SATOXの「脳が直接書く短編集」


★回る回る

 1996年10月2日。 空は青々と晴れ渡り、すがすがしい夏も終わりを告げようか陽気であった。
 風が強く、気持ち良さそうなので2階の自室からベランダに出てみる。 暑すぎるわけでもなく、「気持ちの良い風」という言葉が当てはまる。
 ふと隣の家のベランダに目をやると物干し竿に掛けられている“洗濯物干し”(四角状の洗濯ばさみがたくさん付いているヤツ)。 それが風によって「ものすごい速さ」で「回転」していた。
 「(うわぁっ、回ってるよ、すごい速さでっ!!)」
 ……その動きには我々に対する何かのメッセージが含まれているのでは!?(洗濯物干しなりの苦悩とか恨みつらみ) 
 などと考え出すとムショーに面白かったワケです。 それだけ。

★毒色

 米国の菓子は毒のような色をしている。

★人一倍

 「人一倍頑張る」と言うが「人の一倍」では全く変わってないじゃんか。
 言い替えれば人並になるって事で、あんまりエラくないな。

★お前ら、同じじゃん

 たい焼き、今川焼き(お焼き)、及び大判焼きに告ぐ!!
 「お前ら、同じじゃん!!」

★人間ウォッチング

 電車内、授業中、喫茶店、それらは人間ウォッチングに最適。 ウォークマンを聞きつつノリノリの兄ちゃん、発電できそうな貧乏ゆすりをかます姉ちゃん、犬笛のような鼻息を響き渡せるおばちゃんなど、退屈する暇を与えない。

★年寄りには根性曲がったヤツが多いぞ!

 電車の扉が開くと同時に入ってくるおばちゃん。 降りる人の波ももおかまいなしに我先に乗り込んでくる。 その次の行動は空いてる席探し。 ターゲット(空き席)を発見すると無駄な物は全て排除し、つっこんでくる。 座る事に必死なその姿はとても醜い。

★ホントにいたんだなコレが

 日曜の終わりをいやがおうにも感じさせる国民的アニメ「サザエさん」。 本当に出てきた登場人物をここに紹介。
 「かわはぎ はぜ夫」 → サザエさん宅に客として登場。 カワハギとハゼの融合に注目したい。
 「車 うる夫」 → サザエさん宅に車を売りに来たセールスマン。 名刺を見せたので、書いた通りの書き方。

★ちょっとコワイ

 即席ラーメンなどについてくる「液体スープ」。 「体液スープ」にするとちょっとコワイ。


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