ライヴ終了後、私と招待されたもう一人の女性は楽屋に続く通路で通訳の女性の方と一緒に待つことになった。 近くでは機材の搬出が活発に行われており声が聞こえてくる。 やがて Epic Sonyの方の指示で楽屋に向かう。 楽屋は上の階の為、階段をのぼる。いよいよだ!!吐きそうなくらい緊張している。 楽屋のドアが開かれ、私達は連れられて楽屋に入ると メンバーはみな握手で迎えてくれた。(なんて「いいひと」たちなんだ!) 軽い自己紹介後、写真を取ったりサインをしてもらったりなどした後、積極的に英語でメンバーに質問をしてみた。 例えばギターのビル・レヴァティさんに対しては「どんなピックアップが好きですか?僕はDimagioのPAF-Proを使っているのですが。」などと訊いてみた。 すると「君もギターをやっているのか」などと興味を持って話をしてくれた。 私はここでギター談義といきたかったが、いかんせん英語能力に限界が...。思うようには なかなか話せなかったのは残念だった。 またベースのペリー・リチャードソンさんにとっておきのプレゼントを手渡すと大変喜んでくれ 「Japanese Stephen King's Fan 」 と嬉しそうに呼んでくれた(当たり前だが 笑)。 そしてペリーさんには「キングの作品の中で一番何が好きですが?僕は『デッドゾーン』が好きなんです。」と 訊ねたところ「ザ・スタンド」(文春文庫:当時日本語未訳)だとも答えてくれた。 やがて時間は夢のように過ぎ、退室の時間がやってきた。 私は名残惜しかったが と叫んで(なんと気分がハイだったのだろうか)部屋を出ると、担当者の方にお礼を言ってその場を後にしたのだった。 もうあれからちょうど5年が経とうとしている今日このごろであるが、あの時の事は未だに忘れられない。 特にメンバーが私達ファンに対して非常に優しく接してくれたことはいつもでも心に刻まれるだろう。 C.J ビル マイケル ペリー 本当にありがとう。 I'll Be Your Fan Forever !! |
ギターのビル・レヴァティと私 | ビル・レヴァティとスタッフくつろぐの図 |
「Player」誌(「HOLD YOUR FIRE」掲載Page)に書かれた4人の各サイン |