ウェールズ大会主催者のコメント 2005年9月8日
 遠藤様ご一行はウェールズに行ったんですね。
 内容よりもまず,参加することが素晴らしい。3月にお誘いの文面を載せたのですが,今年は無理かと思っていたところ,密かにかつ着々とウェールズ行きを画策していたわけで,これまた,すごい。
 結果は,掲示板で一部伝えられているよう,欧州の面々に「日本のキャスティングあなどれず」との印象を強く植え付けてきたとのことであります。
 JSCFでは,この5人の方々を「日本代表」とお呼びしたい。
 日本代表,お疲れ様でした。また,日本のキャスティングレベルを海外に周知いただきありがとうございました。
 さて,彼の地からメールが届いております。
 例によって,稚拙な訳ですが,彼らの言い分をご紹介いたします。
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 今週末は、Imax国際競技会において,日本、ヨーロッパ、ウェールズおよびイングランドのチームが上位入賞を目指し競い合うという,今までにない最もエキサイティングで楽しいイベントでした。
 土曜日は,練習日とされ,各国それぞれ試合になれてもらうことと,また競技についての詳細をチェックしてもらう日に当てられました。幸いにも,コートには強い風が吹き続けかつ日差しもあって,気象条件はキャスター,観客とって最高の条件となり,競技会にうってつけの日となりました。
 日本チームは,数千マイルを経てこの競技会に参加し,しかも到着の際には巨大な白のリムジンでの登場。日本のキャスターとは,直に会いそして言葉を交わすことにより,真に,素晴らしい人達であり,彼の国の誇りでもあると思った次第です。
 世界チャンピオンであるダニー・モスコップも多大な努力を惜しまず,ウェールズやイングランドのキャスターと一緒になるヨーロッパ選抜メンバーを連れて参加してくれました。
 イングランドチームは、UKSF/NFSAから来たこれまでで最も素晴らしい資質を有した方々といえるでしょう。彼らは,実に愉快な人達であり,周囲の参加者や観客を楽しませることに長けた人達でした。ロジャー・モーティマーによるスーパーマン姿での,またデニス・リッターのメナス姿での登場。彼らのサービス精神には頭が下がりました。
 サーフキャスト・ウェールズとしましては、参加されたすべての国々及びそのサポートに対しまして感謝申し上げ,また,来年には,今回優勝したチームにより大会が開催されることを望む次第です。2007年、ウェールズは再びこの大会を開催する計画であります。後日,日程や開催詳細情報などをご提供し,この大会をさらに大きなものとするため、より多くの国々を招待したいと考えております。
 食べ物と温/冷のドリンク類は随行者とともに競技者に提供させていただきました。この新たなる競技に参加するすべての人のために。
 キャスターの皆さんに,よりよき未来と,そして無事に帰途につくことを望む次第です。加えて,この大会は,私どもの女性達及び委員会の理解無しでは成功し得なかったでしょう。すべての方々に感謝申し上げたいと存知ます。

大会風景等の写真を添えますのでお楽しみください。

2日間の最長キャストは以下のとおり

○150グラム(日曜)
氏名 ヤード 備考
ダニー・モスコップ 302 ウェールズのレコード更新 ※世界記録305ヤード
ゲーリー・ディッカーソン 274
マーク・ジェイキン 257.2
クリス・ブレイリー 257
高橋俊雄 256 ※パーソナルベスト

○125グラム(月曜)
氏名 ヤード 備考
ダニー・モスコップ 288
クリス・ブレイリー 271
ゲーリー・ディッカーソン 269
ダリル・ジェンキンズ 269
高橋俊雄 264 ※パーソナルベスト
マーク・ジェイキン 254

○総合順位
順位 合計ヤード
第1位 イングランドA 5263.2
第2位 ウェールズA 5124.0
第3位 日本A 4906.1
第4位 ヨーロッパ選抜 4840.0
第5位 ウェールズB 4765.2
第6位 イングランドB 4665.1
※1チーム5人として,一人あたり10キャストのうち上位2キャストの合計が各日のチーム合計飛距離。