Tの思う18g秘策


 2006のエコパ惨敗後,好調。なぜなのか。
 スプールの細工が功を奏したのか。ショックリーダの使い分けがうまく機能したのか。やはり,なんといってもロッドか。33で大丈夫なのだろうか。
 「うまくいった」のではないかと思うところをご披露します。
 もちろん,「ためになるのかどうか不明な情報」の範疇ですので,内容の取扱いについては各自のご判断でお願いいたします。
 あくまでも,18gはシマノのラバーシンカーについてだけのことです。白いプラグは,同じ18gでも違うところがあるそうなので,関係ありません。

パート1:スプール
 テクニウムMg,Z45Uいずれであっても,タラシ調整は,以前のスプール半回転から12段階(Mg)や6段階(Z45)刻みとなり,調整で困ることは少なくなりました。
 Z45シリーズを使ってきた者として困るのは,細かな調整ができるのはZ45Uになってからです。旧スプールは使える配慮がなされているものの,6段階調整は新しいスプールのみです。
 旧スプールを多く抱える者として,これにはちょっと困ります。

 そこで考えたのが,旧スプールに手を加えて,無段階調整を可能とするものです。
 これは,Z45C本体です。画像上分かりにくいでしょうが,心棒の先端部分が矩形になっています。この矩形により,スプールは空回りしないようになっています。この心棒はリールにとって重要部品であり,材質的に非常に丈夫なので,これを細工することはできません。
 いずれもZ45Cのスプールです。
 右側は何も手を加えていないノーマルスプールです。中央の穴の部分が心棒に合わせて矩形になっています。
 左側が細工をしたモノ。丸くなっています。

 この細工の仕方ですが,スプールの穴に棒状の金属ヤスリを入れて,「ギコギコ」と矩形部分を削り丸くしていきます。少しずつ削るのがポイント。削ってはリールにセットするなどして,ブカブカにならないよう削りすぎに注意が必要です。
 なお,左側のスプールは「少しでも軽く」の意味からライン表示のカバーを外してありあります。何号のラインを巻いたのか分からなくなる欠点はありますが,カバーがない方がホイール的で格好良く見えますね。
 これは出来上がったスプールをリール本体にセットした画像です。
 スプールは完全フリーの状態になります。
 これにノブを付ければ良いのですが,
 ここで気をつけなければならない「重要」なポイントがあります。
 画像は,トーナメントサーフベイシア45QDコンバーチブルノブを装着したものです。
 決して,Z45CやZ45Uのノブを付けてはいけません。これらのノブのネジ山は比較的柔らかい素材でできているため,スプールが空回りしないようガッチリと締め込むとネジ山が壊れてしまいます。
 コンバーチブルQDノブは硬い素材なので締め込んでも大丈夫です。
 また,Z45T以前のスプールノブでも問題ありません。
 適・不適のスプールノブを示しておきます。
 左上黒ノブはZ45U,左下銀ノブはZ45C,これらはいずれも使用不可です。
 右上ノブはZ45T,右下はコンバーチブルQDノブ。これらを使ってください。

 見た感じ軽量化されたものは使用不可で,剛性感のあるものはOK。
 これはあくまでも18g用としての改良・細工です。

 この細工がナマリにも使えるかどうかは疑問があります。18gに比べ相当の負荷のかかる15号・25号のナマリでは,余程注意して空回りをチェックしない限り,安心して使えません。Z45T・コンバーチブルQDノブであってもネジ山を壊しかねません。

 ナマリの場合は,18gほどの厳密なタラシ調整は必要ないとして,Z45Uの6段階調整で充分と考えています。
 私の使い分けは,旧スプールは18g用,Uスプールはナマリ用としています。

 本音を言いますと,18gであっても6段階調整でどうにかなるのですが,18g用に新たにZ45U用のスプールを買い増しすることができなかったので。

パート2:ショックリーダー
 規定上ショックリーダーは0.35o以上とされ,ほとんどの方が5号のラインを0.25oの道糸に繋いでいるかと思います。
 道糸同様に,空気抵抗などを考えるとショックリーダーも極力規定に近い方が有利ではないかと考えますね。
 JSCFの18g大会では2006/5/14に茨城県立笠松運動公園で行われた大会からより一層の安全性の確保のため1.5〜8号のテーパーライン(最細径が0.25oとなるよう細い部分は2m程度カットして使用)を使うこととしました。
 道糸とショックリーダーとの結び目が小さくなり,また最太径も8号あるわけですから,格段にライン切れのトラブルは減りました。また,太くなった分,シンカーとリーダーとの結びが確実になり,不慣れな方には,この部分の結束がうまくいかずシンカーがすっぽ抜けることもありましたが,8号ラインではそのようなことも起こりにくくなっています。
 そして何よりも5号に比べてラインが伸びる感触が少ないということ。つまり,シンカーのパワーがラインに吸収されにくくロッドに伝わりやすくなるということです。
 とはいっても5号に比べれば8号は明らかに太い。ならば5号でも伸びにくいラインを使えばよろしいと考えたわけですが...
     フロロとテーパー
ただし,テーパー8号タイプは店頭で
見ることは少ない。レアもの。
 神奈川3連戦(2006/6/24)では,3個のスプールを用意し,2個は伸びにくいフロロカーボンを,残り1個は8号のテーパーラインを付けておきました。
 しかし,第1試合の第1投目にトラブルに見舞われます。フロロカーボンはしなやかとは言いにくいほどピンとハリのあるライン。道糸との繋ぎ目部分でラインが切れFです。練習時から突然変なところで切れるなどフロロカーボンへの不信感はあったのですが,2〜3回の使用では切れることなどはないだろうと甘く見ていました。
 フロロカーボンは明らかに不安定です。このため,これ以上ギャンブルを繰り返すことはせず,2投目以降,第2試合3投まで通常の5号ナイロンを使用しました。(※第1試合の第1投目の風は良かったので残念。フロロカーボンを使うんじゃなかった...)
 第3試合は,事前に巻いておいたテーパーラインです。
 やはり,5号とは違って伸びが少ない。8号ラインのおかげか全3投すべてトップでの勝利となりました。
 8号テーパーの方の優位性が高いかどうかは証明されていません。太い方が安心感がありますし伸びも少ないのでよりロッドを活かすことができるといえます。

 このような説があることもお伝えしておきましょう。
「向かい風の時には太いゆえに抵抗が増えるのでテーパーは止めた方がよいが,追い風の時はテーパーは不利とはならない。場合によっては飛距離が伸びることもある。」などという話しです。
 では,無風ではどうなるのか。分かりません。
 皆さんでトライしてみませんか。適当な答えに収束していくと思うのですけれど。
 今のところ私は,この説を採用しようと考えています。余程の向かい風を除いて,風に関係なく使える気もしますが。

パート3:ロッド
  掲示板で少し触れましたが,今の私のお気に入りロッドはCMPUです。少なくとも18gでは結果を出してくれています。
 ロッドインプレで,「33はナマリ15号用,30を18g用にしたら良さそうだ」なる旨のコメントを書いてしまって,勇み足かとも思ってきました。
 前評判とは違って18gでも33は十二分に戦闘力があります。(※前述の8号テーパーとのシナジー効果かも知れませんが。)
 ロッドインプレの繰り返しになりますが,だからといって30−405は不必要だと思いません。30だったらどんな飛び方になるのかと期待を膨らませることには変わりがありませんから。
 ロッドの硬さ選択は,その人の好みというよりも,投げ方によって変わるものなのだと思います。実釣ではなく飛距離を競うのですから,「使いやすさ」や「好み」よりも「距離」に興味があるわけです。
 事実,シマノでいえばBX・CX・DXが,またダイワでは33・30・27あたりが使われ,かなり硬さに開きがあるといえるでしょう。赤の35なんかは到底18gには向いていないような硬さと思うロッドでありますが,我がクラブのK地氏の勝負ロッドは赤35−405です。
 問題は15号のナマリ。ロッドリリースのタイミングのズレによって,このロッドをまだ15号には使っていません。練習では手応えを感じていますが,大会ではどうなるかと。18gで良い結果を出しているだけにナマリの方が心配になってきました。

 うまくいったのは,上の3つとするのは少々強引な展開ですね。
 何が一番変わったかといえば,それは投げ方です。投げ方を修正したこと。
 これと上3つがうまくリンクしたのでしょうか。この答えが妥当なところでしょう。