LA. LA. LA. LOS ANGELES
2000.7.15-21 5DAYS 7NIGHTS
TOURISTS:MASSAN&XAICHANG
TRAVEL AGENCY:H.I.S. (http://www.his-j.com/)
AIR:SINGAPORE AIRLINES(http://www.singaporeair.co.jp/
ACCOMMODATION:FIGUEROA HOTEL (http://www.figueroahotel.com/)


はじめに。


 「どっか海外にでも行って、現実逃避したくないか?」と、今回のパートナーのまっさんとこの旅行を企画し始めたのは2000年4月下旬。まず、旅行期間は7月の第4週に決定。なぜなら、その週の20日が海の日で祝日であり、会社を4日間だけ休めばいいから♪ワタクシが勤める会社は連続休暇を取りづらく、この時期が1番都合が良かったというのと、旅費的にも、オフシーズンほどとは言えませんが、オンシーズンの中でも比較的お安く済むだろうという目論見から、夏休みに入る直前の7月15日発に決めました。一方、まっさんは、わりとフレキシブルに休みが取れるらしく、私の予定に合わせてくれました。また、そして行き先は、2人が行きたいと思っていたカナダ、アメリカ、メキシコの中から、アメリカのロサンゼルスに決めました。その理由は、なにより安かったから!なぜだかわかりませんが、ロス行きは安いのです。サンフランシスコより2万ぐらい安い。カナダのバンクーバーに比べたら、5万ぐらい安い。なんで?路線が多いからなのでしょうか?薄給なワタクシは、この際、安くで海外に行けるなら♪というノリだけで、ロスに行くことに決めてしまいました。それに西海岸には1度行ってみたかったことですし。(笑)それで、ロスは双方初めての土地ですし、「犯罪都市ロサンゼルス、ロス市警密着24時!!」みたいなイメージがあり(ホント、メディアの刷り込みってすごすぎる。)、個人旅行はちょっと不安に感じたのでツアーを利用することにしました。と、ここまで決まったところで各旅行会社パンフレットを見ていると、エイチ・アイ・エスで「シンガポール航空で行く3泊5日ロサンゼルスの旅」というツアーを発見しました。私がそのツアーの何に惹かれたかといえば、そりゃーもう、「シンガポール航空」でございますです、はい。しかも、2泊延泊したとしてもエア代+ホテル代+税金もろもろで10万円弱あのシンガポール航空に乗れて、それで10万円を切るのであればいいじゃあ〜りませんか♪というわけで、このツアーを申し込むことにしたのでした。正式に申し込んだのは、ゴールデンウィークが明けた頃、旅行から2ヶ月半前のことでした。






2000年7月15日

SQラヴ♪


 千葉在住のまっさんと成田空港のカウンターの前で待ち合わせて、チェックイン。その後、改装されたショッピングモールなどをぶらついてから搭乗ゲートへ移動。SQ012便は定刻より30分ほど遅れたけれども、無事、成田を離陸しました。今回初めてのシンガポール航空利用で楽しみにしていたのは機内サービス。なんてったってこのツアーは「シンガポール航空で行くロサンゼルス5泊7日」ですよ!だって、よく旅行雑誌で機内サービスランキング上位に上げられてたりするではないですか!どんなものかと期待していたところ、予想通り♪今まで利用したどこの航空会社よりもサービスが良かったと思います。まずアテンダントのお姉さんがキレイ!シンガポールの民族衣装のユニフォームはとってもセクシィ♪(笑)次に、ドリンクサービスの回数が多い!お手洗いのアメニティが完備している!パーソナルモニタで映画が見やすいし、ゲームができる!そして、何より嬉しかったのは、ソックスと歯ブラシ!機内は冷えますもの〜。「お足元をお暖め下さいませませ〜」という細かい気遣いが嬉しかったです!うっかりヌーディーなサンダルを履いてきた上に、靴下を持ってこようと思っていたのにも関わらず忘れてしまった私にとっては非常に助かるサービスでした。SQ大好きになりました♪今後の旅行でもぜひぜひSQを利用したいと思いました。


LAXは大混雑。


 ロサンゼルス国際空港にほぼ定刻で着陸したのは良いのですが、ゲートが混みあってるとのことでなかなか降ろしてもらえませんでした。窓から外を覗くと、飛行機が滑走路で大渋滞。着陸しても身動き取れない飛行機が列をなしている光景は、ちょっとカワイイ。(笑)かれこれ30分以上も待たされたでしょうか。で、ようやく降りれたと思ったら今度は長蛇の列のイミグレーション。しかも、日本からの便には短期留学生だかなんだか知らないが、ビザだのなんだの色んな書類広げてる若い人が多かったぽくて、時間がやたらと掛かるったらありゃしない。そんなこんなでようやく審査を抜けても、私たちはツアーなので、他のツアーのメンバーが揃うまで待機。ということで、着陸から審査を抜けてツアーのバスに乗り込むまで、2時間ぐらい掛かりました。それだけでもう疲れちゃいました。ふぅ。


怖いんだっつーの。


 それにしても、私は親しみやすい顔をしているのか、アメリカ人はよく人に話掛ける国民性なんだかわかりませんが、知らない人に度々声を掛けられました。怖いっつーの。(笑)ロスの空港に着いてから空港を出るまでに数えたところ、5人くらい。 その内容は「なんの飛行機乗ってきたの?」とか「出口どっち?」とか「日本人?」とか「お手洗いはどっち?」とか色々でしたけど。 まっさんには、「さいちゃん、声掛けられやすい顔してんだよ。」と言われましたが、それってどんな顔よ、一体。


カリフォルニアの青い風。


 空港からバスに乗って、サンタモニカへ移動。とにかくロスは涼しい。海が寒流で、海岸から吹いてくる風はコトのほか冷たい。陽射しは刺さるほどの強さなのに、とっても爽やかで涼しい風が吹く。鳥肌も立つほど。このよくわからない感覚に、かなり戸惑いました。だって日本じゃこんな気候、考えられないんですもの。日本だったら、陽射しが強いということはすごく湿度も高くてジメっと暑いっていうのが定番。体がその呼応の関係に慣れてしまっているのか、こっちのカラッとし た気候が不思議でたまりませんでした。


メルティングポット。


 サンタモニカで小1時間ほど自由散策の時間が与えられました。早速、サンタモニカの街を歩いてみると、さまざまな人種の人に出会いました。以前訪れたことのあるニューヨークと比較すると、圧倒的にアジア系が多い 。ヒスパニックも。そしてブラックが少ない。西海岸て東に比べれば近いから、アジアからの移住者も多いのかなぁ。同じアメリカでも、地域差ってあるのですね。(当たり前か。)


お願い、マリリン♪


 その後、サンタモニカからバスで移動して、ハリウッドのマンズチャイニーズシアターへ。ここは有名な映画のプレミア試写会なども行われる映画館。中国の建築様式を用いてるけれど、中はちゃんとした映画館だとか。私たちが訪れた日の前後には、トム・クルーズ主演の「ミッション・インポッシブル2」のプレミアも上映されたらしい。トムが来たのよ、ここに(鼻息荒く)!!!この建物の前の地面には、スターの手型と足型がたくさん敷き詰められています。なかでも、マリリン・モンローの手形に合わせて写真を撮った女性は幸せになれるという言い伝えだそうなので、一応、将来のためにやれることはやっておく。(ここに写真は掲載しませんでしたが、マリリン・モンローの手型足型は実に小さく、色々な人がその伝説に肖って手を合わせるので1番汚れていました。)あとはハリソン ・フォード(ラヴ♪)や、スター・ウォーズのR2D2やC3POの手形足型も写真に収めました。最後に愛しのトム♪(もちろん、トムと言ったらトム・クルーズでしょ!ハンクスじゃ ないわよ。もちろん、ブラザー・トムさんでもない。でも、トムさんはある意味好きだけど。笑)と手を合わせなきゃ!と思って探したのですが、たくさんの観光客がごった返し、及び、その他たくさんの手形でトムのが見つからず、時間切れ。うぃー、残念無念。


なかなかデコラティブな建物です。あいにく、中には入りませんでしたけれど。


R2D2は3本足。(笑)


ハリソン・フォード♪ちなみに、その小さい黒い手は私のです。


R2D2、C3PO、ダースベーダー、ディズニーのドナルド・ダックらの足型が、
普通の映画俳優と一緒に並んでいるところが、アメリカらしい。(笑)

 その後、ビバリーヒルズ、ロデオドライブなどを車窓観光し、遠く遠ーくに見える「ハリウッドサイン」に感動したりして。そして最後にツアーではお決まりのダウンタウンのDFSへ。ランコムのメイキャップリムーバーが$16で驚き、即お買い上げ。だって日本では4000円の品物なんですもの。その他にもコスメをさっくりと買って、ホテルへゴー!(←コスメフリークなもので…。化粧品ばっかり買ってすみませんねぇ。汗)


小さすぎておわかりになりませんでしょうが、
実は、真ん中あたりにハリウッドサインがあるんです…。



スペ語が通じるホテル。



お部屋は割と狭い感じでしたが、特に不都合もなく過ごせました。

 私たちが5泊するホテルは、ダウンタウンにあるフィゲロア・ホテル。ステープルセンターという大きなコンベンションセンター(???。NBAの試合も行われる所らしい。)の向かいにあります。日本人も多く利用してるホテルのようです。日本人客向けにか、夜は「上を向いて歩こう(SUKIYAKI)」をピアノで弾いているおじさんもいました。ホテルの内装はヒスパニック系の雰囲気で、フロントの方もカフェの店員さんもほとんどがヒスパニックの方。スペ語でお喋りしていました。飛行機やら市内観光やらで疲れてしまったので、今宵のディナーはホテルの1階にあるカジュアルな感じのレストラン(?セルフサービス式)でいただくことにしました。パスタとサラダなどはめちゃうまかったです♪まっさんはメキシコのビール(名前は失念。)を飲んで、ちょいとほろ酔い加減。疲れていたせいもあってか、早く酔いが回ってしまったようでした。


広告が美しい。


 あと、これはアメリカ全体に言えることなのでしょうが、街のそこらかしこにある広告がデカイ。これは、広告好きの私にとっては非常に興味深いものでした。ビルの外壁一面に描かれている広告は、もはやアートであります。中でもアップルコンピューター社の「i Mac」と「think different」、映画「COYOTE UGLY」の広告が印象的でした。(この「COYOTE UGLY」が映画のタイトルだということを、のちのち日本に帰ってから知りました。てっきり、「COYOTE UGLY」というすごい名前のアイドルグループなのかとばかり思っていました。あぁ、勘違い。(汗)広告の意味ないじゃん。)「think different」の広告は、私たちが宿泊したフィゲロアホテルの外壁に描かれいたもので、世界の偉人たちの肖像とともにシンプルにコピーが配置されていました。その偉人たちの一人には黒澤明氏もいて、同じ日本人として嬉しく感じました。


やしの木の左側のビルが私たちが泊まったホテル。
その外壁にも広告が描かれていました。







2000年7月16日

これぞアメリカ西海岸っ!!


 エイチ・アイ・エスのシャトルバスを利用して、午前10時にホテルを出発。そして10時半頃にはサンタモニカ到着。まだお店も開いていないので、まずはビーチへ行ってみよーっ!というわけで、♪来て!来て!来て!サンタモ〜ニカ〜〜! (By百恵)。これぞアメリカ西海岸なのね、「わ〜お。やっぱり海にタッチしなくっちゃー!」ということで、海目掛けて歩いていったのですが、浜が長い。(涙)浜の幅が200メートル以上はありそうよ。なげーの何のって。(笑)砂で足は埋まるは、これじゃ柔道一直線の砂浜トレーニングかってくらいに10分ぐらい歩いて、ようやく海水にターッチ!冷たい。こりゃ、誰も泳がないでしょうよ。ビーチを見渡すと、みんな日焼けを楽しむ程度。これだけ乾燥してると汗掻いてベタベタしたりしなくていいから、気持ち良く日焼けできるかもしれません。海から吹いてくる風はとっても冷たくて、半袖だと寒いくらいですが、さらっとした潮風に当たって、のーんびり座ってるだけでも気持ちがいいものでした♪


写真では、かなり曇ったように見えますが、
本当に真っ青な空と真っ白な砂浜なのです。



ここでも物欲の鬼。


 しばらくの間、海をほげら〜っと眺めた後、朝ご飯を食べていなかった私たちはどこかブランチを食べられるところを探し、サンタモニカマーケットプレイスというショッピングモールの中に入っていきました。ここはサンタモニカのランドマークらしく、カジュアルな洋服や雑貨屋さんがたくさん入っており、1階にはフードコートがあります。そこでチャイニーズのプレートランチを食べました。興味深かったのはそれぞれのお店の店員さん。きっちりかっちり人種分けされていたのです。ポップなホットドッグ屋の店員さんはすべてブラック。中華は中国系、日本食は日系人、インド料理はインド系と、見事なまでに分かれていました。お国柄が反映されているとでも言いましょうか…。それはさておき、ここで私の物欲は大爆発。ご存知の方はご存知だと思いますが、私はお買い物大好き。特に旅先でのショッピングとなると箍が外れてしまい、「これでも買うか、まだ買うか?」と友達に呆れられるほど、次から次へとお店に入っては買い物をしてしまう最悪な性質でございます。(詳しくは他の旅行記を参照してください。)けれども、社会人になってからというもの、休みも少なく海外にもいけず、日本でもゆっくりと買い物する時間もなく、そして薄給のため贅沢品は買えず必要に迫られての買い物しかできませんでした。その反動か、ここではお店に入って「欲しい」と感じたものは全部買ってしまいました。(ブランド物は買ってないので、それほどの金額にはなりませんでしたが。)もう、日本に帰ってからのカードの返済額のことなんてお構いなし。後は野となれ山となれーい♪(壊)物欲大魔王の権化。欲しいものを手に入れて、超御満悦♪物欲満たしまくり。あー、私って最悪。(苦笑)


こちらのスターバックスでいつも思うこと。


 ショッピングの途中、スターバックスで休憩していると、なんだかよくわからない人が日本語交じりの英語で話しかけられました。まっさんに「さいちゃん、また変な人寄せ付けてるよ。(笑)」なんて言われたりして。これも良い思い出。それにしても、こちらのスターバックスでいつも思うことは、サイズがでかい。そしてそれがうらやましい!日本のグランデがこちらのラージぐらいかな。だから、こっちでグランデを頼んでしまうと、ディズニーランドとかでポップコーンが入ってそうなカップに入れてくれます。いいなぁ。それに私のお気に入りのキャラメルマキアートは鼻血が出そうなくらいキャラメルたっぷりのアマアマ♪にしてくれるし。(日本のは上にちょびちょびちょびーっとかけるだけ。)日本のスタバもアメリカ並になっていただけると、ワタクシとしては有り難いですけれど。そんなこんなでサンタモニカでのショッピングが一通り済むと、そろそろ日暮れてきました。こっちはサマータイムが導入されているせいか、日没は8時頃。それでも日曜日だったので人通りは多かったです。イタリアンを食してから、ホテルに帰りました。これまた超うまかった♪






2000年7月17日

大阪のユニバーサルスタジオでもびしょ濡れになるのかなぁ?



入り口正面にある、地球儀。
みんなここで記念撮影していました。

こちらが正面入り口。
写ってるのは私じゃないよ。(笑)

 オプショナルツアーで申し込んでおいたユニバーサルスタジオ観光。なんか、すごく「観光、観光♪」って感じで楽しいです。御存知のとおり、ここは映画に関するアミューズメントパークです。今年には日本の大阪にもオープンする予定です。まずは開園と同時に入って、パーク内を巡るトローリーバスに乗りました。これであの「バック・トゥ・ザ・フューチャー」、「キング・コング」、「ジョーズ」などなどの映画セットを見ることができます。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」には思い入れが強かったので、あの時計のある図書館(だっけ?)が見る事ができたのは感動でした。一周で45分ほど。それからはキャプテンEOのちょっとだけすごい版とも言える「ターミネーター2」、ただ炎が燃え盛るだけという「バック・ドラフト」、自転車に乗るだけという「ET」など、さまざまなアトラクションを楽しみました。中でもすごかったのは「ジュラシック・パーク」。ボートに乗って、ジュラシック・パークに紛れ込んでしまったという設定なのですが、とにかくもう、向こうのアトラクションは情け容赦ありません。マジです。すごいです。なんなんですか、アレは!?(笑)恐竜の口から水が吹き出るのですが、これが東京ディズニーランドのジャングルクルーズなら、「あらら、危ない危ない〜。よけてよけてー。」なんてお兄さんが一本調子で喋って、間一髪で逃れるのが普通でしょう。でも、さすがアメリカ、逃れません水、平気で掛かります。 それでもって、最後に滝つぼに落ちるのですが、落ちた後の水柱がすごいのってもう!(笑)水柱 が上がるってことはその上がった水が落ちてくるってことで、で、どこに落ちるかって言ったらそれは私たちの上に。ざおっぱ〜ん。しっとり。1回目に乗ったときは運が良かったらしく、水しぶきを浴びる程度で済みました。「なーんだ、この程度しか濡れないのかー。」と2回目にチャレンジしたのが運のツキ。2度目は運が悪かったみたいで、半端でなく水をかぶりました。服は前も後ろも上から下までびっちょびちょ 。髪はシャンプーできそうなほどにしっとり。けれども皆、大笑い。これほどの水をかぶった後のリアクションは、笑うしかないということを実感。(笑)みんな「あっはっはっはっはっは!」って両手叩いて大笑いするしかないんです。濡れようが、髪がぐちょぐち ょになろうが、笑うしかないの。ブラボー!!って言って大騒ぎするしかないんです。怒る人なんて誰一人としていません。なんとなく、陽気なアメリカ西海岸気質というものをここで垣間見たような気がしました。そのあとは、「スターツアーズ」そっくりな「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のデロリアン号に乗ったりして夕方まで過ごしました。どのアトラクションもそれほど混んでなくて、最長待ち時間は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の30分でした。 東京のディズニーランドに比べたら、短いものです。


キングコング、がおーっ。
近くで見ると、やはりデカくて怖い。(笑)

ボートが滝壷に落ちたところ。
近くで見ている人にも水しぶきが掛かります。




ここにいるのは地元の金持ちと日本人だけ。


 ユニバーサル・スタジオをあとにして、オプショナルツアーでロデオドライブへ移動。ここは映画「プリティ・ウーマン」などにもでてくる超高級ブランド街。んもー、ブランドなんでもありまっせー!でも私には金はないでっせー!ってことで、ウィンドウショッピングにとどめておこうと思いました。けれど、けれどもやはり、見ていたらやっぱり欲しくなってしまうもの。「靴が欲しい…。」そう思った私は、各ブランドショップの靴売り場ばかりを巡り、最終的にはグッチに行き着き、そこにかわいいピンクのミュール(しかもセール価格)を見つけました。すぐにお店の人に自分のサイズのを出してもらい、履いてみて、「うーん、よさげ♪」で即購入。ショップに入ってから、ここまでで約3分足らず。この吟味無き買い物にまっさんは驚いておりました。ちなみにミュールは$280ぐらいのが$130ぐらいになってたかな。お買い得でした。(しかし、のちのちこのミュールはヤフーオークションで売り飛ばされることになる。苦笑)それからさらに、プレストの赤を手に入れようと思ってナイキタウンに行ったのだけど、私のサイズのがなくって断念。あーあー。でもナイキタウンのお兄ちゃんはカッコ良かったです。(←そういうところだけはちゃんとチェックしてるのな、アタシ。)ロデオドライブのレストランでディナーをしたのち、そこからちょっと離れたスーパーマーケットでお買い物。アメリカの日常生活品をゲッツ。 私はお菓子や薬、生理用品とか、いかにもアメリカっぽいものを友達へのお土産に買いました。なぜゆえ生理用品かと申せば、いい匂いがするから。(笑)でも、質は日本のが1番だと思いますけどね♪


次回は彼と来たいね。(笑)


 そして今宵のツアーの最後の観光スポット、グリフィス天文台へ。んもー、ここはイイ!ロサ ンゼルスを一望できる素晴らしい所。すんごい浪漫(ろうまん)チック♪カップルは行くべしぃ!360度とまでは言えないけれど、300度ぐらいに夜景が広がってじつに美しい。ここまで美しい夜景を私は見たことがありませんでしたっ!遠く遠く太平洋のところまで、ずーっとオレンジライトの絨毯を引いたような感じ。ロスが平野なのがよくわかります。これは百聞は一見にしかず。「さいちゃーん、来てよかったねー。」とまっさんは感動のコメントを漏らしておりました。


ピンぼけで申し訳ない。(汗)







2000年7月18日

やっぱMOCAよりMOMAだな。


 昨日は一日中遊び回って疲れてしまったので、今日はホテルから近いダウンタウン地区を散策することにしました。まずはホテルの前のバス停からダッシュというバスに乗って、現代美術館(通称MOCA)へ移動。このバスはとっても新しくてキレイ。しかも25セント。日本円にして約30円。ホテルから美術館までは15分くらい乗ってたと思いますが、その距離をたった25セントで乗れるなんて、結構乗りでがあってお得でした!!現代美術館(Museum of Contemporary Art)は、1986年に開設された美術館です。1984年から86年にかけ磯崎新氏の設計で7億ドルを投じて完成したものだそうで、見るからにとってもバブリーな建物です。入る前に、その斜め 向かいのチキン料理のファーストフード店で軽くブランチ。それから美術館の中へ。 私たちが訪れた時期には、メキシコ人の立体作品作家の展示が催されていました。はっきし言って、あんまり作品数は多くなく、見るものは少ないです。外側ばっかりで、中身はしょぼいです。小1時間でほとんど見終わってここを後にしました。

 
MOCAの入り口の所にあったフライヤー。
設備は素晴らしかったが、見応えなし。
MOMAと比較した私が間違いか。(笑)



昭和の匂い。


 てくてくてくてく歩いてリトルトーキョー方面へ。ここを移動していて思ったことは、とにかくロスには人がいない。いや、居ることは居るんだけど、皆自動車に乗って移動していて、歩いている人がいない。歩道に人がいない。ロスは車社会、というよりアメリカそのものが車社会なのですね。土地がいっぱいあって、道路も広いから渋滞しないのでしょう。聞けば、歩行者の大抵が観光客か、もしくは自動車を運転できない子供、そして自動車を購入できない低所得者ぐらいだというはあーりませんか。うん、そうっぽい。ダウンタウンはオフィス街だけれども、ランチタイム以外だと人もまばら。閑散とした雰囲気。なんかこわーい。リトルトーキョーに着いてもやはり人影は少なかったです。リトルトーキョーにはホテルニューオータニがありましたが、かなりしょぼい作り。昭和の匂いがしました。(アメリカ来てまで日本の元号当てはめるなって。笑)高度経済成長期、1ドル=360円って感じの雰囲気が漂っていました。初日にも訪れた、ここから少し離れたDFSに行って、まっさんはコーチのバッグを、私はまたもやコスメなどを購入し(あなたどれだけ化粧品買えば気が済むの?)、来たときと同様にダッシュバスでホテルへ向かいました。帰りはステープルセンターの横を通り、ホテルの前のバス停で下車。「ふぃー。暑いせいか、なんだか疲れたのう。」というと、まっさんは「さいちゃんは欲しいものを全部手に入れたからそんなことを言うんだよ。さいちゃんは自分の興味があるものにしか手を出さない。興味がないと、本当に動かないんだからっ!」と私のわがままさ加減を窘められたりなんかもしましたが、その後、数時間お昼寝。だって疲れちゃったんだもーん。で、夕方、のそのそと起き上がり、ダウンタウンのメイシーズまでお買い物。まっさんはどうしてもスニーカーを買いたいらしく、フットロッカーなどを見て回りました。まっさんが手にとっていたのは、プーマのクラシックな形の白いスニーカー。彼女はオーソドックスなタイプが好き。一方、私は流行りモノや新しいものが好き。当然、好みが合わず、まっさんは私に相談するまでもなく、そのスニーカーをお買い上げ。彼女は欲しいスニーカーやら、ジーンズやらいろいろ手に入れられたようで実に御満悦そう。私は特に何もなし。帰りに、ロス市長が経営するというステーキハウスでディナーをいただきました。すごい量なので、日本人なら1人前を2人シェアすれば丁度イイとのこと。ステーキにパンとサラダやポテトが付いて、$16ぐらい。一人、$8ぐらいでお腹いっぱい食べられます。周りの人々は、それを1人分として召し上がってらっしゃいました。「皆、そんなに食べてるからデブが多いのよ。」などと思ったりなんかしちゃったりして〜ん♪(笑)私たちは夕方早めに行ったのですぐに入れましたが、8時ぐらいだとかなり混むらしいです。




次、いってみよ〜!