42,000km
11/27/2004
ハブベアリング交換・組み付け
A↑
後はハブを外側から引けば外れるはずなのですが、かなりの精度ではめ込んである事と固着している
関係もあり、なかなかすんなり外れてくれません。
自分の場合はゴム製ハンマーを使ってハブベアリング付近に振動を与えた後、上下左右均等に強めに
引いたら外れました。
2004年11月21日(日)
近頃、右リア足回りからコツコツと音を発する様になってきた。
路面が悪いところでギャップを乗り越えたりする際にコツコツと音をたてる。
最近交換したショックアブソバーの減衰力調整ダイヤル付近からオイルが漏れ出し、そのオイル量も
結構な飛び散り方をしていたので、異音はこれが原因でと推測していた。
推測で物を判断しては悪いので、念のためハブボルトの緩みをチェックしてみるが、やはりしっかり
締まっている。
で解らないときは、蹴りを入れろと教わっていたので、タイヤ目掛けて一発!!
『ガタ』・・・・・・・おやおや、今度は手で揺すってみます。するとなんだか微妙にコツコツと腕
に振動が伝わってくる。
早速、ジャッキアップして結果判明したのはハブベアリングの磨耗からくるガタつきで異音を発して
いたことが解かりました。
早速、横浜のS社Kメカニックに連絡し、対処について相談します。
季節も季節だし、スピダーを長期間放置も嫌だし、されどこの状態では横浜までは無理!
手っ取り早く自分でやることにします。
ただし、ベアリングはハブに圧入してある事と外す際にもベアリングが壊れて分離するため、それな
設備と技が必要である為、部品の調達も含めてハブ一式を送って組み込んでもらう事にしました。
まず、ハブボルト→ブレーキパッド→キャリパー→ローターと取り外していきます。
ブレーキラインに負担を掛けないようにキャリパーは針金などで宙に浮かせておきます。
ショックアブソバーは邪魔になるので外して作業します。
ハブは、アップライトの裏側から6本の六角ボルトで固定されているので、ドライブシャフトは外し
た方が懸命です。
そのドライブシャフトを外すためにアップライトにあるタイロッドを外します。
タイロッドプーラーでタイロッドボルトを抜き取りますが、プーラーをねじ込んで圧力を掛けしばらく
すると、けたたましい音と共にボルトが抜けてきます。
続いて、ロアアーム内側の支点で留まっているボルト2本を外します。(ピロは外さない)
後はハブを外側に引っ張りながらドライブシャフトを抜き取ります。
アップライトからドライブシャフトを抜くには、ジョイント部を曲げてドライブシャフトを回しながら
外れる場所を探し当てるしかありません。
ハブを外に引きながらサスアームを上下させたり、シャフトを回したりといっぺんにいろいろ動かしな
がらやっている間に抜けてきます。
両手両足をフルに活用して頑張ります。
アップライトの裏側から六角ボルト6本を抜き取ります。
これを横浜まで送りベアリング交換です。
ベアリング交換にあたってはKメカより詳細な画像と解説をいただきました。
感謝!感謝!
以下、こんな工程でベアリングの交換が行われました。
2004年11月27日(土)〜28日(日)
部品の調達・交換もスムースに終了しハブを送ってから3日後には自宅に届きました。
早速、組み立てです。
作業は外した順番を逆に行うだけですのであえて解説しませんが、アップライトとハブを固定してい
た六角ボルト6本とブレーキキャリパーのボルト2本は古い緩み止め剤をきれいに剥がした上で同様
に、緩み止めを塗布してボルト締めします。
又、当然ですが各部締め付けトルクはしっかり守りましょう!
renault
翌日28日のクリオミーティングに参加するため、作業は夜中を徹して行われました。
日付変更線! しかし好きなことをやっている時は時間の感覚が全くありません。
と言う訳で無事完了です。