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「大津功のイケ爺になりた〜い! presents ザキオカ x スクランブル」
昨年、CBCラジオ夏まつり2022「チュウモリ ザキ推シマシSP」に参加したが、今回も山崎怜奈さんが出演する番組「ザキオカ x スクランブル」の公開録音イベントに参加した。 昨年同様、ステージ前には観覧席が用意され、事前にネット抽選も行われたのだが、今回も応募すると当選した。 前回はパンサー向井さんがMCの「チュウモリ #むかいの喋り方SP」というステージが行われる予定であったのだが、直前にコロナ感染により向井さんが不参加となったことで、その代替として急遽、組まれたイベントであった。 だが、今回はまごうことなき山崎さんと、CBCアナウンサー永岡歩さんがパーソナリティを務める番組「ザキオカ x スクランブル」のイベント。 息のあったステージ・パフォーマンスが繰り広げられるだろうと期待した。 唯一の心配は当日の天候であったのだが、そんな杞憂は数日前から雲散霧消していた。 なにせ連日の真夏日、猛暑日。雨など心配は微塵も感じられなかったからである。 「CBCラジオ夏まつり2023」最終日−7月30日(日) やはり朝から、雲ひとつ無いと言っても大袈裟ではないピーカンであった。 開演は13:45。終演は14:30の45分間である。 事前に席番号は判明していたものの、其処は どう考えても日が陰るような場所ではなく、直射日光がこれでもかと降り注ぐのが容易に想像出来た。 だから出来るだけ開演時間近く、せいぜい10分ぐらい前に席に着こうと思って自宅を出発。 矢場町の駅で時間調整して 会場であるエディオン久屋広場へと向かうと 祭りを知らせるような大きな音が響き渡っていた。 屋台というか、ラジオ番組絡みの(グッズ販売)店や、スポンサー関連の店が立ち並び、ステージの向こう側には「フェス飯FES」という飲食関係の屋台が出ているようだった。 そんなお店に目移りしながら道を抜けていくと、長椅子が敷き詰められ、ステージ上方に大型スクリーンが備え付けられた会場が見えてきた。 まだ時間に余裕があるからだろうが、着席率はまだそれほどではない。 それを反映して数少ない日陰となっている場所に、人が密集している。 開演時間ギリギリまで粘るつもりなのだろう。 誰でも考えることは一緒である。 自分は予定通り、10分前には受付を通り、会場に入っていった。 指定された番号に座ると両隣はまだ誰も来ていなかったが、座っただけでも汗が吹き出るジリジリとした暑さが体全体を包み込んでいく。 暑さで意識が朦朧とする寸前と云えば大袈裟すぎるぐらいだろうか。 時計がようやく13:45を指し示すと、両隣も着席し、周辺を見渡しても空席は見当たらない状態となった。 するとスピーカーからは山崎さんの「永岡さんから〜」という本来、聞こえてはいけない音声が漏れ出してしまった。 スタッフのミスなのだが、会場に詰めかけた"ザキさん"ファンにとってはそんなハプニングも宝物となっただろう。 なにせ完全に素の状態の山崎さんである。 そしてBGMに乗って 勢いよく 山崎さんとマツケンサンバのTシャツを着込んだ永岡さんがステージに飛び出してきた。 ステージには客席同様に 強烈な陽の光が降り注ぎ、永岡さんは冒頭から「定期的な水分補給」と気分が悪くなったらすぐ係の者に申し出てください。と呼び掛けた。 「名古屋の皆さん、元気ですか〜!」と改めて挨拶と自己紹介をする山崎怜奈さんに対し、永岡さんは「御園座に立ったスター」(純烈のコンサートで度々、ステージに立ったことから)「純烈」と煽られるのだった。 そんな永岡さんは「(ステージタイムは)45分ありますけど、そんな大した企画は用意しておりません」と早々から宣言。 「ザキオカ x スクランブル」の番組自体、内容は大したことはない。と山崎さんが補足すると、TOKYO FMにて帯でやっている「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。」との気合の入り方の違いに永岡さんに早速、噛みつかれた。 永岡さんが「体調が悪くなったけれど、最後まで聞かなきゃ〜 ああ、聞く意味ない」「体調のほうが大事」と笑わせると、奇跡的に鳩がステージに飛び込んできて 笑いを増幅させた。 大した企画は用意していない。というものの 流石にやることは決まっていると永岡さん。 番組も、ほぼアドリブなのに、よくあんなに喋ることがあるなと山崎さんが言えば「あんたの都合で4本録りや」と永岡さんが暴露した。 だから4本目などは話すことがなくて、ケンカで始まります。足で蹴ったり....(笑)と笑わせた。(いや、数年前、実際に本番中 パーソナリティがアシスタントの女性を蹴って逮捕された事件もあったのですが...。隣の放送局で 苦笑) そんなこんなで、本日のステージでやることは−テーマは『夏の思い出を作りましょう』。 ここで3人目のパーソナリティが呼び込まれた。 大スポンサー様であるイケ爺こと、大津功さんである。 そうこのイベントの正式名−『大津功のイケ爺になりた〜い! presents ザキオカ x スクランブル』の大津功さんである。 正直な事を言うと この方がどういう人なのか、全く知らなかったが番組の個人スポンサーというのは聞いたことがないくらいだから、どこかの会社の社長なんだろう。(テレビショッピングの企画会社の社長であった。) その大津さんは登場するやいなや「水、飲んでいるか〜!」と叫び「ザキ」「オカ」の我々、客とのコール・アンド・レスポンスで煽る。 もはや素人では全くない。それもその筈でCBCラジオで「大津功のイケ爺になりた〜い!」という冠番組を持つ立派なパーソナリティでもあるのだ。 しかし、そんな大スポンサー様である大津さんが 番組開始から10分ぐらいまで呼び込まれなかったことをきっかけに、観客の一人を「タイムキーパー」に任命した。 例えどんなにステージが進行していても「2時です」と伝えるようにと要請したのを皮切りに「2時10分です」「2時20分です」を教える「タイムキーパー」二人を次々に指名した。 「どうよ、こんなに世の中に意味のない10分ってある?」と永岡さんが言うほど、なんともカオスな展開になりそうな予感を感じたのだった。 ここでようやく本題に戻って『夏の思い出を作りましょう』。 そのまず第一弾は『スイカ割りをやりた〜い』とコールされた。 我々客が「右だよ」「左だよ」「まっすぐだ」と言うことによって「みんなでスイカ割りをやったという思い出を共有できる」と話されていたが、偶然にラジオを聞いただけの人にとってはどうなんだろう?と思ってしまうのは間違ってはいないと思うのだが(苦笑) スイカがステージに運び込まれた。 するとすぐに「2時です」と手を挙げる観客。 それを目敏く見つけて感謝を伝える永岡さん以下、MC陣。 いよいよカオスなイベントになってきた。 スイカ割りは、まず山崎さんから。装着したアイマスクが可愛い。 スイカ割りの様子がスクリーンに映し出され、それを見て観客が大声を出して指示するという形である。 そして永岡さんから「俺と山崎が勝負します。勝った方が大津さんから 叙々苑弁当を奢ってもらう」と予定にないことを一方的に提案して大津さんも渋々、了承したのだった。 会場のあちこちから行き先を指示する声が上がる中、山崎さんがファーストヒット。 スイカの片側をかすって?僅かながらのヒビが入った。 その結果に喜ぶ山崎さんである。 次は永岡さん。再び、会場のあちこちから行き先を指示する声が上がり 渾身の一撃。 だが、叩いたのはステージの床だった。 スイカは結局、割れなかったのだ。 そこで急遽、大津さんも参戦することになり ここで永岡さんが再び、特別ルールを提案。 「大津さんがスイカを割った場合、俺と山崎は叙々苑弁当」と二人には都合の良いものに変えられた。 三度(みたび)みんなの声に支えられスイカにバットを振り下ろす大津さん。 だが、結果はスイカではなく、今回もステージの床を叩いただけであった。 でも、その刹那、大津さんがまだアイマスクを付けているのをいいことに 永岡さんがスイカを割ってしまう。 客席からは歓声と笑いが....。 「さすが、大津さん!!」と永岡さんが褒め称える。 なんという茶番だ(笑) これで次の「ザキオカ x スクランブル」収録にて、叙々苑弁当を食することになったのだった。 『夏の思い出を作りましょう』第二弾は 山崎怜奈と言ったらコレ。ということで『クイズ大会』であった。 とは言っても回答者は、我々観客であるという。 それも超難問クイズである。 だからこそ、スマホを使って調べて良いというのだから なんとも今日的、現代的である。 挙手制で行われるが、そのルールは「正解者は 今日のお目当ては山崎ですか?永岡ですか?と訊きます」と対決姿勢を明確にした。 問題は @「永岡さんがかって担当した「ナガオカ スクランブル」の最初のインタビューゲストは?」(答え:乃木坂46の3人) A「TOKYO FMの『山崎怜奈の誰かに話したかったこと。』の初回放送である2020年10月1日に、結婚を発表された芸能人は誰でしょう?」(答え:石原さとみ) B「昨日の『ザキオカ x スクランブル』は44回目でした。では第44回「日本レコード大賞」で大賞に輝いた人は誰の、どんな曲だったでしょうか?」(答え:浜崎あゆみ「Voyage」) C「山崎怜奈は今年の5月で 26歳になりましたが、メタ社のCEO マーク・ザッカーバーグは26歳の時、成し遂げた事はなんでしょう?」(答え:Googleのアクセス数を抜いた) その間には回答者に混じって「2時10分です」「2時20分です」を知らせる挙手もあって やっぱりカオスであった。 それにしても 酷暑の中、回答する人に対し客席をマイクを持って走り回る番組ディレクターが大変そうであった。ご苦労さまです。 対決結果は「永岡派」2「山崎派」2のドロー。 その結果、大津さんがデサートを二人に差し入れする事になった。 スポンサー様、様様である。 その後、暑さに朦朧としたのか永岡さんは「ザキオカ x スクランブル」という処を「ナガオカ スクランブル」と言ってしまい、山崎さんと客から突っ込まれタジタジとなる場面もあった。 『夏の思い出を作りましょう』第三弾、最後は「ジャンボリミッキー!を踊りたい」であった。 それを発表すると同時にジャンボリミッキー!の曲がスピーカーから流れ出したのだが、この番組って何か、ディズニーと関係あるんだったっけ?と頭に?がいくつも浮かんできてしまった。 「みんなと夏の思い出として ミッキーやミニーは来ないけど ジャンボリミッキー!を踊りたいんだ」 と宣言。 畳み掛けて「小さい子でジャンボリミッキー!を踊れる子はいない?」と客席に向かって募集すると、客席外の男の子が反応し、拍手の中、ステージに招き入れられた。 そして我々も スタンドアップ。 踊りに自信がある番組スタッフもステージに召喚されると「ジャンボリミッキー!」と永岡さんが高らかに宣言。 おなじみの「ジャンボリミッキー!」の曲が爆音でスピーカーから溢れ出した。 曲に合わせ、徐々にステージと客席が一体化していく。 会場の隣には松坂屋があり、上層階から此処は丸見えなのだが、この光景はさぞや絶景なことだろう。 「俺は一体、何をやっているんだろうか」と冷静に己を省みる瞬間が時々、訪れたはしたが ステージ上の演者のフリを真似る方が必至というのが正直なところだったかもしれない。 「ジャンボリミッキー!」ショーは このイベントの最高の締めくくりとして終わり汗だくの中、ステージ上の演者と客席で「ザキオカ x スクランブル !!」の掛け声と共に写真撮影。 永岡さんが声も(ダンスの披露で)絶え絶えに「ありがとうございました」と感謝を伝えると、ステージを履けイベントは終了した。 熱中症の脱落者もなく無事にイベントが終わったのは ある意味、奇跡的だったのかもしれないと感じた夏の暑さであった。 なお、この模様の一部は 8月5日の「ザキオカ×スクランブル」で放送された。 「推シマシ」 「ザキオカ x スクランブル」ステージが終了した後、買い物の為、現場を離れたが、再び戻ってきた時には 「推シマシ」のステージが進行していた。 このステージでは SKE48のユニット「カミングフレーバー」とTEAM SHACHIのメンバーが組んだプロジェクト「シャチフレ」が出演し、パフォーマンスを行っていた。 「シャチフレ」自体、昨夜まで全く知らなかったぐらいなのだが構成するメンバーとか、ちょっと興味があったので観に来たのだった。 そのメンバーは「カミングフレーバー」はMIYO(野村実代)HINANO(青海ひな乃)YU-KI(大谷悠妃)KIMIE(赤堀君江)AIRI(中野愛理)ENA(鈴木愛菜)の6名、TEAM SHACHIはHONOKA(秋本帆華)NAO(咲良菜緒)YUZUKI(大黒柚姫)HARUNA(坂本遥奈)の4名、合わせて10名で構成されている。 自分が会場に戻ってきた時、既に数曲披露した後だったが客席は満員、客席外も立錐の余地もないぐらい人でいっぱいだった。 そんな客の一人ひとりが、メンバータオルやウチワ、サイリュウムを持っているのだから さすが王道アイドルだなと思うばかりである。 とはいえ「カミングフレーバー」のメンバーが誰が誰やら?で判らないのがちょっと辛かったかな。流石にTEAM SHACHIは判別はついたものの....。 ラストの曲は「推シマシ」のMCである酒井直斗さんと 出演したもう一つのグループ「らじお女子」が合流しての披露となった。 曲はTEAM SHACHIの「抱きしめてアンセム」。 右へ 左へと移動も多く、ダンスも激しい とにかく運動量が多そうなこの曲のセンターに酒井さんが位置するというのも吃驚であった。 ヘトヘトになりながらも曲に食らいついていく酒井さんがなにはともあれ あっぱれであった。 曲が終わり、息も絶え絶えにイベントをまとめた酒井さん、今日の主役は間違いなくあなただったのでは?と思うのだった。 このイベントの模様も8月3日の「推シマシ」内で放送された。 |
SET LIST | |
1 | 100万リットルの涙 (カミングフレーバー) |
2 | あなたのトリコ〜究極の愛〜 (TEAM SHACHI) |
3 | かいじん (シャチフレ) |
4 | 超・ワルプルギス (シャチフレ) |
5 | アサガオ (TEAM SHACHI) |
6 | ウェキメキ (カミングフレーバー) |
7 | I's PRIDE (シャチフレ) |
8 | 抱きしめてアンセム (シャチフレ/らじお女子/酒井直斗) |