|
|
FRONT
|
|
BACK
|
|
商品名
|
「クレヨンしんちゃん 映画大全」 |
作者
|
品川 四郎 他編 |
出版社
|
双葉社 |
定価
|
1700円+税 |
購入場所等
|
ちくさ正文館にて購入
|
コメント
|
映画日記にも書く予定ですが 最近夢中になっている映画シリーズと言えば「クレヨンしんちゃん」。
昨年、見たシリーズ第9作目「モーレツ!オトナ帝国の逆襲」は30代以上のオトナをねらい打ちしたノスタルジー溢れた
涙の感動作だったが 最新作「アッパレ!戦国大合戦」は個人的には前作以上の作品であった。
本書は これら最近の「クレしん」劇場版シリーズの好評価&
再評価、そして10作目公開記念として 初めて発売された
ムック本である。
さて内容ですが コミック版発売元である双葉社だけに
非常に濃い作りになってます。劇場版シリーズ全作品の解説は当然として、しんのすけ、ひろし、みさえ、ひまわりの野原一家を中心とした登場キャラクターの
設定資料、絵コンテ、原恵一監督、本郷みつる監督、各スタッフの
濃密なインタビューも掲載。「クレしん」初心者にも ”やさしい誌面作り”に
なっております。
特に読みどころは唐沢俊一×切通理作の「オトナ帝国」対談。
「懐かしさ」をキーワードに「モーレツ!オトナ帝国の逆襲」を
それぞれ熱く語っていて「オトナ帝国」好きには非常に興味深い。
それにこのようなムック本に不釣り合いな程の起草文執筆者の
多彩さ!
順に挙げていくと 夏目漱石の孫で文筆家の夏目房之介氏、
作家の真保裕一氏(「ホワイトアウト」等)、ミステリー作家 我孫子武丸氏、イラストレイター 三留まゆみ氏、特撮監督の樋口真嗣氏(「ガメラ」シリーズ)藤江明義氏などなど。それぞれの視点で(「クレしん」で武器解説が出来るとはホント驚いた!)このシリーズの魅力を語っています。
それにしても「クレヨンしんちゃん」...奥が深いゾ。
|
|
|
|
|
|