音の四阿 Vol.6
Vol.6 ザ・ハッピーズ『都会のハッピーズ』 BBM『白昼夢』
都会のハッピーズ ザ・ハッピーズ (MDCL-1310)
- ハードフォークブルース
- 昼下がりの手紙
- スカッとさわやか
- まるで今日は昨日みたい
- 野良猫'96
- 海沿い列車紀行
- キャンプファイヤー
- ハート泥棒
- 気まぐれみっどないと
- 結婚しないか
- 女心と秋の空
ザ・ハッピーズ1996年発表のデビューアルバム。収録曲のタイトルを見れば想像できるとは思いますが、かなりGSが入ってるって感じです。
初めてラジオで聴いたのがシングルでもあるMー11(すごいタイトルだよなあ)だったんですが、まじで昔の曲と思ってました(^^;。で、調べてみるとなんと現代のバンドだとわかって驚き。このアルバムでもかなりそのテイストは炸裂しています。
詞やサウンドもそうなんですが、特にボーカルの声質がこういうノスタルジックな感覚を喚起してるのかもしれませんね。そういった意味ではMー2などがベストトラックかもしれません。でも、どの曲もいいけどねえ。
老若男女問わずに聴けるかもしれませんねえ。なんだかんだ言っても自分にもこういう血が流れてるんだなあということを確認した一枚。
白昼夢 BBM (VJCP-25110)
- Waiting In The Wings
- City Of Gold
- Where In The World
- Can't Fool The Blues
- High Cost Of Loving
- Glory Days(輝きの日々)
- Why Does Love(Have To Go Wrong?)(失われた自由)
- Naked Flame
- I Wonder Why(Are You So Mean To Me?)
- Wrong Side Of Town(破れた夢の眠る町)
PPMではなく(^^;、BBMとは、ジャック・ブルース、ジンジャー・ベイカー、ゲイリー・ムーアのトリオ編成のバンド。バンド名は3人の頭文字からとられてます(なんて安直な)。1994年の発表で、原題は「AROUND THE NEXT DREAM」。
メンバーの2/3がCREAMと同じということで、ものすごい期待、興味があったんですが、これってまんまCREAMじゃん(笑)。曲があからさまにCREAMとそっくりです。まあ、そりゃ仕方ないか。
パロディバンドといえてしまうかもしれませんが、本人達がやってるんだからそういう風には言わないのかな? しかも結構マジっぽいし。
で、CREAM解散の最大の原因ともいわれる、ジンジャー“性悪”ベイカーさんですが、あいかわらず性格は変わってないようで、ジャケットには1人でどどーんと写ってます。ほんま、いい歳してこのおっさんは〜。