たまに行くならこんな店

某テレビ番組で日曜日の夕方になると同じタイトルのコーナーをみたことがある
かもしれませんが、はっきりいってそのパクリです。
ランチを中心にリーズナブルで、おいしいお店を紹介いたします。

 

とっておきの場所

球磨郡錦町 「滝の水庵」

              '03.05.25

 こんなところに、こんなお店が? いや、こんな××がといった方がいいだろ
うか?
なぜ、たまに行くならこんな店で××の話かというと、珍しい××たちを見られ
る変わったお店なのです。
 そのお店、ごくありきたりのレストランかと思って入ったのですが、実はなか
なかこだわった料理を出すのです。そのお店の名は、「滝の水庵」といいます。
 場所は、人吉インターより出口を左折しひたすら水上村の方へと県道33号人
吉水上線をひた走ります。人吉を抜け、隣町の錦町へ入ります。しばらく行くと
目指す滝の水パークゴルフ場が左手に見つかります。決して国道219号線には
出ないようにしましょう。はっきり言ってわからなくなります。大きな看板には
レストランとしか書かれていない(と思いました)のでおみのがしなく。
 ここは、ゴルフ場(正確にはファミリー向けのパターゴルフみたいなもの)の
他にバーベキュー場があり、夏場は結構繁盛しているようである。しかし、我々
の目指すのは本丸?滝の水庵である。
 こちらの料理はご主人のこだわり料理がメニューに並ぶ。中でもおすすめは豆
腐定食。これは、本当に豆腐づくしといった感じで、全て自家製の豆腐を使った
もので、それにやっぱり自家製の野菜やハーブを利用。とってもヘルシーな上に
ボリュームも満点。それでいてリーズナブルなお値段。もちろんこれ以外のメニ
ューもおいしそう。
 お店の中のデコレーションで気になるのが、カウンター横の大きな卵型の置物。
大きさからしてダチョウクラス。どこかで買ってきたものだろうか?
 食後の運動を兼ねてお店周辺を散策してみる。バーベキュー場の近くにはポニー
もいてバーベキューの残り野菜を欲しそうに見ている。さらにレストランすぐ奥
のところにはほこらがあり水が湧いている。そして山側の崖には他にたくさんの
横穴があいている。聞くと、ここは元特攻隊の基地が近くにあったそうで、横穴
は防空壕なのだそうだ。この防空壕は、戦後は食料の貯蔵に使われたり今では椎
茸栽培にも使われている。そのせいで中は複雑な迷路のようになっているようだ。
有料ではあるがこのトンネルをとおり山の向こう側へ出るとなんとそこにはポニー
のたくさんいる牧場になっている。近づいてよく見るとポニー以外にも山羊や羊、
鹿等もいる。そして驚いたのは、ダチョウがいるのである。それもかなりの数。
レストランで見た卵はやっぱりダチョウの卵だったのである。しかも自分のとこ
ろの。
本当に豆腐づくし!
お味噌も自家製だそうです。
食前酒ならぬジュース
”おあげ”を焼いたもの
熱いうちにお醤油をサッとかけて・・・
トンネル先にはいったい何が・・・
暗いよ〜怖いよ〜
トンネルを抜けるとのどかな風景
まぎれもなくこれは・・・

 わざわざ案内してくれたご主人にも感謝。意外なところで、意外なレストラン
に意外な生き物たちのいる。おもしろいところを見つけたものである。話のネタ
に是非一度訪ねてみてください。受けること間違いなし!

 

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 熊本市 「ラーメン城下町」

 
                              '03.02.21

 熊本市にできた新たな食のテーマパーク!それが、ラーメン城下町である。

新横浜にあるラーメン博物館のパクリといえば判りやすいでしょうか。規模もち
ょっと小さいです。
 場所は、熊本市の下通アーケードにあるダイエーの8階。ここのワンフロア全
てに全国から選ばれた7店のお店が軒を連ねている。ここのフロアのみ照明を暗
くし、1950年代の夕方をイメージした町並みを再現しており、エレベーター
で行くとまるでタイムスリップしたような感覚に襲われる。
 7店とも厳選されているだけにどこも美味しそうなので迷ってしまう。一番人
気は、東京の麺屋黒船だろうか、11時30分ですでに30分待ちの行列ができ
ている。それ以外は、特に待ち時間なしで入れそうだけど、あくまでもお昼前の
状態である。
 おもしろいのは、ここには地元熊本ラーメン店は一軒もないのである。熊本ラ
ーメンなら、外にいっぱいあるから、何もここで食べなくても良いといえば、そ
のとおりであろう。メインターゲットである熊本のジモティなら美味しいところ
はいっぱい知っているので、たまには違った味を楽しむのもまた楽しい。
 ということで、今回入ったのは、広島から来た尾道らーめん「柿岡や」を選ん
でみた。
 自慢はワンタン麺らしいが、オーソドックスな普通のラーメン(650円)を
選んでみた。麺は、やや太めのストレートで、柔らかい割に腰がしっかりしてい
る。スープは、魚の煮干しを使っているらしく、海の風味が口の中に広がる。基
本は醤油系なのであっさり系かと思うと、実は結構コッテリ系の深い味である。
豚骨に慣れた九州人にはとっても新鮮ではないだろうか。具材は、チャーシュー
とシナチクが入る。これで、650円は高い感じがするが、尾道まで行かなくと
も味わえるとなればまあまあと言ったところかな。
勿論本物の映画館ではありません
 
向こうに見えるのは熊本城
ただし、書き割り
尾道らーめん 柿岡や
自慢のラーメン

今後も、他のお店を順次追加していく予定です。


 

2002年分はこちら

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