Keyboard Mania
キートップの文字を調べてみたくて、マイクロスコープで拡大してみました。
Maxi Switch Tucson 101
二色成型ひと目見て分かるように、文字のエッジ部分がとてもシャープです。また線の太さは均一で、角が丸いのが特徴です。
Victor MSX HC-90
二色成型80年代の富士通製キーボードです。これも同様の特徴を備えています。
IBM 42H1292
昇華印刷2色成型とは違い、フォントの自由度が増しました。プラスチック素材に染み込ませているので、文字のエッジがぼやけています。よく見ると表面のシボは荒らしてあるのではなく、細かい穴が開いていますね。摩耗しにくいのと、汚れがこびりつく理由がわかるような気がします。
Lexmark製IBMキーボード
昇華印刷上の42H1292と同じかと思ったら、表面の感じがちょっと違うみたいですね。シボが細かいです。
DELL AT101
昇華印刷初期のDELLキーボードは昇華印刷でした。IBMにくらべて表面がなめらかなので、文字のぼやけ具合が良く分かりますね。
Kinesis Essential
シルク印刷写真がぼやけているように見えますが、これは文字の周りに透明なオーバーコートがかかっているせいです。本当はもっとシャープに見えますよ。
DELL AT101 後期タイプ
シルク印刷DELLのAT101は、ごく初期のタイプを除きシルク印刷です。文字のエッジ部分から”ヒゲ”と呼ばれる線状のものが見えます。インクの粘度が高いと、こういう現象が起きてしまいます。
NMB RT6600 日本語キーボード
シルク印刷これもきれいに見えますね。このキーボードも、上のAT101も、キートップ全体にコーティングがされているようです。
DELL AT101W
レーザー印字レーザーでプラスチック素材が焼かれて盛り上がっているのがわかります。こうやって見ると、結構厚みがありますね。文字のエッジはとてもきれいです。
DELL AT101W
レーザー印字同じキーボードですが、よく使い込んでいる"N"のキーです。まっ平らになり、また色が濃く見えます。
FUJITSU FKB412
レーザー印字富士通のキーボードです。材質が違うのか、焼き付けの仕上がりも違うみたいです。エッジもぼやけていてあまりきれいではありませんね。
NMB RT6800
レーザー印字NMB製の高級なタイプのキーボードです。これもまた、仕上がりが違います。これもエッジがぼやけていますが、実際には結構きれいに見えます。
写真の色が赤っぽい/緑っぽいのは、機器の設定の違いによるものです。
写真写りが悪く見えるものもありますが、これはもともとの文字の
エッジ部分がボケているせいで、ピンぼけではありません。
qwerty(a)mxw.mesh.ne.jp