2009エコパ雑感?複雑感 2009年4月16日
 昨年1年間の予選会結果を振り返るならば不可は無しといえるところ。つまり,それなりの結果が期待できると踏んでいました。しかし私の結果はそうではありませんでした。

 この文章を読まれる方は既に今年のエコパ大会の結果をご存じであろうかと思われますが,入賞者に敬意を表する意味を含めてコメントしたいと思います。
 8人による決勝戦,今年はドラマがありました。
 1投目で九州勢が99mという好記録をたたき出します。99m台はなかなか出せるようなものではありません。優勝争いそのものといえるレベルです。ですから,このコールが流れてしまうと,気合いが空回りしたり,気持ちが萎えてしまったりするなどして,これを超える記録は出にくい状況が整ってしまうのです。
 ファイナリスト含めて会場全体にそんな雰囲気がありました。九州勢の1・2フィニッシュ完成かと。
 しかし,2投目でK野さんが101m超え。やったという感じの素晴らしい投てき。優勝間違い無しの確信するものです。観ている者だけでなく,当のご本人もそう感じていたでしょう。距離がコールされた瞬間,氏にしては大きめのガッツポーズをしていましたし,そうだなぁスキップしてトラックを走っていたし,踊りも踊っていたような…
 そんな鉄板な状況を,T倉氏が102m台の記録でぶち破るのです。しびれたというか,格好良かった。優勝盾はK野さんのお宅の玄関前までは届いていたことになるのでしょうか。
 良い物を見せて貰いました。ありがとうございました。

 ここでで一言付け加えておかなくてはなりません。
表彰式パフォーマンスは定番に!
 表彰式もドラマティックでした。今年は。
 優勝者のコール。パフォーマンスは嫌だと言ってはいたT倉氏,鉄人28号(古くて分からないかしら?)のごとく両拳を力を入れながら上にあげて「ウォリャー!」
 準優勝のK野氏,故意にとは思われないような巧みな演技で表彰台を踏み外すアクション。
 そして3位のK友氏は「よっしゃー!」
 最高のパフォーマンスです。喜びがスタジアム全体に響きます。
 来年以降,入賞者のパフォーマンスは定番化されます。
 来年の入賞者の雄叫びは如何に?!?!?


 当の私ですが,2回戦敗退です。
 仮にファイナルに進んだとしても,あの日の私は優勝争いに絡むことは無かったでしょう。
 記録的には1・2回戦全5投全てセーフなのですが,ロッドが曲がる感覚はほとんど無し,ただ単に振っているだけのような感じでした。
 振りに切れがない,鋭さがない。
 原因は自分で言うのはつらいのですが,昨年の好結果が自分自身に極度のプレッシャーを掛けることになり,普段どおりに身体を使うことが出来なかったということでしょう。

 私はアガり症です。グラウンドに立つと「ちゃんと投げられるかなぁ,コートにはいるかなぁ」などと気弱になってしまいます。ただ,アガっていても結果は問題無いことが多いので,正直アガるのを楽しんでいるところがあることも事実です。

 今回はそうじゃなかった。2006年に初めてエコパに参加したのと限りなく同じ状態だったとも言えます。
 そうですね,万全を尽くしたようなつもりでも甘く見ていたことも事実。「最後はどうにかなるから」。
 しかしその機会を得ることがなかった(>_<)

 いつかはキャスティングを卒業しなくては。今年のエコパはそのきっかけにしたいと思っていたのですが,機会を逸してしまいました。

往きの富士川PAで日本一の富士山に
お祈りしたのですが…
 とりあえず,キャスティングを止めることはありませんが,当分の間はお休みしたいです。
 今回のエコパ,たった5回しか投げられませんでしたが,精神的にヒジョーに疲れました。

 W 新たなる希望では,2回戦進出も心は地に落ちて
 X 帝国の逆襲では,フリー初戦敗退もショートで入賞の割り切れなさ
 Y ジェダイの復讐では,ついに栄冠を得る
のですが,4年目,
 T ファントム・メナスでは,歴史は繰り返すがごとく心は折れて
 来年はどんな微妙な結果が待っているのでしょうか。
 出場するとなれば…

 さぁて,いつから練習始めよう?!