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やぶにらみ飛距離アップ 2006年7月11日 | ||
今回はこのK&Tで,やぶにらみ的な飛距離アップ対策を書き留めてみました。 キャスティングの格言とでもしておきましょうか。 <格言1:秘訣・秘策は秘伝ではない。どんどん教えるべし> 飛距離を伸ばすための秘密事項的なことがあったとしても,そんなの気にしないで知りたい人があれば教えちゃいなさいということ。 かなりの人が,飛距離アップのシークレットを持っているという事実。 キャスティングフリークであるからこそ,飛距離アップのネタ探しにいろいろと努力をされていることは確かなことです。だからといって,試合でタックルボックスなどをジロジロと見入るなんてことをすると,かなり嫌がられます。まぁ,このような盗み見的なことはマナーとしていかがなものかと思います。 さて,基本姿勢として,飛距離にプラスとなることは積極的に取り入れるのは当たりまえ。自分で見つけようとすることも当然あってしかるべき。 仮に,秘策・秘訣を密かに持っていたとしても,それを隠し通しオープンにしないことに何のメリットがあるだろうかということです。テクニックはもちろん,ロッド・リール・ライン等々は,時間の経過とともにあるべき形に収れんしていきます。情報のオープン化・共有化は正しい姿と考えます。 だから,どんどん情報等をオープンにしていこうということです。
ビーパー,夜間練習用シンカー,マルチリールのブレーキ,ソリッド穂先,超低空投法などなど,既にスタンダード化しているこれらの秘訣・秘策はE藤さん由来のものです。 これらの情報等のオープン化によってE藤さんはディメリットを被っているかといえば答えはNOです。氏の例で言えば,さらなるものを求めて飛距離もさらに遠くへとなっているとしか思えません。実績を見ればそれは明らかです。 私は,提供側にはディメリットはないと考えています。秘訣・秘策の提供によって当然レスポンスがあります。これを受け修正して,さらにより良いものを目指すことができるのです。そして,次なる秘訣・秘策に取り組むことができる。こちらのメリットの方が大きいと考えますね。 ですから,みなさんで秘訣・秘策を生み出して共有化し,キャスティング全体の底上げをしていこうではありませんか。 <格言2:飛距離は金で買え> 相手を買収して,手を抜いてくれということではありませんし,秘訣をお金で教えてという意味でもありません。 イチローの2000安打では,タックルに惑わされるななる旨のコメントを書きました。これと逆行するではないかと言われそうですが,真意はこうであります。 飛ぶと分かっているロッドがあるとします。そりゃ買いです。チロリは大物が釣れやすい餌。ならばそれは買いですよね。これと同じであります。 どんなに練習を積んだとしても越えられない壁があったとします。技術的に完璧となったとしても。この状態になったら,神仏にお願い申し上げるか,新しいタックルを手に入れるしかないということ。選択肢がないのだから仕方がない。 まぁ,こう考えると,新しいタックルを買うことに罪悪感が薄れるのであります。家族に対して申し開きができようというものであります。(説得ポイントはここです。) ただし,闇雲に新製品をゲットすればよいわけではありません。目利きは必要だし,もちろん自分に合うかどうかは極めて重要なポイントです。これをしないと自宅に超高級物干し竿などが増えていくだけです。 最近は,メーカーや販売店さんが試投会を開いてくれるので助かるじゃないですか。実投して確かめることができる。気に入らなければ買わなきゃ良いのですから。 また,やぶにらみ的格言を思いつくかどうかは不明。正調格言ならば,それは「秘訣」に書き込みますので。 |