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RealVideoEncoderの使い方について
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ここでは、Macintoshでの音声データの作り方と、Mac版のリアルビデオエンコーダーの使い方について説明します。リアルビデオエンコーダーのダウンロードの方法についてはここをクリックしてください。なお、ここではReal Video Encoder 5.0の使い方を説明しますので、RealEncoder 2.01をお使いの場合とは異なります。御了承ください。また、あなたがiMacなどのG3マシンや、メモリーが32MB以上でクロックが150MHz以上のPowerPCをお使いなら、リアルプロデューサーをお試しください。
(1)音声データを作成する
アップルメニューからSimpleSoundを選んで起動します。次のような窓が開きます。
つぎに、ファイルメニューから「新規」を選ぶと、下のような録音窓が表示されます。ここで、録音ボタンを押して音声を録音します。完了したら、図のように保存ボタンをクリックし、適当な場所にファイルを作成します。
(2)RealVideoEncoderを起動する
RVEncoderのアイコンをダブルクリックします。初めて起動する場合にはユーザー登録の画面が出ますから、電子メールアドレスなどを入れてSendボタンを押します。これによって、ネットワーク経由でユーザー登録されるようです。
(3)タイトルや音声圧縮の仕方を決める
起動すると次のような窓が表示されます。ここで、左の「Properties」でデータのタイトル(Title)と、作成者名(Author)を入力します。次に、右の「Templates」のところで、データの圧縮の仕方を指定します。音声なら、この図のように「Audio 28.8, Voice」を選ぶと良いでしょう。ここで、28.8は28.8kbpsのモデムでも受信できるくらいの大きさにするということです。
(4)入出力ファイルを設定する
Fileメニューから、「Open Session」を選びます。すると、次のような窓が表示されます。
ここで、左の「Source」のところで、「Add」ボタンをクリックし、(1)で作成した音声データを開きます。正しく設定されると、右隣の窓にファイル名が入ります。
つぎに、右の「Distination」のところで、「Select」ボタンをクリックして、作成するRealAudioデータの名前と、フォルダーを設定します。
ここで、出力データ名の最後に.rmを入れておきましょう。後でWindowsを使っている人に送るときに問題が起きません。
以上の設定が終わったら、「OK」ボタンをクリックします。
(4)データ変換開始
最初の窓が表示されたら、右下の「Start」ボタンをクリックします。
正しく設定されていれば、下の図のように変換する過程が表示されます。
最後に、完了しましたという表示が出れば変換終了です。
(5)データの確認
RealAudioデータが作成されていれば、下の図のように新しいファイルが作成されているはずです。図の左がSimpleSoundで作成したデータ。右が、RVEncoderで変換されたデータです。
変換されたファイルのアイコンをダブルクリックすると、RealPlayerが起動して音声を確認することができます。このファイルは、電子メールなどに添付して送ると、相手がWindowsユーザーであっても再生することができます。
以上、リアルビデオエンコーダーを使った、音声データの作成と変換方法を説明しました。リアルビデオエンコーダーのダウンロードの仕方については、こちらのページを参照してください。
1998.09.08作成
1998.09.25更新