誰もが知ってる「マリオ」ついて
SATOX風分析!
なぜマリオは人気があるのか、彼に“主人公”を張れるほどの魅力はあるのか? SATOX風に彼を解析してみる………。
▼名前
マリオ。 米国にてスタンダードな名前。 日本のマリオの生みの親である開発者を世話していたアメリカ人が「マリオ」であったというからいかにも安易。
スーパーマリオ。 邦訳すると超マリオ。 ただ者ではないらしい。
▼風貌
髭の生えた「おやぢ」。 異性を気にしてか、可愛らしいズボンと特注であろうMマークのついた帽子をかぶっている。 「スーパーマリオ64」によって『ハゲ説』は否定されたが、『ヅラ』であるかどうかは不明。 恐らく水の中にも気にせず入っていく事から著者は『植毛説』テーゼする。
また、「しっぽ付きマリオ」や「羽根付き帽子」など明らかに異性を意識したヤらしい面も持つ。 そのためわりかし地味な「ルイージ」などにはこころよく思われてないだろうと思われる。 (この説はマリオブラザーズに立証される)
さらに、どうひねっても「マリオを文字っただけ」の悪役キャラ「ワリオ」にとってもマリオ、ルイージの好感度の対比はは「マリオ:ルイージ=2:8(著者調べ)」となり、ワリオはルイージ派であると言えよう。 今後、ルイージとワリオが手を組んで「打倒マリオ」を企ててくれる事を心から望む。
▼行動
進出気没、ドカンの中から直立不動のまま登場する事しばしば。 酸素を必要とせず、水中でも呼吸はできるが、イカの「ヌルリとした感触」は心底苦手で、なんと彼は耐えきれずに死んでしまうのだ! なんとも根性無しな面も持つ。
また、空中に浮かぶ謎の箱を下から頭突きする事によって成長する植物『ファイヤーフラワー』をむしり取り、調理せず生で食らう事によってその辛さのためか鼻の辺りから火を吹く事も可能。 鍛え抜かれた呼吸機関を持つ。
さらに、スーパーマリオブラザーズ(1)では地下面で「キンタマリオ」というスコアエリアを使った低俗な技をさらし、成人男性とは思えない恥ずかしい行動を取る。
また、何の恐れもなく「いっいぇ〜い!」と穴に落ちていく事も可能で、その際は軽快な音楽と共に復活する。 巷では「双子説」、「三子説」、「四つ子説」などが飛び交っているが、ほぼ無限回の復活を遂げる事から著者は『クローン人間説』をテーゼする。
彼の真の目的は「ピーチ姫」を救う事。 彼の奥底に潜んでいる「スケベかましたろ」という下心はどうにも否めない。 年甲斐にもなく性欲だけは衰えないようであるところがみっともない。
▼宿敵
亀、亀人間、動くキノコ、動くヘルメット、イカ、フグ、食中植物(肉食)などなどが宿敵らしい。
特に非攻撃的な「亀」にすら危機感を与えるらしく、襲われる事があるのは特筆すべき点である。 必至の亀の自己防衛本能行動もむなしくマリオによって「亀」は踏まれてしまうのだが、このいたいけな「亀」をなんと彼は足蹴りにして楽しむのである!! この慈悲な行動に対し1986年以降から動物愛護団体からの講義が殺到しているが、彼は断固無視し続け、「1up」などしている現状がそこにある。
無表情なそのマスクに似合わず「ひぃうぃりごー!」などと以外にも甲高い声を発する事から、彼は友達が少ないであろう。
▼リアル化
実写版マリオというのが存在しているが、日本人がやるのであれば「高島忠夫」や「堀内孝雄」などが適している。 また、「ファンファン大佐」としか思い出せない彼も十二分に適している。 ホンジャマカ石塚などが適するという提唱者も多いが、その説に著者は真っ向から否定して掛かりたい。
1)石塚には相方がいるが、ルイージとは酷似しない
2)石塚にはあのジャンプや動きはできまい
3)出番(収入)が少ないであろう
以上の点からマリオ石塚説は真っ向から否定されるのである。
▼まとめ
マリオとは推定年齢30〜40位のおやぢであり、イカのヌルリとした感触が苦手で、ヒーローとしてはとても似つかわしくない。 しかしながら「超マリオ」と自負するだけの事はあり、人並外れた運動能力を持つことは確かである。 故に「老いて益々盛んな人で賞」を授与する次第である。
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