国境の島でドラマは起こったか!? 恒例の対馬遠征 2007年4月30日(月)〜2007年5月03日(木) Reported by Tatsuzo Torii | |
|
参加メンバー | : | 藁科(泰)さん、藁科(和)さん、河合さん、兄さん
じゅんさん(NO☆BITE)、長倉さん
|
毎年、春と秋の2回…恒例となっている対馬遠征。今年も行ってきました!
今回は、シーワードの精鋭4名と、遠征の幹事のじゅんさん、長倉さんの計7名での釣行となりました。
過去数々のドラマ(?)を繰り広げるメンバーに混じって、個人的には初挑戦!
「例年よりも釣れているようだ」との事前情報に、ドキドキ・ワクワクしながらそのときを待っていました。
■□■ 4月30日(初日)■□■
豆酘崎で20kg級のヒラマサがサンマを追いかけ、例年になく釣れている…なんて情報に、メンバー一同鼻息を荒くしながら集合。
車2台に分乗し、一路中部国際空港(セントレア)に向け出発。ゴールデンウィークなのに渋滞もなく到着。
チェックインを済ませたあとは、早速、朝食を兼ねての恒例の前祝い!早朝であるにもかかわらず興奮を抑え切れない。
ここで最初のエピソード。何と河合さんが、マネー☆にものをいわせ、スーパーシートに変更しているではないか!
そんなところが彼らしいと皆関心するばかり。
そして、定刻通りのフライトで、まずは無事に福岡に到着。
どうやらスーパーシートでは、軽食にデザート、断り切れんくらいに飲み物の接待があるようで…。
次回こそは自分も!と心に決める。
次に離島便。最近うわさの○○○○ディア製の飛行機…。
一抹の心配はあるものの好奇心が上回り、ドキドキして会話も弾む。
エンピツのような機体、プロペラ機特有の臨場感、う〜〜ん、たまりません♪
先入観に反して非常にきれいな室内、快適なシートをご満悦。そしてとうとう対馬に到着!
到着と同時に気分は観光一色!あちこちで写真をパチリ。
今回もお世話になる民宿の作元先生と再会を果たし、車で宿へ向け移動する。
途中、おなじみのうどん屋さんで腹を満たし戦闘準備完了。
と、ここまではすべてが順調であったが、最大の心配事が1つ…。
低気圧の停滞により今にも雨が降り出しそう。しかも風も強い。
今日明日はこんな天気の予報…。そんな悪条件の中、はやる心を抑えながら近場の様子を見に出船する。
しばらくして18根に到着。波は2m程だがとにかく風が強い。
飛行機でゆっくり寝たおかげで体調だけは良い。ユラユラと揺られながら、我先にとシャくり
始める。
しかし、潮はまったく動かない…。魚探も無反応…。何度流しても変化なし。
結局、2時間ほどで帰港となった。
しかし、「沖がダメならイカがある」とメンバーの心の切り替えは早かった。
今シーズンから、民宿の車(別名:イカバス)はモデルチェンジしており、7名乗っても楽チン。
夕食前の1時間半、小雨の降る中、イカポイント(通称:イカ牧場)にバスを走らせる。
運転手は兄さん。地元の人顔負けに裏道をスイスイ走らせるのを見て感心してしまった。
しばらくしてイカ牧場に到着。短い時間であったが 200g〜1.5kgサイズを何杯か捕獲!
ただ私は○ウズ…。課題を残しての帰り道となった。
民宿に戻り、お風呂に入ったあとは、お待ちかねの夕食である。
過去の遠征情報から、超豪華、食べきれない程のボリューム!なんて聞いていたもんでワクワク♪
ちなみにメニューは脂の乗ったブリ、イサキ、イカのお刺身、マトウ鯛のフライにイカの天ぷら、鳥鍋…。たくさんあり過ぎて覚えきれていない。
予想通りの食材と量に心も体は満足。ヒラマサが釣れていれば…。
フカフカの布団に身を委ね、初日を終える。
■□■ 5月 1日(2日目)■□■
波3mの予報に、今日の出船は無理か…と思っていた。朝の時点で雨こそ降っていないが、さらに風は強い。
「誰が悪いんだ…?」とぼやきつつ、私は早朝5時にイカバスを見送る。
その日のイカバスもそこそこ釣果があったようだが、例年に比べフィールドの様子も変わり、イカが少なくなってきているようだ。
低血圧気味の私は、寝ぼけまなこをこすって朝食をいただきながら、本日の作戦会議。結果、凪が悪くなったら帰港しましょう…という条件付きの出船となった。
再び昨日の18根へ船は進む。昨日同様、凪は悪い…。反応もない…。
そんな中、長倉氏に3kgサイズのヒラマサがヒット!しばし盛り上がるが、後が続かず。
開始2時間ほどで潮が止まり…。魚探の反応も消えた。
船長から「ジ・エンド!」行きよりも激しい揺れと水しぶきを被りながら帰港した。
港には、先生とおかあさんが待ってくれていた。釣果は?の問い掛けに「…(無言)」での返答となった。
しかし、天気は回復傾向だし、青空も見え始めている。
明日の勝負を誓いつつ、気分はまたもイカモードに切り替え!早々に支度してイカバスを走らせる。
港周りを中心に、地図を片手にバスを走らせ、新しいポイントを探して観光気分♪良さそうなポイントを探っては移動を繰り返す。
釣果は、長倉氏、じゅんさん、河合さんが一歩リード!兄さん、泰さん、和さんが後を追い、次々に獲物を捕獲していく。
是非私も!と、がんばるも、あまりの釣れなさに焦りを隠し切れない状況…。
ヒヤヒヤもんであったが、ようやくアオリをゲット!サイズこそ小さかったが、初物に大満足!
しかし長倉氏はすごい!海中のすべてのイカが見えているのか?向こうから寄ってくるかの如く次々と捕獲していく。
皆、口を開けて見守るばかり。恐るべし、まさに○○プロ!
夕方まで、イカ釣りを楽しみ、ゆっくりとお風呂に入ったあと、お待ちかねの夕食♪
本日は、何とかヒラマサも1本キャッチできたし、イカも釣れたし…ということで少しは盛り上がる。
さっきまで生簀に泳いでいたカワハギ(?)が食卓に。刺身はとてもグッド!
キモもしっかりゴチになりご満悦の兄さん。
豪華なお寿司にブリの照り焼き…。いろいろ出すぎて覚え切れません!
夕食後、泰さんと民宿前の港で、イカの延長戦開始。外灯の明かりの下、ビュービューと吹き荒れる風にも耐えシャくっていた。が、あまりの寒さに早々の退散となった。
どうやら明朝もイカバスは出発するらしい…。
(対馬遠征 [後編]へ続く…)
ページ先頭へ
Fishing Reportへ
|
|