ガセネタ 2007年7月2日
  ナマリ系キャスティング,18g,実釣の大会が盛んに行われている今日この頃ではありますが,きっと今頃が来年度のニュータックルの頭出しをしているところなんでしょう。情報源が特定できないのでガセネタ扱いですけれど,面白そうな話なのでお伝えします。「ためになるかどうか不明な情報」に載せるべきとお思いの方が多いかと存じますが,私の希望的推測・憶測を散りばめておりますので,こちらに掲載しました。

 ロッドについては,ここ数年立て続けにD・S各社からリリースされたので一休みといったところでしょうか。でも,それなりに新しいものは出るでしょう。
 短くて,硬めのロッド。実釣向きなのか,キャスティング用なのかは不明。D社が今年の延長線上として出すのか,S社が仕掛けるのか。面白そうです。短いロッドは麻薬みたいなところがありますから,一度手を出したら元に戻れない恐ろしさがつきまとうようで・・・でも,短いと楽なんですね。
 個人的には,390よりも少々短い長さで33の番手などはどうかなぁと思っています。(390で33クラスが出ていないのでこの線の可能性はゼロですかね。)
 リールについて。D社からR4がポンポンと出たりしているからお休み的かといえばそうではなさそうです。キャスティング用・競技用・超遠投用タイプがリニューアルして出てきそうな予感です。

 まず,S社のMgです。機能限定を謳いベールレスに徹していましたが,これがどうも評判がイマイチ。実釣で使いにくいのは理解するところですが,キャスティング競技であってもベールがあった方が何かと使いやすいことも確かなのです。オプションでベールアームがリリースされるのではないかといった期待もありましたので,この際に実装し直しになりそうです。
秋になればはっきりとするのでしょうか
 課題はスーパースローオシュレートとの関係をどうクリアするのか。投てきの際にはスプール部を上死点あたりに移動させますが,ベールレスならばやりやすかったスプール位置の調整がベールが付くとなると,これまでどおりならばかなり面倒になります。ポップアップスプールで処理する方法もあるでしょうが,これだとスプール部が重量増になってしまいます。ベールが付いても更なる軽量化を進めるでしょうから,今頃開発サイドはアタマが痛いところでしょう。

 D社の考えることは,ここ数年の動きを見て比較的容易に想像できます。Z45−UをR4化するということになるでしょう。
 R4化すると巻き取りフィーリングは素晴らしくなるのですが,重量増になってしまいます。ニューZを重量増で出す意味は何もないので素材,設計,部品の見直しや大胆な肉抜きなどを敢行するかも知れません。重量370gあたりが目標になるのでしょうか。
 まさかストロークは変えないでしょうね。50ミリのロングストロークも面白そうですが,剛性の関係上メインシャフトを太くせざるを得ないでしょうからこれまた重量増になってしまいます。ですからこの選択はないでしょう。45のスプールをいっぱい持っている人も怒るでしょうし。

 ガセネタですから,来年のフィッシングショーに「話がちがう」なんて言わないでください。
 しかしですぞ。ガセネタも皆さんの声としてメーカーに届けば,ユーザーの希望・要望として受け入れることは充分有り得ると思います。
 「ガセネタもみんなで言えばホンネタか」
 来年のモデルに一言いいたいなら今のうちです。秋になったら本決まりでドンドン進むはずでしょうから。