音の四阿 Vol.3
Vol.3 PUFFY『amiyumi』 SURREAL McCOYS『SURREAL McCOYS』
amiyumi PUFFY (ESCB-1722)
- とくするからだ
- ウサギチャンネル
- サクラサク
- Simple
- 長生きしてね
- アジアの純真
- パフィーのHey! Mountain
1996年発表のPUFFYのデビュー(ミニ?)アルバム。ちなみに「PUFFY」というのは元ジェリーフィッシュのAndy Sturmerが名付け親。
そもそも私がPUFFYを聴き始めたのは、奥田民生のファンだったからというわけで、いつの間にか民生よりすっかり有名になっているのは複雑な気分ではありますね(^^;。
ま、それはともかく、M-2では亜美が、M-5では由美が作詞を担当していたり、「ami」と「yumi」というタイトルだったりするのですが、この段階ではまだまだそんな個性も出ていず、歌わされているといった感じも受けます。
しかし、7曲と絞ったのかどうかはわかりませんが、いい曲がそろってると思います。唯一の奥田曲ではないMー4や、見事に日本の春の朧な雰囲気を描いたM-3あたりが好きですね。
ところで、M-1は民生本人が歌った方がいいと思うのは私だけでしょうか?(^^;
PUFFYの所属するHIT&RUNのHPはこちら(ちょっと重い)→★★★
SURREAL McCOYS SURREAL McCOYS (OOCO-24)
- 愛・今・神・人・優(アイ・イマジンド・ユー)
- なんて人生だ
- The One Sure Thing On Mars
- 流れ星の約束
- Noone
- 心はなれて
- Do'nt Be Late
- 僕はカラマワリ
- So Disappointed
- ロケット人生
- I Imagined You
- Trip Of No Return
アメリカ在住のアメリカ人バンド、にもかかわらず日本語で歌うという謎のバンド。1996年発表のデビューアルバム。バンド名はサリルマッコイズと読みます。
外国人が日本語で歌うとあって、最初は際物的なイメージをもって聴いてみたのですが、これがなかなかどうしていいじゃありませんか。某雑誌のレヴューでは「日本では天才といわれている奥田民生、それと同等の才能があっさり現れるとは・・・・」と書かれてたのですが、なるほど確かにそれも頷けます。
日本語は確かにうまいんですが、さすがに日本人の言語感覚とは微妙にずれています。が、そこがまたよかったりするんですよねえ。M-2やM-10なんか、絶対日本人には書けないですね。
もちろん全曲日本語詞というわけではなく、M-3,5,7,9,11,12は、英語詞です。こう、日本語と英語が順番に来るんですね。個人的には、日本語曲の方が好きなんですが(^^;。
詞の面についてばっかり書いてきましたが、もちろんこれはそれが生きるサウンドがあってこそ。そこらへんも十分クリアしてますね。
SURREAL McCOYSをもっと知りたい方は伊藤さんのHPへ→★★★