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苦節14年、晴れて上から見えるタービンになりました。ちょこっと見えるでしょ。

 

どうしても見えないという人にはこれでどうだ。2530だけど。いまは2540。

しかし、ニスモタービン、T3-G、2530、2540と変遷を重ねてきたな〜。
昔は発展中だったから、いろいろトラブルがあった。とくに印象に残って
いるのは、スラストメタルのトラブル。最初は何でかは知らないけど、
270度のメタルだった。で、ちょっとブースト上げると減って羽がカタカタ
ずれた。で、HKSで360度メタルを作ってもらった。でも、当りはずれが
多くて、いいときは長持ちしたけど、悪いときは5000km持たなかった。
いまの、ボールベアリングは耐久性あるな〜。

でも、前に最初のパドックのミーティングのときに、雨すごくて高速を
走っててときどきウウ〜ンって失火しちゃって、「なんだろうな〜」って
よく分からなくて困ったことがあった。トンネルの中で止まったら嫌だな〜
って、後で考えたらトンネルでのストップはないはずなんだけど。その内に
触媒のアラームが点灯〜。ブーストが上がらなくなってきた。まあ、ゆっくり
走って帰ったんだけど、HKS関西に行ったら、西窪商店が「romiさん、これ
見はります」って触媒持ってきた。見たら、触媒コンポジットの殆どが融けて
排気できない状態だった。ブースト上がらんはずだし。理論的には聞いてたけど、
雨の水がフェンダーの穴からドバ〜っと入って、エアフロ狂って燃料がドバ〜
って吐出して、失火して、触媒で燃焼して、触媒が溶ける、てな恐いことが
本当にあったのですね〜。

で、それだけで終わんなくて、そのとき「タービンは大丈夫だろうねえ?」
って、ちょっと走ってもらったけど、西窪商店曰く「大丈夫みたいですよ」
ってことで帰途に着く。山道ちょっとタービンに負担かけるような走り方
したけどぜんぜん大丈夫。「ああ〜、よかったよかった」って奈良市内に
降りてきて、ちらっとバックミラー見たら、真っ白!!! 後の車が避けて
通るくらいの200mほどの煙の帯を従えて颯爽と走る姿をお見せしたかった(笑)。


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