無謀な企画だったが、結果良好!皆に感謝! 2007年5月13日(日) Reported by Yoshitaka Ohta | |
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■□■ プロローグ ■□■
結果、大成功に終わった今回の大会であるが、始まりはこんな感じなのであった…。
…その時までに、何度か「何の大会やろうか?」という話しはしていたが、脳みそが硬直してる中年オヤジ達に、斬新な発想なんてどだい無理な話。
例によって、これといったナイスなアイデアは出ずに迎えたシーワード主催イベント決定の日。 昨年末、ベインズさん主催の「Night Jigging タチ Cup」…そう、100人近い参加者を集め、完璧な段取りで大成功に終わったあの大会の前に行われた、サーキット実行委員のミーティング会場でのやりとりは、こんな感じだった。
| 会長 | 「結局、何の大会にするよ〜?」 |
| 悦えもん | 「船アオリなんてどうよ?」 |
| ふじたく | 「去年とおんなじでいいら〜?」 |
| 悦えもん | 「かぶらのタイなんてどうよ?」 |
| 会長 | 「っつーか、コマセ喰ってるタイなんてルアーじゃ無理っしょ?やってる人もいないら〜?」 |
| ふじたく | 「いや〜、ワカランよ。ジグはキツイだろうけど、かぶらなら釣れるら〜?」 |
| 悦えもん | 「そういえば、この前の御前崎の大会のとき、ベインズのサニーさんもかぶらで釣ってたっけね〜」 |
| 3人共 | 「じゃ、やってみる?」 |
…と、(たぶん)こんなような会話の中で、大した情報収集も、検証も、分析もなーんにもなく、
「流行ってきてるしオモシロソウ」「なんとなく釣れちゃうかも〜」というだけで決まってしまった今回の大会。
今思えば、なんとまあ、無謀な大会を企画したものである。
(結果が良かった今だから、笑い話に出来るけど、これがシーワード伝統のパイオニア・スピリットってやつであろうか?^^;))
そもそも、ここ数年の御前崎は、地球温暖化の影響か“例年どおり”という言葉が通用しないまったくもって季節感がない海に変わりつつある。
(毎日海に出ている船頭が予想できないと言うのだから、事態は想像以上に深刻なのかもしれない)
これは、半年以上前に釣り大会を企画する側にとって、非常にリスクが大きく本当に困った状態なのである。
(しかも、この時点で自分が、そんなリスキーな大会の「じっこういいんちょー」をするなんてことは、これっぽちも考えてはいなかったのであった…。)
■□■ いざ大会に向けて始動! ■□■
そんなこんなで迎えた大会前。
開催まで3ヶ月を切ったところで、何と!会長の海外転勤が決定。
偉大な首領様不在の状態で、準備〜当日までの仕切りをしなくてはならない。
(実際に、自分でやってみるとその大変さが良〜くわかりました。ホントに^^;))
おまけに、仕事もピークなのに加え、大会直前に引越し ⇒ 結婚式を挙げることになったものだからさあ大変!
ちなみに、これから釣り大会を考えている人の参考に(そんな人滅多に居ないか?)JGFA後援の大会を開催するときにやることを箇条書きにしてみると…。
- 開催要綱・レギュレーション・大会の規模の決定(まずはこれが決まらないと次に動けません)
- 看板・横断幕の制作手配
- 告知ポスターの作成(さかちゃん、ナイスなイラストありがとう!)
- HPの立ち上げ(タクちゃんご苦労さま!)
- 協賛品の募集
ちなみに今回は約100社にお願いを郵送して、結果、30社以上から、協賛品を頂きました。
当方の狭い部屋だと置く場所に困るほど沢山…!
ご協賛いただいたメーカー・商社・ショップ様、ご協力本当にありがとうございました!
- ショップにポスター配布
県内の主要なショップには殆ど配布!配布隊の皆さんお疲れさま&ありがとうございました!
- JGFAに後援依頼の書類を送付
賞状などが提供されます。事務局の皆さんありがとうございました!
- 審査委員長の手配
今回は、会長が海外に行ってしまったので、ベインズの平田さんに依頼。
平田さん、急なお願いを快諾してくださり、ありがとうございました!
- 船宿への依頼・交渉
第8・31福徳丸の船長他、ご協力いただいた船頭さん達に感謝!
- 乗船保険の手配
- 備品類の購入
- 賞品の仕分け
- 当日の流れの決定
- 当日の役割分担の決定
- エントリー表・集計表の作成(事務局の鳥居殿…いつもありがとうございます!)
- 申し込みの受付〜入金管理(同じくありがとうございます!今年も完璧でした!)
- 船割の決定
- 天気予報とニラメッコ
今回はかなりドキドキであった! ⇒ 船長と相談の上、出船の可否の決定 ⇒ 開催告知
…とまあ、こんな感じ。こうやって書き出すと結構ありますね〜。
■□■ 大会前日! ■□■
大会の前日は、毎回恒例の船割り&賞品仕分け&袋詰め。
昨年は会長と2人でやったのだが、結構大変であった。
しかも、今年は集まった協賛品の数が半端じゃなく多かったので大増員!5名体制で一気にやっつけることに。
…というわけで、賞品仕分けと船割りは、集まったメンバーがテキパキと片付けてくれ順調に完了!
あとは天気予報とニラメッコ。
前日までの予報が微妙で、全員ヤキモキしながらの準備作業を進めた。
ネットの天気予報を見ると風は多少吹くようだが、波は時間とともに落ちて2m台に…。
福徳丸の船長に電話すると「問題ないね〜」との嬉しいご返答。何とか開催にこぎつけることが出来そうだ。
兎にも角にも、不安だらけの大会だが、準備だけは万端に整った。
あとは御前崎のコマセ漬けのマダイ嬢が、ピロピロゴムにパクッと喰いついてくれるのを祈るだけである…。
オールテキストの[前編]はここまで!(^^;(ここまで読んでいただき…お疲れさまでした!)写真満載の[後編]に続く!
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