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そもそもはSさんの”テアトロ・シェ.ルネ”での「あの、夏の日」 試写会に当選されたことがきっかけでこのProjectは動き始めた。


4月30日、当日は2週間前に尾道を訪れた時と同じ「ひかり103号」に乗り 11時過ぎに福山に着くとすぐに、在来線で尾道入り。(「あの、夏の日」 でも新幹線を福山で降りて在来線で海を見ながら尾道入りを するという監督のこだわりはうれしかった。)
しまなみ海道開通に湧く駅前を後目に早速宿泊予定の「ときわ旅館」へ。
一人部屋の予定がいつのまにかHさんとの二人部屋に。一人部屋は 他の誰かに切り替わったらしい。
しばらくは部屋に用意された宿泊帳を見て知った名前がないか確認を取るが 見つからず、やがてHさんはO保さんに電話を入れチケットを受け取りに駅前へ 向かった。O保さんは舞台挨拶に来られる俳優の小林桂樹氏の荷物の運搬 為尾道駅で待機されているらしかった。
HさんがO保さんからチケットを頂いた後はIさん、Sさん女性陣らと 「いわべえ」にてお好み焼きで昼食を取る。
実は僕は昨晩も夕食がお好み焼きであり、明日もお好み焼きになるであろうと その時も予感がしていたが見事に的中した感じだった。だが有名店「いわべえ」で 広島風お好み焼きを食べるということは全く嫌な感じはしない。
ここで僕は「いわべえ」を注文した。


その後は食後の腹ごなしということで「ふたり」の事故現場(吉田邸)を抜け 浄土寺山にへとへとになりながら登る。いつ着くともしれない山頂にうんざり としながらも、草木の間から見れる尾道水道の景色はその疲れを一瞬だが 和らげてくれた。
やっとたどり着いた展望台では今までの暑さが嘘のような心地よい涼しい風が 吹いており、そんな風を浴びながらの休憩&写真タイム。
浄土寺山から
浄土寺山から

それからは山を下りながら途中の不動岩で「ふたり」のポーズで写真を 撮ったり、浄土寺にたどりついてからは願い事が叶うという丸石を みんなそれぞれ回したりもした。
その後はO保、I出両氏が待つ「こもん」に直行。
そこでO保、I出、S家3氏に初対面、自己紹介となる。
ここではお馴染みのマスターの大谷さんから注文よりも先に「あの、夏の日」の 前売り券を購入。なんでもプロデューサー(恭子さん?)から直接預かったもの らしい(なんでも1000枚とか)。ここで僕はブルーベリーアイスワッフルを 注文。
しばらくO保、I出、S家さんらと話をし、店を出ようとすると 反対側の入り口からどこかでお見かけした顔が...。「あの、夏の日」「転校生」 「さびしんぼう」「はるか、ノスタルジー」の原作者 山中恒先生が奥さんと いらっしゃった。
「あっ」と思いながらも「こもん」を出るとそこに偶然にもタクシーが止まり、 「あの、夏の日」の主人公由太役の厚木拓郎くん以下子役の子(久光邦彦くん、宮崎あおいちゃん)が登場しS家さんに「まこっちゃーん」と飛びついてきた。
S家さんは録音部”セミ追い”として「あの、夏の日」撮影中は名を馳せたが 彼はその仕事の他に、子役の子達の遊び相手という重要な仕事もあったのだった。
そんなS家さんは彼らに引っ張られ、また「こもん」店内へ。(S家さんの話では この後、役者さんが大挙入店され、岸辺一徳さんらに間を挟まれた 彼は死ぬ思いだったとか)
私たちはその後、路地を歩きながらO保、I出両氏に映画鑑賞前の 最新ロケ地巡りをして頂き、イメージが沸かないままにあちこちをカメラに収めた。 そのロケ地巡りをしながら私たちは尾道駅方向をめざしたが、駅は皇太子、雅子さまの訪問で大騒ぎ。私たち一行も国旗をもたされたりして大して興味もなかったのに ご本人が現れると結構盛り上がったりして.....。
それと ここでは大林監督と恭子さんにも遭遇。またこの喧噪の中、広島支部のH岡さんやビデオカメラを下げたZさんとも初対面、自己紹介となりました。
皇太子、雅子さまが去られた後は急いでテアトロ・シェ.ルネの入り口に直行するも 1番乗りは出来ず(結局あまり意味は無かったけど)、開場時間間際まで警備が解かれることがなかった為大して待たされることもなくテアトロ・シェ.ルネに入場。 (ここでRさんこと広島支部のR・リチャードソンさん-向島居住とも合流しました。)
中に入ると新しい木の匂いと階段の急なことに驚きながら指定された席を探し、開演時間までしばし時間をつぶす。

LINE

いよいよ開演時間をむかえ舞台にはテレビの芸能レポートでお馴染みの藤田恵子さんが司会に立たれ、まずProducerの芥川保志氏が呼び込まれ挨拶された。
続いて同じProducerの大林恭子さんが舞台に立たれた。その後は脚本の石森史郎氏、原作の山中恒先生が舞台挨拶され今度はいよいよキャストのみなさんの舞台挨拶である。
まずは子役の宮崎あおいちゃん、芥川志帆ちゃん、久光邦彦くん、そして主役の厚木拓郎くんが舞台挨拶に立つ。みなそれぞれ緊張していたが、厚木拓郎は「タイタニックにも負けない映画です」と言って笑いをとっていた。子役の子らに続いては若手からベテランの方が舞台に上がる。
まずは今回のマドンナ役勝野雅奈恵さんが挨拶された。(ご存じ勝野洋、キャシー中島夫妻の愛娘)そして7000人の応募者から選ばれたという佐野奈波さんが舞台に立たれた。
この奈波さんとは最近メールを出したことで”ほんの少しだけ”知り合いになることができ、おまけに自分のメールがきっかけでOBs東海支部の掲示板に書き込んで下さるようになった(感謝!)。そんな訳で僕は特別な気持ちで彼女の挨拶を聞いた。(彼女も相当緊張していました)
次にミッキーカーティスさん、20年ぶりの大林映画へおかえりなさいの松田美由紀さん、お馴染み入江若葉さん、本物のちっくんこと林泰文さんが舞台に立たれたが、ここでわざわざこの映画の為にかけつけてくれたという岸部一徳さんが登場し驚いた。(本人も仰っていたがこの「あの、夏の日」に一徳さんは出演されていません。)
そして勝野洋、キャシー中島夫妻やミッキーカーティスさんの奥様まで舞台挨拶に登場された。
なんかもの凄い舞台挨拶を目の当たりにしているようだった。
それからキャストの最後はもうひとりの主人公小林桂樹さんが舞台挨拶にたたれ しっかりとまとめてくれました。

で、もちろん最後に登場は大林監督。
いつもながらの大林監督、いつもながらの優しい話ぶり。
明日全通するしまなみ海道やスクリーンの話を交え「あの、夏の日」に対する思いを 語っておられました。
舞台挨拶
舞台挨拶(遠すぎて判りづらいです)

舞台挨拶も一応終了し、場内は暗転。時間は既に上映開始時間を過ぎていた。 シーンと静まった中上映は開始されましたが、なんと途中でフィルムはストップ。 驚いたが俳優さんの着席を待ってということでとりあえずは納得し、 仕切なおしで映画はまたはじめから。
映画が始まって先ほど見て廻ったロケ地がスクリーンにうつしだされると 「今、尾道で、この映画を見ているんだ」というなんとも言えない感慨とも感動ともしれないものを味わった。 尾道の映画を尾道で初めて、監督、スタッフの方々と一緒に見るという機会はもうこれからも、そうはないだろう。


上映後は亀田市長の挨拶などもあったが映画の余韻をぶち壊すものではなく 試写会は無事終了した。
試写会後は客席前方の監督以下、役者さん方らが去られるところだったので Hさんと「もうこんなチャンスはないですよね」と話し、僕は急な階段に足を取られながら客席前方に近づいていく。目の前には大林監督が....。普通だったらこの時点で緊張しまくりである僕は奈波さん会いたさに必死で大きな声で奈波さん」「佐野奈波さんと客席を去ろうとしている奈波さん達に呼びかけた。
するとなんとか気付いてもらえ、感激の初対面を果たすことが出来た。
また「名古屋のMです」と自己紹介すると覚えてもらっていたことでまたまた感激。
以前メールでご紹介したお薦めの本(「リプレイ」K.グリムウッド著 新潮文庫)を プレゼントし、お返しにサインを頂いた。
感激の対面の後、客席を去ろうとしている僕は途中で奈波さんのマネージャーさんからも呼び止められ奈波さんの今後の応援を頼まれてもしまった。
興奮冷めやらぬままテアトロ・シェ.ルネを出て、その後は近くの居酒屋で 広島支部のN井さん、「あの、夏の日」では演出部付きスタッフとして活躍された K玉さん(劇中ではなんと菅井きんさんの吹き替えもされたとか)らも合流して 完成試写会打ち上げを開き、あまりにも色々なことがあった1日がこうして終わったのだった。



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