音の四阿 Vol.2
Vol.2 ザ・ハイロウズ『ザ・ハイロウズ』 CREAM『クリームの素晴らしき世界』
ザ・ハイロウズ ザ・ハイロウズ (KTCR-1350)
- グッドバイ
- ママミルク
- ミサイルマン
- BGM
- ジュー・ジュー
- ツイスト
- スーパーソニックジェットボーイ
- なまけ大臣
- ヤ・バンバ
- ビッグ・マシン
- バナナボートに銀の月
- 日曜日よりの使者
ブルーハーツを解散した後に,甲本ヒロトと真島昌則が新たに組んだバンド。1995年発表の1STアルバム。
別アーティストが目的でいったとある夏のイベントで、彼らのライヴに遭遇してしまい、すぐさまこのアルバムを買いにいってしまいました。
ヒロトとマーシーがブルーハーツではやりたくてもできなかったことを、ここではやっているのでしょうか? ぐっと、ブルーズよりなロックになっています。これは、ブルーハーツと決別するためにも、ここまでブルーズ色を導入せざるを得なかったのかもしれません。その後の彼らの活動を見ると、ディープな方向に行くのではなく、よりロックな音楽をやっていっているからです。
まあ、そのためブルーハーツが好きな人には戸惑う向きもあったかもしれませんが、私の場合はかなりつぼにはまりました。
とりあえず、かっこいいです。ロック好きなら聴いて見る価値があるでしょう。
クリームの素晴らしき世界 CREAM (POCP-9067/8)
DISC-1- WHITE ROOM
- SITTINNG ON TOP OF THE WORLD(トップ・オブ・ザ・ワールド)
- PASSING THE TIME(時は過ぎて)
- AS YOU SAID(おまえの言うように)
- PRESSED RAT AND WARTHOG(ねずみといのしし)
- POLITICIAN(政治家)
- THOSE WERE THE DAYS
- BORN UNDER A BAD SIGN(悪い星の下に)
- DESERTED CITIES OF THE HEART(荒れ果てた街)
DISC-2- CROSSROADS
- SPOONFUL
- TRAINTIME(列車時刻)
- TOAD(いやな奴)
伝説のロックトリオ、CREAMの1968年発表の2枚組アルバム。これが彼らのオリジナルとしては、ラストアルバムとなります。ちなみにアルバムタイトルの原題は「WHEELS OF FIRE」。
CREAMの2面性をあらわすように、DISC-1はスタジオ録音、DISCー2はライヴ録音となっています。
で、このアルバムはCREAMの最高傑作ということになっていますが、このアルバムから聴き始めるのはあまりお薦めできませんね〜。
というのも、全体的に地味な印象だからです。DISC-1の方は、それなりに革新的ではあるんですが、おお!、というものはさほど無いし、DISC-2のライヴの方もMー3は延々とハープソロだし、Mー4は10分以上ずーっとドラムソロです。派手なのといったら、有名すぎるDISC-2のMー1くらいでしょうか。
でも聴き込むと味が出て来るんですよねえ。とくに変態ちっくなドラムにははまってしまいます(^^;。私の洋楽開眼はCREAMでした。もちろん、クラプトンのギター、ブルースのベースもかなり好きっす。