Fishing Report >> 奥大井の渓魚と戯れる  [前編] >> [後編] >> [続編]
MTBで林道走破+幕営+自炊…。無謀な釣行プランの結果は?       2008年7月18日〜7月19日  Reported by Takuya Fujiwara 

午前中、幸運にも良型をキャッチでき、新井川渓谷での釣果は言うことなし!
さて、これからいよいよ椹島に向けて出発である。
午後1時。小雨は止まないが、これ以上の時間の猶予はないと思い、ザックを背負い、マウンテンバイクで林道を走り出すことに。

で、ここから約2時間半、ダートでアップダウンのある林道をひた走るのだが、(前編の)冒頭で述べた通り、120%の体力と根性に
かなりフォローしてもらわなければ、とてもじゃない…心が折れます。
小雨に濡れながら、必死の形相で椹島を目指す。
濃緑の木々に目をやったり、小鳥のさえずりに耳を傾けたりといった余裕はまったくなく、マラソンランナーの心境だった。


ようやく椹島に着いたのは午後3時半過ぎ。
荷を下ろし、テン場にテントを設営。その間に、缶ビールを3本!(ビールは椹島ロッジに売っている)旨すぎる♪
ここまで来れば、あとはまったり…。
明朝はどこのポイントに入ろうか…と考えながら、ルアーのフックを交換したり、のんびり自炊したり。
(といっても、アルファ米にレトルト丼だけどね!)


夕方からは空は晴れ上がり、夜には満天の星空が見えた。
しばし、俗世の憂いを忘れ、川のせせらぎを聞きながら、贅沢な時間を過ごした。

■ 7/19(土)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
早朝4時に起床。軽く食事をとり、釣りの支度を完了。さすがに山奥だけあって、朝は肌寒かった。
ここ数日間、小雨程度しか雨が降らなかったので、支流は渇水気味だろうと思い、まずは安全に、直近の本流に入ってみた。
ガレ場から崩落した大岩が、いい落ち込みや淵を形成している。
まずは、いつも通り、ツインクルをパイロットにして、良さげなポイントを探っていく。
すると、早々に、小さいけれどもきれいなアマゴが迎えてくれた。


その後はポツポツと同サイズをキャッチするが、瀬からは出なかったし、チェイスしてもターンしていくケースも多かった。

サカちゃんたちが、先週に引き続いて来ると言ってたので、9時(送迎バスの到着時刻)に一旦川から出て、椹島ロッジに向かう。
と、いました、いました。こんな山奥でサカちゃんズと再会!
とりあえず、再会を祝して?これからの好釣果を願って?昨日の私の尺アマゴを祝して?
もーう、何でもいいから乾杯だ!朝からエビスビールだ!(サカちゃん、ごちになりま した!)


それから3人で本流に入って、ゆっくり釣り上がった。
しかし、ちょうど梅雨明けしたその日は、グングン気温があがり、適水温を超える状況。
なほこ姉さんのフライにイワナが出たが、それ以外、思うように出ず。ルアーにチェイスはあってもバイトまで至らない。

結局、私はそこで時間切れ。
名残惜しさを感じながらも、1人でテン場に戻り、テントを撤収し、諸々の片づけをした。
サカちゃんたちは、これから1泊…。明日はもっといい釣りができるといいですな!

椹島に別れを告げ、そこからまた、マウンテンバイクで林道を激走。沼平のゲートまでは1時間半くらいで到着したかな?
途中の本流には、釣り人が結構入っていたし、聖沢や赤石沢の入渓地点にも、多くの車(許可車ばかりじゃなかったけど!)が停まっていた。

かなりハードな椹島釣行だったためか、帰路では「もうしばらくはいいや…」という心境だった。
が、今こうしてレポートを書いていたら、また行きたくなってる!(次回は、送迎バスを利用させてもらうと思うけどね!)
9月までに何回行けるかな? 次回は二軒小屋まで上がってみるか? 来年は4月から行かなきゃ。
楽しき思いはどんどんに広がってしまうよ…。


タックルufm STS-501Si + STELLA 1000S/ufm STS-56Si + STELLA 1000S
ラインVARIVAS Trout Advanced 3lb or 4lb
ルアーTACKLE HOUSE Twinkle mute./Bassday SugerMinnow 50S など

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