3月時点の通算成績
3月例会対戦結果

<正棋会通信>
 正棋会3月例会が、3月7日(土)に東淀川区民会館で行われました。結果は以下のとおりです。

 A1 5勝  星田雅弘  小林誠
    4勝  藤原結樹  山下数毅  木村亮汰
                 参加人数16名
 A2 4勝  藤田貴史  山田明純
        田中叡   畑賢治
                 参加人数23名
 B1 4勝  斉藤光夫     参加人数 6名
           (敬称略) 参加総数45名

 次回の正棋会は4月4日(土)に9時半~受付、10時開始予定で同所にて行われます。




 いまや全世界に広がっているウイルス猛威の中で正棋会3月の例会がいつものように行われました。
正棋会ホームページで事前にマスク着用をご案内していたのでほとんどの方々が着用していただき、誠にありがとうございます。
そして参加者はなんと信じられない新入会員3名を含む45名でした。

 朝の挨拶では野山会長から『まずはマスク着用、手荒い等衛生に気をつけて。』でした。
正棋会会員皆様方の健康を第一に配慮した一声です。
また『正棋会は50年の歴史の中でも中止や延期にしたことがありません』
という、どのような事態でも屈しない信念は正棋会伝統の重さを感じます。

 中拓海さんの2月から『芦屋将棋サロン』オープンに引き続き、木村秀利さんから『かなきち将棋道場』を3月20日(金)からオープンする事と
3月末に団体戦大会等を行うご案内がありました。

 そしてなんといきなりの折田翔吾新四段の登場がありました。
先月2月25日(火)プロ試験で今現在渡辺明棋王にタイトル挑戦中の本田奎五段プロに勝利してでの驚きのプロ誕生でした。
ご挨拶もして頂き、大きな拍手の中で思うことは折田翔吾新四段のアマチュア交流を大事にされるお気持ちに感動いたします。
ありがとうございました。

 新入会員紹介後、2月11日(火)に行われた大阪府支部大会で大阪正棋会支部はシニアで藤岡章彦さんが優勝した事を筆頭に名人戦、団体戦に入賞したことをご報告しました。
また、2月25日(火)いきなりの『しきつ囲碁将棋サロン』がオープンした事もご報告いたしました。

 そしてシーンと静まり返った中、5局指しの対局がスタートしました。
今回から小生も参加しましたが、マスク着用でメガネが曇るためメガネを外しての対局でしたが、2局目で成っている飛車をまたひっくり返しての反則をしてしまいました。
まさに自分でも初めてのびっくりするようなアクシデントでしたが、とっさに起こった感情の起伏が悔しさも交えて自分で自分を笑うことができます。
ひとつの将棋の中で一手一手が日常の普通の生活では起こりえない感情の起伏に将棋の面白さを感じます。
5月にはアマレンのR選手権が三重県四日市で有りますが、どしどし挑戦して将棋の面白さをご堪能下さい。
(石川由男)

 今月のA1級から熱戦譜を紹介します。星田雅弘さんと酒匂景大さんの一戦です。

【図は☗4五香打まで】


 図以下51桂、32歩、同金、81馬、同銀、63香成以下先手が寄せ切りました。
 32歩には26角と攻め合ってどうだったか、というところでした。
(野山知敬)