まだまだ続く・ばんますのひとりごと

Sadalsuud
Sadalsuud

Sep. 28, 2003

みなさんご無沙汰です!すっかり気候も秋らしくなってきましたね〜。もうすぐ10月なんですね。時の経つのは早いなあ!今年も残すところあと3ケ月。さだるも年内にセカンドアルバムをみなさまにお届けできるように頑張るです!

ところでみなさん、唐突ですが「鯵の押し寿司」って知ってます?そういえば、どこかの駅の売店で見かけた気がするような、、、とお思いの方も多いのでは?そうです、大船とか藤沢とかの駅で売っている駅弁、あれですあれ!
ばんます、ちょっと用があって大船方面に行ってきたのですが、大船の駅を歩いていたら通行人さんが「鯵の押し寿司買っちゃった〜」「え〜なんでそんなの買ったの〜」とか話をしているのがふと無意識のうちに耳に入ってきて、それからばんますはなぜかその「アジノオシズシ」というフレーズが頭から離れなくなってしまったのです。うーん、今日の夕飯に何を食べるかも決めてないことだし、えーいここはひとつ買っちゃえ〜と瞬間的に思って、大船の売店で「あのー、アジノオシズシください」と言って買ってしまいました。うーむ、運命。ぐはは。


これが大船軒の「鯵の押し寿司」だ!

見よ、このレトロなパッケージ。そして、ひもを外して中を開けると、整然と並ぶ押し寿司が!そして、しょうゆは当然の如くお魚の形の容器に入ってる。これぞ、正しい駅弁と言わずして何と言う?
そして、酢の滲みわたった鯵の豊かな味わいが口に広がる。極めてシンプルな素材の中に、芳醇でまろやかな奥深さが確固として存在している。さすがは創業明治三十一年、歴史を感じる味とはこのことか。
改めて身のまわりを見渡してみれば、工業化された食品が氾濫して、「料理された」というより「製造された」味に慣らされてしまっている今日このごろ。時には、この大船軒の「鯵の押し寿司」を食して、味の原点に思いを馳せてみるのもいいかも知れませんね。

ちなみに、大船軒ホームページはこちら↓(背景は大船観音さまなのだ)
http://www.ofunaken.co.jp/
「駅弁美術館」とか「駅弁マーク」とか、なんだかディープな駅弁の世界が垣間見えて楽しいです。
←謎の駅弁マーク(!?)

ではでは、またお会いしましょう!

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