音の四阿 Vol.1
Vol.1 サザンオールスターズ『熱い胸さわぎ』 THE BOO RADLEYS『WAKE UP!』
熱い胸さわぎ サザンオールスターズ (VDR-7001)
- 勝手にシンドバッド
- 別れ話は最後に
- 当たって砕けろ
- 恋はお熱く
- 茅ヶ崎に背を向けて
- 瞳の中にレインボウ
- 女呼んでブギ
- レゲエに首ったけ
- いとしのフィート
- 今宵あなたに
ご存じサザンオールスターズの記念すべきデビューアルバム。1978年の発表ですね。アマチュア時代にやっていた曲であるためか、彼らのアルバム中、もっとも勢いのあるものではないでしょうか。
サウンド的には、このデビューアルバムからしてすでにM-1のラテンロック、Mー2のボサノバ、そしてMー8で聴けるレゲエなど様々な音楽を取り入れているわけですが、中でも彼らのルーツ音楽でもある、クラプトン、リトルフィートなどへの憧憬をストレートにあらわしているのが目立ちます。Mー9なんかそのまんまなタイトルですもんね。
さすがに現在聴くと少々古いアレンジだし、演奏も上手いとは言えないのですが、それが逆に(いい意味で)学生バンドらしい若さを感じさせます。
どの曲も名曲と思いますし、サザンのアルバムの中ではかなり好きな方ですね。
サザンオールスターズの公式HPはこちら→★★★
WAKE UP! THE BOO RADLEYS (ESCA-6183)
- WAKE UP BOO!
- FAIRFAX SCENE
- IT'S LULU
- JOEL
- FIND THE ANSWER WITHIN
- REACHING OUT FROM HERE
- MARTIN,DOOM! IT'S SEVEN'S O'CLOCK
- STUCK ON AMBER
- CHARLES BUKOWSKI IS DEAD
- 4AM CONVERSATION
- TWINSIDE
- WILDER
OASISも所属しているcreationレーベルのリヴァプール出身4人組バンド。1995年発表のアルバムです。
彼らの音を初めて聞いたのは、当時深夜TV番組で流れていたビデオクリップ(Mー1)。やたらPOPな曲なのに歌ってるのはスキンヘッド(^^;。妙にアンバランスな感じなんで印象に残ったんですね。
この文章を書くために久々に聴いたんですが、「はー、いいバンドだぁ」といったため息が漏れました(^^。まー、いわゆるギターポップ系ではあるんですが、非常に軽やかな、こう、キラキラした感じです。アルバムの流れも素晴らしいですね。一気に聴けます。ライナーノーツにも書かれていますが、ある種コンセプトアルバムかもしれません。
「起きろ!」と始まるM-1から(実際私は目覚まし代わりに使っていました(^^;)、あなたの旅が始まります。