鮮です。
皆様のご意見をお待ちしております。
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