フォースとともにあらんことを 2006年6月28日
 エコパの惨敗はコートにシンカーが入らなかった。これが原因です。
 それなりに勢いのあるタマを打てるのにコートに入る確率が低すぎる。飛んだとしても,入らなければ意味をなさない。

 どうしたらいいのか,もうどうしようもないのか,とも考えたりしました。

 何かの答えを見いだそうと,投げ関係のHPを見ていたら2002年8月に行われたWSCTの動画に出くわしました。
 見たのは自分の投てきフォーム。初めて18gの大会にトライした時のものです。
 今もって,18g的な投げ方とは思えませんが,私自身は「なかなかいいじゃないか」と思い直しました。周囲の方々は何が違うのかと思われるかも知れませんが,自分には自覚があります。今の投げ方と当時の投げ方は違うということを。
 原点に立ち戻り,2002年当時の投げ方をじっくりと見直してみようとしたのです。自身のHPにも書きましたように,飛距離を伸ばすためにマイナーチェンジを繰り返してきました。これ自体は間違ったことではありませんが,何年もの繰り返しのなかで,少しの誤差が積み重なり大きな狂いとなって表面化したのでしょう。ちょっと飛ばなくなったからといって,安易に小手先・付け焼き刃的修正で繕ってきた結果なのだと思われます。
 もちろん,2002年当時のものそのものに戻したわけではありません。昔のフォームを参考に,今の悪いところをリフォームしたのです。

 シンカーの入れ方とその後の展開の仕方。これを調整することによって,精度は格段に向上しました。

 思いっきり投げることができてコートに入るのですから,それなりの飛距離はでる。さすれば,結果はついてくる,といったところです。

 エコパ後の大反省のあと,ここのところ好調であります。
 改良スプール,ショックリーダー,CMPU,そして投げ方の見直しがハイブリッドシナジー効果として現われてきたみたいです
 右はその証拠写真。左から5月の北関東予選会のカップ。そのとなりが同じ日の常磐予選会のカップ。中央の変なものは置いておいて,ちょっと大きめのカップは6月三連戦のうちの小田原地区予選会。一番右は湘南地区予選会のカップ。なぜか2位,3位のものはなく,いずれも優勝カップであります。
 問題の中央の変なものですが,私の予定では,三連戦の第一試合のカップを置くつもりでしたが,菊地さんに持って行かれてしまったので,レアものらしいダースベイダーの置物を据えました。
 ところで,中央のダースヴェイダーさんはペプシの懸賞で子供が当てたもので,子供によれば,「ネット上ではかなり高価に取引されるもので,つまらない優勝カップと一緒にするな」とのことであります。これ,加湿器になっているらしく,口から白い水煙が出てくるという変なものです。
 ヴェイダーさんのフォースが優勝カップを引き寄せたのかも知れませんね。

 「うまくいく」ようになった理由は投げ方を見直したことが一番効いていると思っているのですが,もしかしたらヴェイダー卿のお力なのかも。

 May the Force be with you. フォースとともにあらんことを