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Fishing Report
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奥大井の渓魚と戯れる
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[続編]
MTBで林道走破+幕営+自炊…。無謀な釣行プランの結果は? 2008年7月18日〜7月19日 Reported by Takuya Fujiwara
■ 7/17(木)(釣行前日)
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60リッターのアルパインパック(ザック)に荷物を詰め込んだはいいが、
「本当にこれを背負って林道を走れるのか…?」「重さ15キロ以上はあるだろう」
かなり無謀な釣行計画ではあったが、自分の体力と根性でフォローすればいいや!
ってな感じで、冒険に出かける前のワクワク感に浸っていた、釣行前日のふじたく。
今回は、大井川は畑薙ダムの上流…椹島への一泊釣行。
畑薙第一ダムより上は、一般車両が通行不可のため、椹島ロッジの送迎バスを利用するの通常だが、私はマウンテンバイクで走ることに。
椹島ではテントで幕営し、自炊をし、その他の時間は、川で美麗な渓魚たちと戯れるという、欲張りで贅沢な計画だ!
その1週間前に、サカちゃんたちが同じく椹島を訪れていた。
結果、高活性のイワナやアマゴが気持ちよく迎えてくれた…という良い釣行だったとのこと。
私の期待感も否応なしに高まってしまう!
サカちゃんズのイワナ!
サカちゃんズのアマゴ!
■ 7/18(金)
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深夜2時に自宅を出発。富士見峠を越えて、約3時間で新井川渓谷に到着した。
椹島を目指す前に、午前中だけここでロッドを出してみることに。
ヒノキ林を下り、急勾配の踏み跡を辿り、河原に降り立ったのは午前5時。
小雨がパラついていたが、水量・水色ともに良さそうな感じだった。
ぶっつけの深みや、落ち込みの開きなどをチェックしていくと、ルアーにチェイスする姿が早々に確認できた。
活性はいいぞ…と期待しながら、ゆっくり釣り上がっていくと、落ち込みの岩陰から黒い影が飛び出してきてファーストフィッシュ!
25センチくらいの美麗なイワナだった。
同じようなポイントで、今度はパーマークが鮮やかなアマゴが迎えてくれた。
気分上々で釣り上がっていくと、とあるぶっつけのポイントで、明らかにでかい魚影がチェイスする姿を確認。
あれは仕留めたい!ひと息置いて、重めのプラグにチェンジ。深みから細かくトゥイッチを刻む。と…!ズンっ!
一瞬で「これはでかい!」とわかるバイトがあり、銀色の魚体が翻るのが見えた。
ローリングをいなし、バレないように慎重に寄せ、ネットインした瞬間は思わず声が出ていたよ。
径が28センチのネットに入りきらない魚体を、感無量で見つめた。
やや銀毛し、パーマークが薄くなった、素晴らしいアマゴだった。計測すると、全長31センチ!
尺アマゴの余韻に浸りながら、その後もゆっくり釣り上がった。昼までには時間はたっぷりある。
結局、東河内の出合いまで来たところで、引き返すことに。
実は、その前に1本、先ほどのアマゴを上回るサイズをバラしてしまったのだ。
「逃げた魚は何とか…」というが、真面目な話し…ネットに収まらなくてバレたのだから、相当な型だったと思う!
11時になり、新井川渓谷から退渓することに。また急勾配を息を切らして登り、車で畑薙第一ダムを目指した。
沼平のゲートに車を置き、昼食+ビールで一服。
午後からの林道走破に向け、体力回復のためにも、しばし仮眠…。
いよいよ椹島へアタック!
[後編]
に続く! / 翌々週の尺アマゴ
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