★★★宇宙の果ての本 ★★ 2009.5.10(♯40) 次回更新予定 2009.9.10
ようこそ!このホームページは本をとうして宇宙の果て」を探索する一人旅のささやかなメモランダムである。
下に示した写真は月刊雑誌の2008年7月号「宇宙論」特集号の表紙である。我々の宇宙に関する多くの疑問に対し、読者を含めた協力者によりテーマが選定され、解説されている。「観測される宇宙の果ては」理解できるが、真の宇宙の果てはわからないと言う。そして宇宙には正体不明のエネルギーが満ちているという。多くの宇宙の謎が解明されつつある中で、更に謎が拡大していくことが痛感させられる。宇宙の成分はダークエネルギー72%、ダークマター23%そして普通の物質が5%とという。何と我々の宇宙の5%しか理解できてないという。
宇宙は、量子論的に「有」と「無」の間を揺らいでいるような状態から、ポロリと生まれてきました。これは「無」からの宇宙創生論」といわれているものです。。そうして生まれた宇宙は直ちにインフレーションを起こして急膨張し、インフレーションが終わると超高温、超高密度の火の玉宇宙になり、その後は緩やかに膨張を続けます。その間に、インフレーション中に仕込まれた量子ゆらぎが成長して、星や銀河が生まれ、太陽系ができて、地球ができて、その上に我々人類が生まれるという、非常にきれいな一大叙事詩といえるようなシナリオができ上がってきたわけです。(佐藤勝彦博士の説明)
讀賣新聞2009.5.1朝刊の{おあしす」欄にNASAは約130億年前の星を天文衛星フイフトで観測したと報じた。137億年とされる宇宙の歴史の中で、ごく初期のの星で、最初の星が何時できたか、その謎にせまる成果という。これまでに観測された最古の天体はは、ハワイにある日本の「すばる望遠鏡」がとらえた約129億年前の銀河だったとのこと。
「宇宙論」Newton 2008年7月号 佐藤勝彦監修/協力 箕輪真/谷口義明/ジョージ・スムト 2008.7.7 ニュートンプレス発行
☆ プロフィール 斎藤 仁 (さいとう ひとし) 1930年 福島県 生まれ
職歴 電気通信研究 そして 電機製造関係
現在 横須賀市在住 フリー ,囲碁
電子情報通信学会,電気学会 会員