モーニング娘。コンサートツアー2013秋
〜 CHANCE!〜







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 3枚連続、オリコンウィークリーチャート第1位を記録するなど、今、最も勢いがあるという モーニング娘。俗にいうプラチナ期という雌伏の時を経て、リーダーの道重さゆみ(24)以外、 全員10代のメンバーとなった”新生 モーニング娘”フォーメーションダンスという武器 を携え、再び、J-POPの最前線に帰還した−という感じだろうか。

 長年のファンなら、何をいまさら−と思うに違いないが、48グループ全盛の現在、存在さえ忘れがちな一般リスナーにとってこの記録は、大きな宣伝となった筈である。
 そんな上昇気流に乗った今だからこそ、新たに注目したファンへ過去のヒット曲などをアレンジ したアルバム「The Best!〜Updated モーニング娘。」をリリース。今回のツアーはその発売 を記念して行われたものであり、セットリスト(下記参照)も半分はそこからの選曲であった。
 9/21のハーモニーホール座間から始まった本ツアーも、この名古屋公演で丁度、折り返し。 昼夜の二公演のみであったが、公演数を絞った為か二公演共に、SOLD OUT。当日券も早々に 無くなった。
 そして、ここ愛知はメンバーの鈴木香音の地元。盛大な凱旋コンサートとなった。

 自分にとっては、モーニング娘。のライヴは3回目(5月の田中れいな卒業コンサートの ライヴビューイングを入れれば4回目となる)であるが、パフォーマンスの激しさで 云えば、ダントツだった。
 兎に角、休みがないのだ。休養となるべくMCタイムの時間も長めなのは2回だけ。
 後半の目玉である、メドレーにいたっては全員歌唱ばかりではないものの、完全ノンストップ。
 その後の怒涛の3曲。激しさは目を見張るものだった。

 今のモーニング娘。の勢いを象徴するかのようなセットリストであったが、
 特に印象深かったのは8曲目「I WISH (updated)」。この曲は道重さゆみ以外のメンバー全員が唄うという初の試みであり、ある意味、道重卒業後の仮想・モーニング娘。であった。
 だが、この曲が持つテーマとパファーマンスは実に味わい深く感動的だった。
 時折、ステージ後方の高精細モニターに映し出される、メンバーの背後から撮られた客席映像には何度もグッと来て、泣きそうになった程。あれは現場にいなければ決して経験できないものだったと思う。

 それから、アンコール前の「香音コール」が響き渡った会場を同じく、高精細モニターで映しだされた時も感動的だった。鈴木香音のメンバーカラーである緑のサイリュームが客席を 埋め、それはもう、えも言われぬ美しさだった。(下記の画像参照)
 今まで何度も凱旋コンサートはこの地(名古屋や刈谷)で行われてきたが、きっと今までで一番の盛り上がりだったと思う。


 このツアーの最後を武道館で迎える。  誰かの卒業公演ではない、通常のツアーで武道館公演は本当に久しぶりである。
 もしかして、大きな発表(例えば、道重さゆみ卒業とか?)があるかもしれないと 不安も大きいが、楽しみでもある。(2013.10.27 記)






 SET LIST
1ワクテカ Take a chance (updated)
 OPENING MOVIE
2愛の軍団
 MC 1
3ウルフボーイ (New Song)
4Moonlight night 〜月夜の晩だよ〜
5THE マンパワー!!! (updated)
6負ける気しない 今夜の勝負
7Help me!! (updated)
 MC 2 道重さゆみ
8I WISH (updated) (9期・10期・11期)
9歩いてる (updated) 〜 ラララのピピピ (道重さゆみ)
10恋愛ハンター (updated)
 MC 3「チャンス!」トーク (道重・譜久村・飯窪・佐藤・工藤)
11ふんわり恋人一年生 (生田・鞘師・鈴木・石田・小田)             
12坊や (道重・譜久村・飯窪・佐藤・工藤)
13ザ☆ピ〜ス! (updated)
14【メドレー】
そうだ!We're ALIVE (updated) 〜 SONGS 〜 なんちゃって恋愛 〜 好きだな君が
(道重・譜久村)SEXY BOY 〜 そよ風に寄り添って 〜 Take off is now! (鞘師・石田
・小田)
〜 しょうがない夢追い人 〜 トキメクトキメケ (道重・譜久村・生田・飯窪
・石田)
〜 ドッカ〜ン カプリッチオ
 MC 4 (煽り)
15LOVEマシ−ン (updated)
16One・Two・Three (updated)
17ブレインストーミング
 MC 5
18わがまま 気のまま 愛のジョーク
・・・Encore・・・
19恋愛レボリュ−ション21 (updated)
 MC 6(6期/9期/10期/11期 全員挨拶)
20チャンス チャンス ブギ






 長年、親しまれてきた「6期MCのコーナー」は田中れいなの卒業で消滅したが、道重のソロMCのコーナー
として残り「コンサートスタッフからの質問に答えていこうというコーナ−」に変わった。
『それ、聞いちゃうんだ』のお題で、加入当時のレコーディング時での苦労話(リーダー飯田圭織とのエピソード)
辻希美とのメールのやりとり話が披露された。

 MC 3の「チャンス!」トークは、「チャンス!」のパネルから選んでトーク。この時は
佐藤が選んだ「チ」パネルのお題『言われた事はないけれど、言われたら嬉しい事とは?』
工藤が選んだ「ン」パネルのお題『コンビニとコラボして自分プロデュースのお弁当を販売するなら、
どんなお弁当を作りますか?』
で行われた。

 10、11、12、14のメドレーは回変わりで2パターンあり。この夜公演は1パターン目だった。
ちなみに2パターン目は10「A B C D E-cha E-cha したい」11「坊や(道重/譜久村/飯窪/佐藤/工藤)」
12「ふんわり恋人一年生(生田/鞘師/香音/石田/小田) 」
14「そうだ!We're ALIVE(updated) 〜 君さえ居れば何も要らない〜愛され過ぎることはないのよ〜
〜 普通の少女A(佐藤/工藤) 〜 地球が泣いている 〜 アイサレタイノニ…(9期) 〜 3、2、1 BREAKIN' OUT! 〜 ブラボー!」










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