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Fishing Report
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初秋の山岳渓流釣行
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[後編]
秋風が心地よい南アルプス深部…シーズンの終盤は二軒小屋! 2009年9月12日〜9月13日 Reported by Sakae Hashimoto
去年は3回とも流れてしまった二軒小屋への釣行。
今年は8月初旬に行ったものの、2日間とも雨で増水、濁り、水温低下で撃沈。(晴れていた初日の1時間半だけ釣れました。)
リベンジとばかりに、1ヶ月後の9月初旬に、二軒小屋へかみさんと行ってきました。
■ 9月12日
週末が近くなるほどに天気予報は悪いほうへ進み、初日は曇りのち雨の予報。
今年は用意周到に計画を立てると裏目に出て、どうも雨が多いです。(8月の渓流合宿も雨だったな。荒天男復活?)
8時発のバスに乗り、9時半にロッジ到着。
この時はまだ曇りだったので、急いで受付、支度を済ませて、渇水状況の東俣を避け西俣へ向かいました。
ロッジを出発して間もなく予報通りに小雨が降り出し、前回の8月初旬が思い出され嫌〜な予感。
分岐点を過ぎると崩落箇所が現れたので、ロッジスタッフのアドバイス通りに手前から入渓。
下から見上げると結構な規模の崩落で、釣りでなかったらこんな危険な所を歩かないなと思いました。
(二軒小屋に到着)
(水色はまずまず)
ちょっと肌寒い感じはしたものの、雨で活性が上がったと思いきや反応は激シブ。
夏休みからのプレッシャーと減水、水温低下(?)が原因なのか、出てくるのは20cm以下ばかり。
コンビにおにぎりを食べながら頑張ってみたのですが、次第に雨脚が強くなりロッジへ撤収。
(崩落現場、怖〜)
(君じゃなくて)
夕食までの間に濡れた装備を干し、入浴を済ませてから暖炉の燈った夕食へ。
椹島と比較して料金が高めなだけあって、料理はちょっと豪華です。
(暖炉っていいですね)
(シェフが説明してくれます)
食事の後は翌日の準備をするつもりだったのですが、睡眠不足と日頃の運動不足のせいで20時には夢の中でした。
でも、夕食後から降り出した豪雨に何度か起きてしまうほどでした。(山に登った人たちは、嵐のため引き返すほど酷かったらしいです。)
■ 9月13日
昨晩の雨は止み、ところどころに晴れ間が見えるほどに天候は回復。
時間が合わないため、夜のうちに受け取ったおむすびを食べて5時半に出発。
前日に仕入れた情報を元に、2日目は空いていると予想される東俣に入渓。
入りにくそうな箇所を選んで入ってみたものの、30分ほどで入渓が楽な場所に出てしまい選択ミス。
再度林道に上がり場所変えをと考えたのだが、頭上の林道を2人の釣り人が通過。
しかたなく釣り上がってみたが、前日と同様に渋い状況なのでロッジ方面へ戻る事に。
途中で入渓しようと思うと、下から話し声が。
9月ともなると山奥も石津に近い状況で、奥だからと言ってパラダイスが待ち受けているとは限りません。
帰りの時間が迫る中、竿抜けポイントを探しましたが、出てくるのはかわいいサイズばかりで、玉砕に限りなく近い貧果でした。
(天高く・・・)
(ビールとカップ麺で反省会)
今回も釣果には恵まれませんでしたが、いろんな人に会えて楽しかったです。
でも、去年に引き続き、またしても忘れ物をしてしまいました。今回はウェーディングシューズ×2足です。
去年はチャリで受け取りに行きましたが、今年は遠いので送ってもらうことにしました。往復55キロのチャリは遠すぎます。
(帰りはのんびり温泉)
(こんなのは一生無理です)
今期の渓流はこれで終わる予定ですが、混むのを覚悟でまた行ってしまいそうです。
《番外編》
今年は全く釣れなかった訳じゃありません。
土日の仕事が急にキャンセルになり、週末の金曜日の夜に決めると釣れたような?
(竿抜けの尺イワナ)
(秋模様の泣き釈)
最後に、ロッジのみなさんありがとうございました。
来年はもっと早い時期に行きますのでよろしくお願いします。
タックル:R.L.Winston WT3 803 + Islander IR1 Sage SLT 373-3 + Sage 3100
…そして案の定、サカちゃんはこれを今期最後の釣行にできず、またもや渓を目指すのであった。(笑)
【後編】
に続く!
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