音の四阿 Vol.9
Vol.9 奥田民生『29』 KULA SHAKER『K』
29 奥田民生 (SRCL-3134)
- 674
- ルート2
- ハネムーン
- 息子(アルバム ヴァージョン)
- これは歌だ
- 女になりたい
- 愛する人よ
- 30才
- BEEF
- 愛のために
- 人間
- 奥田民生愛のテーマ
1995年発表のソロ・デビューアルバム。全編を貫いているのは「寂しさ」。
彼一人でほとんどの楽器をこなしている曲も多いですし、そうじゃないものにしてもアメリカ人のミュージシャンとの録音ですから、なんか孤独感があるんですよねー(浮いている、というのとはまた違う)。
ユニコーンの解散というのが頭にあるからそういう風に聴けてしまうのかもしれませんが。
ソロ復帰第1弾シングルはM-10だったわけですが、この決意表明ともいえる曲を、ソロワークの最初にどうしても歌わなければならなかったんでしょうねえ。実際、その後の彼の活躍ぶりを知ってから改めて詞を読むと、結構感動的だったり。
奥田民生の所属するHIT&RUNのHPはこちら(ちょっと重い)→★★★
K KULA SHAKER (COLUMBIA 01-484180-13)
- Hey Dude
- Knight on the Town
- Temple of Everlasting Light
- Govinda
- Smart Dogs
- Magic Theatre
- Into the Deep
- Sleeping Jiva
- Tattva
- Grateful When You're Dead / Jerry Was There
- 303
- Start All Over
- Hollow Man(Parts 1&2)
1996年最強の新人といわれた(?)バンドのデビューアルバム。確かにかっこいいっす。ジャケットも含めてのインド色が強いのもこのバンドの特徴か。
だがしかし、そのインド色の強さがあまり私は好きじゃなかったりする。Mー4くらいに消化されてればいいんだけどねえ。全体を通してみると、インド部分(^^;がいまいち浮いてるなぁ、と。
M-1を聴くと、どうしてもBSスペインサッカーを思い出してしまうのは、サッカーファンの性なのでしょうか?(^^; UKのミュージシャンにはフットボールファンが多いけど、彼らはどうなんだろう?
この手のギターポップ(?)系のバンドの中では、結構かっこよい曲を書くバンドですね。