音の四阿 Vol.1

Vol.1 サザンオールスターズ『熱い胸さわぎ』  THE BOO RADLEYS『WAKE UP!』

BACK!!    

熱い胸さわぎ     サザンオールスターズ (VDR-7001)
  1. 勝手にシンドバッド
  2. 別れ話は最後に
  3. 当たって砕けろ
  4. 恋はお熱く
  5. 茅ヶ崎に背を向けて
  6. 瞳の中にレインボウ
  7. 女呼んでブギ
  8. レゲエに首ったけ
  9. いとしのフィート
  10. 今宵あなたに
 ご存じサザンオールスターズの記念すべきデビューアルバム。1978年の発表ですね。アマチュア時代にやっていた曲であるためか、彼らのアルバム中、もっとも勢いのあるものではないでしょうか。
 サウンド的には、このデビューアルバムからしてすでにM-1のラテンロック、Mー2のボサノバ、そしてMー8で聴けるレゲエなど様々な音楽を取り入れているわけですが、中でも彼らのルーツ音楽でもある、クラプトン、リトルフィートなどへの憧憬をストレートにあらわしているのが目立ちます。Mー9なんかそのまんまなタイトルですもんね。
 さすがに現在聴くと少々古いアレンジだし、演奏も上手いとは言えないのですが、それが逆に(いい意味で)学生バンドらしい若さを感じさせます。
 どの曲も名曲と思いますし、サザンのアルバムの中ではかなり好きな方ですね。
BACK!!    
サザンオールスターズの公式HPはこちら★★★
WAKE UP!     THE BOO RADLEYS (ESCA-6183)
  1. WAKE UP BOO!
  2. FAIRFAX SCENE
  3. IT'S LULU
  4. JOEL
  5. FIND THE ANSWER WITHIN
  6. REACHING OUT FROM HERE
  7. MARTIN,DOOM! IT'S SEVEN'S O'CLOCK
  8. STUCK ON AMBER
  9. CHARLES BUKOWSKI IS DEAD
  10. 4AM CONVERSATION
  11. TWINSIDE
  12. WILDER
 OASISも所属しているcreationレーベルのリヴァプール出身4人組バンド。1995年発表のアルバムです。
 彼らの音を初めて聞いたのは、当時深夜TV番組で流れていたビデオクリップ(Mー1)。やたらPOPな曲なのに歌ってるのはスキンヘッド(^^;。妙にアンバランスな感じなんで印象に残ったんですね。
 この文章を書くために久々に聴いたんですが、「はー、いいバンドだぁ」といったため息が漏れました(^^。まー、いわゆるギターポップ系ではあるんですが、非常に軽やかな、こう、キラキラした感じです。アルバムの流れも素晴らしいですね。一気に聴けます。ライナーノーツにも書かれていますが、ある種コンセプトアルバムかもしれません。
 「起きろ!」と始まるM-1から(実際私は目覚まし代わりに使っていました(^^;)、あなたの旅が始まります。
BACK!!